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■翻訳依頼・英語添削サービスとは
翻訳依頼・英語添削サービスとは、名称のとおり何らかの文章や音声などを翻訳したり、翻訳したものを添削したりしてくれるサービスです。外国語の情報を日本語にするだけでなく、日本語の情報を外国語に翻訳するサービスもあります。
以前は、映画やテレビ番組、書籍、ビジネスメールなどを翻訳するサービスが主流でした。昨今では、YouTube動画につける字幕や音声を翻訳していくサービスも多くあります。SNSの普及によって、翻訳サービスを活用する幅も広がっているのです。
翻訳システムやAIの発展によって、人が翻訳する必要がない場面も増えています。しかし、同時通訳や専門知識を要する場面、大企業のコンテンツなどにおいては、精度や文化的配慮などの観点から、まだまだ翻訳家によるサービスが欠かせないのが現状です。
■翻訳依頼・英語添削が必要となるシーン
翻訳依頼・英語添削が必要となるシーンとしては、論文発表、プレゼンテーション、ネット広告、動画字幕などがあります。また、訪日外国人が多く来店するお店では、メニュー表や値札などを作成するのに翻訳依頼・英語添削を利用するケースも多くあります。以下では、翻訳依頼・英語添削が必要となるシーンを6つご紹介します。
学術論文
翻訳家による翻訳依頼・英語添削サービスが必要になる場面として、学術論文の作成・発表があげられます。科学や医療において特に社会的貢献度が高い論文は、英語で発表する必要があります。海外の専門機関において認められれば、さまざまな分野で研究結果を活用してもらえるためです。
学術論文を外国語で発表するためには、正しく自然な文章を書かなくてはなりません。どんな言語であっても、文法の間違いが散見されたり、専門用語が正しく使えていなかったりすれば、論文の印象が悪くなってしまいます。学術論文は、特性の分野に強い翻訳家に、翻訳を依頼する場面が多いです。
プレゼンテーション
プレゼンテーションも、翻訳依頼・英語添削サービスを必要とするシーンのひとつです。例えば外国語でプレゼンテーションする場合には、パワーポイントやPDF資料、原稿などを翻訳する必要があります。
プレゼンテーション資料も学術論文と同様に、正しく自然な文章である必要があります。
例えば、社外提案でプレゼン資料内の文章が整っていなかったり通貨の単位を間違えていたりしたら、ビジネス相手を不安にさせてしまいます。
このようなビジネス上の不安を取り除くためにも、プレゼンテーションにおいて翻訳依頼・英語添削サービスを必要とするケースも少なくありません。
広告文
昨今はネット広告が普及してきたため、外国向けに広告を出稿したいと考える企業も少なくありません。ゲームや電子書籍、アニメなどのコンテンツを広めるために、翻訳依頼・英語添削サービスを利用してSNS広告を運用するケースも多くあります。
翻訳依頼・英語添削サービスを利用すれば、正しい文章を作成できるのはもちろん、文化的な背景や、現地の人しか分からないような細かいニュアンスに配慮した広告文を作成できます。
動画翻訳
YouTubeに外国語の字幕を付けるために、翻訳依頼・英語添削サービスを利用する人も非常に多くなっています。動画字幕を作成する専門のサービスもあるほどです。日本人だけよりも、英語や中国語などを母国語とする人にも楽しんでもらえたほうが、再生数や登録者数が伸びやすいためです。
一部のYouTubeチャンネルでは、テスト的に吹き替え音声機能が実装されています。事前に別言語での音声収録を行い、視聴者の言語設定に合わせて、音声を提供できる機能です。『Mr.Beast』のように一部の限られたチャンネルのみですが、今後より多くのチャンネルに実装された場合は、翻訳サービスの必要性がさらに高まります。
メニュー作成
訪日外国人が多く訪れるレストランでは、さまざまな言語に対応したメニュー表を作成するために翻訳依頼・英語添削サービスを必要とするケースが多いです。店員全員が外国語で話すことができなくても、メニュー表さえ対応しておけば注文を受けられます。
昨今では、電子タブレットから注文するシステムを導入している店舗も多くあります。注文システムは、多言語設定に対応しているものも少なくありません。翻訳さえあれば設定すること自体は簡単になっています。
翻訳依頼・英語添削サービスを用いて外国人観光客に対応している店舗は増えてきています。
多言語サイト
多言語サイトを作成するために、翻訳依頼・英語添削サービスを活用する事例もあります。英語や日本語、中国語、スペイン語、ドイツ語などさまざまな言語で表示できるように設定しているのが、多言語サイトです。
海外の通販サイトや有名ブランドサイトでは、言語を選択できるようになっているものも多くあります。
昨今はブラウザの翻訳機能も向上しているため、多言語サイトは必要ないと思うかもしれません。しかし、商品名やサービス名、細かなニュアンスなどを正確に翻訳するためには、まだまだ人力の翻訳が必要です。
■翻訳依頼・英語添削を依頼する際の必要な準備
翻訳依頼・英語添削サービスを依頼する際には、いくつかの準備をしなくてはなりません。ただ丸投げするだけだと、思ったような翻訳にならないことも少なくないため、注意が必要です。以下では、翻訳依頼・英語添削サービスを依頼する際に必要な準備を3つ紹介します。
明確な依頼要件
まずは、以下の基本要件をまとめておきましょう。
・翻訳の目的・利用シーン
・翻訳文の内容
・翻訳元言語と翻訳先言語
目的や利用シーンが決まっていないと、翻訳に迷ってしまう可能性が高まります。カジュアルな表現良いのか、フォーマルな文章が良いのかといった点が掴めないためです。シーンや目的がほんの少し変わるだけで、どのようなニュアンスが適切かは異なってきます。
翻訳家が迷い無くスムーズに作業するために、依頼する目的、翻訳する内容、利用シーン、翻訳言語などはしっかりとまとめておきましょう。
依頼する際の文章・テキスト
依頼する際の文章がまとまっていないと、作業を始められません。WordやPDFファイルにまとめ、翻訳作業が行いやすいようにしておきましょう。翻訳を依頼するうえで、最低限のマナーです。
文章がない事例として、よくあるのが「この動画を翻訳して字幕にしてほしい」といったものです。音声情報を翻訳して字幕にする場合、場合によってはテープ起こし的な作業が必要になります。文章を翻訳するのと音声を翻訳するのでは、作業工程や相場が異なります。
動画の音声を翻訳して字幕化してほしい場合は、事前にテープ起こしが必要かどうか相談するようにしましょう。
ガイドライン・参考資料も添付する
ガイドラインやマニュアルがあれば、必ず添付してください。何も規定がないと、納品物の内容にブレが生じてしまいます。具体的には、文章の言葉遣いやカジュアルさ、表記などがばらついてしまいます。
これまでに翻訳してもらったテキストや、制作物などがあれば、あわせて共有しましょう。どういった文章を制作すればよいかが伝わりやすいです。
翻訳家の作業をしやすくするために、トンマナ表は作成しておくとよいです。トンマナは「トーン&マナー」の略で、表記に関するルールをまとめたものです。日本語訳であれば文末(です・ます、だ・である等)や、漢字の閉じ開き(上で→うえで等)などを一覧化しておくと、表記のばらつきを防げます。
■翻訳依頼・英語添削を依頼する際に確認すべき事項
翻訳依頼・英語添削サービスを依頼する際には、事前に確認するべきポイントがいくつかあります。求めるレベルやコンテンツの内容によって、依頼内容も大きく異なってくるためです。以下では、翻訳依頼・英語添削サービスを依頼する際に確認しておくべき事項を3つ紹介します。
①地域差があるかどうか
まず注意したいのが、言語に地域差があるかどうかです。同じ言語であっても、地域によって若干の違いがあるケースがあります。有名なのは、アメリカ英語とイギリス英語です。発音だけでなく、スペルや表現が異なる場合もあります。
また、スイスのように多言語が混ざり合っている国もあります。スイスは多言語国家で、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ロマンシュ語で話す人が地域ごとに別れている国です。
使用する地域によって言語が異なるので、本当に必要な言語が何か必ずチェックしておきましょう。
②現地の人のチェックが必要かどうか
求めるクオリティによってはネイティブチェックが必要なケースもあります。その言語を母国語とする人にチェックしてもらう場合、工数が増えて必要になる日数が長くなるほか、予算も高額になってきます。
ネイティブチェックを利用するメリットは、ネイティブの人が読んでも違和感がない自然な文章を作成してもらえる点です。また、日本ではOKでも海外では文化的にNGな表現に気付いて、トラブルを回避できるといったメリットもあります。プレゼンテーションや広告などでは、必要になるケースも少なくありません。納品までに待てる日数や予算を鑑みながら、慎重に検討しましょう。
③翻訳証明書が必要かどうか
翻訳証明書が必要かどうかも、社内で必ず確認しましょう。翻訳証明書とは、本人とは利害関係がない翻訳家が、客観的かつ正しく翻訳したことを証明する書類です。公的機関や金融機関などに申請する書類を作成する際に、あわせて提出が求められます。翻訳証明書が必要になるケースには、以下のような場面があります。
翻訳証明書が必要になるケース
- ・就労、滞在、留学、移住に関する申請
- ・法人設立
- ・ビザの申請
- ・国際結婚や離婚に関する申請
企業が必要とする場面としては、法人設立が該当します。日本国外で法人を設立する場合には、翻訳証明書が必要になる可能性が高いのでご注意ください。
■翻訳の依頼先を選ぶ際のポイント
翻訳依頼・英語添削サービスを依頼する際には、希望に合ったものを納品してもらうためのポイントがいくつかあります。ポイントを知らないと、想定と異なる納品物になってしまったり、スケジュールが伸びてしまったりするので注意が必要です。以下では、翻訳の依頼先を選ぶ際のポイントを3つご紹介します。
①依頼先の対応可能な言語
依頼先が依頼したい言語に対応しているかは、必ず確認しておくべきポイントです。ひとくちに翻訳といっても、さまざまな言語があります。英語や中国語だけでなく、昨今は韓国語の翻訳を必要とする場面も増えてきています。また、さまざまな言語で翻訳してほしいケースも多いかと思います。
アラビア語やタイ語のように比較的マイナーな言語だと、対応していない翻訳サービスも少なくありません。マルチ対応してほしいのに、複数の翻訳サービスを利用しなくてはいけない事態になる可能性もあります。スムーズに作業を進めるために、対応している言語は必ず確認してください。
②スキル・実績が適切かどうか
翻訳家のスキルや実績も、必ず確認しておきましょう。翻訳家にもいろいろなレベルの人がいます。フリーの翻訳家であれば、TOEICで高得点を取れるレベルの人から、翻訳家の資格を取得している人までさまざまです。
案件の規模によっては、有資格者を起用しないといけない場面もあります。特に、専門知識を必要とする医学系や金融系などの翻訳においては、JTFのほんやく検定を取得していたり、留学経験があったりする翻訳家を起用するのが無難です。
スキルや実績を確認しておけば、期待通りの制作物を納品してもらえます。ただし、レベルの高い翻訳家は料金も高くなるので、予算に応じて検討してください。
③納期に対応できるかどうか
納期に対応できるかどうかも、重要なチェックポイントです。翻訳は、内容やレベルによって納期が大きく異なります。特に、ダブルチェックが必要になる案件は、ある程度の日数がかかります。
あらかじめ依頼先とミーティングを行って、どのくらい納期を調整できるか相談しておくのがおすすめです。翻訳サービスによっては、特急料金を設定している場合もあります。すぐに翻訳してほしい場合は、納期を短縮してもらえるオプションも利用して対応するのがおすすめです。
ただし、無理に納期を縮めようとすると、制作物のクオリティも下がってしまいます。場合によっては、依頼先と信頼関係を築きにくくなってしまいます。密にコミュニケーションをとって、無理のない範囲で調整してください。
■翻訳をランサーズで依頼する方法
翻訳依頼・英語添削を依頼する場合には、ランサーズを利用するのがおすすめです。ランサーズは、依頼主と受注者(ランサー)をマッチングするサービスを展開しています。さまざまな分野のプロに即日依頼ができるので、どこに依頼すれば良いか分からない方におすすめできます。
ランサーズを利用して翻訳を依頼する方法には「出品パッケージからの依頼」や「ランサーへの直接依頼」「案件の掲載」などがあります。以下では、初心者の方にもおすすめな、出品パッケージを利用した依頼方法について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
出品パッケージを探す
出品パッケージとは、ランサーが「こんなお仕事に対応できます」とスキルを出品できるサービスです。どんな依頼をどのくらいの予算で、どの程度の納期で対応してもらえるかが明記されているので、初めてランサーズを利用する方にもおすすめできるサービスとなっています。
出品パッケージを探す際は、まずトップページ上部の「パッケージを探す」を選択しましょう。翻訳の場合は「ライティング・翻訳」のなかにある「翻訳」を選択してください。画面左側の絞り込み検索から、言語や予算などを入力し、出品パッケージを探してみましょう。パッケージを探す際は、ランサーの実績や評価も確認してください。
無料見積もり相談
最適な出品パッケージが見つかったら、無料見積もり相談をしてみましょう。出品パッケージの画面にある「ベーシック・スタンダード・プレミアム」から適したものを選択し「スポット・3ヶ月継続・6ヶ月継続」を選択したうえで「まずは相談してみる(無料)」をクリックしてください。
無料見積もり相談では、オプションや希望納期、業種、依頼の詳細などを入力していきます。文字数や音声データの尺、翻訳する言語、用途などを細かく記載しておくようにしておきましょう。なお、文字数がまだ分からずオプションを選択しにくい場合は、おおよそのボリュームを詳細欄に記入して相談するのがおすすめです。
発注
無料見積もり相談をして、擦り合わせができたら発注しましょう。発注手続きをした際にまず行うのが「仮払い」です。仮払いでは、依頼主が支払った依頼料をランサーズが一時預かりし、無事に納品が済んだらランサー側に依頼料が支払われます。仮払いされないと業務を始められないので、支払う料金はあらかじめ準備しておきましょう。
なお、発注手続きが完了してからも、レギュレーションやマニュアルなどについて細かいヒアリングがあります。連絡の見落としがないように、サイトを定期的にチェックするか、メール通知やアプリ通知をオンにしておくのがおすすめです。
確認・納品
翻訳したデータが提出されたらチェックしましょう。正しい文章になっているかはもちろん、企業の雰囲気にそぐわない表現(カジュアルすぎる、硬すぎるなど)がないか、文章量は適切かなど、細かくチェックをしてください。可能であれば、複数人でチェックをするとミスを見逃しにくくなります。問題があれば、修正点を伝えてなおしてもらいましょう。
問題がなければ、納品手続きをしてもらい、検収完了の手続きをして依頼は終了です。今後も依頼をする可能性があるので、しっかりと感謝を述べてから終了するとよいです。
■一般的な翻訳会社へ「翻訳」を依頼した際の料金相場
翻訳を業者に外注する場合、言語や分野によって費用が異なってきます。
言語による費用の違いで言えば、翻訳家の多い英語よりも翻訳家の少ないフランス語の方が高くなります。
例えば、より専門性の高い言葉を扱う医療や法律関連の分野は比較的高めの相場になります。
また、日本語から外国語に翻訳するのか、外国語や日本語に翻訳するかによっても料金が変わり、基本的には後者の方が料金が高くなります。
企業 | 内容 | 価格 |
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日本語⇒英語 | IT関連 | 13円〜(原文1文字) |
日本語⇒英語 | 医療関連 | 15円〜(原文1文字) |
日本語⇒フランス語 | IT関連 | 19円〜(原文1文字) |
日本語⇒フランス語 | 医療関連 | 25円〜(原文1文字) |
日本語⇒英語 | - | 16円〜(原文1文字) |
英語⇒日本語 | - | 22円〜(原文1単語) |
日本語⇔中国語(簡体字・繁体字) | - | 12円〜(原文1文字) |
日本語⇒スペイン語 | - | 22円〜(原文1文字) |
スペイン語⇒日本語 | - | 30円〜(原文1単語) |
※大凡の価格を表示しています。実際の料金は依頼内容や会社によって異なります。
※こちらで記載している金額はランサーズ上の依頼金額ではありません。
※当社調べの「一般的な制作会社や企業に依頼した際の目安の依頼料金」となります。