【徹底比較!】フリーランスにおすすめのクレジットカード12選!
目次
フリーランスにおすすめのクレジットカードの特徴7つ
フリーランスにおすすめするクレジットカードの特徴は、以下の7点です。
- 利用限度額が大きいこと
- 維持コストに見合うメリットがあること
- 車を使う場合ETCカードが作れること
- 必要な枚数分の追加カードが作れること
- 支払方法のバリエーション
- ポイント還元率が高いこと
- 会計ソフトとデータ連携できること
これらの条件をすべて満たす必要はありませんが、自分が重視したい特徴を備えているカードを選びましょう。
利用限度額が大きいこと
利用限度額は、大きければ大きいほど使い勝手が良くなります。
利用限度額は、常に満額使えるわけではありません。
毎月支払う家賃や備品、交通費などをクレジットカードで支払う場合、毎月の必要経費の2倍以上の利用限度額が必要です。
毎月カードで支払う経費が50万円ある場合、利用限度額は100万円以上。
仕入れなどで毎月支払う必要経費が100万円必要な場合は、利用限度額200万円以上のカードを選びましょう。
また、カードの利用限度額が少なめでも、事前に電話連絡することで一時的な増枠が可能なカードもありますので、事前に確認しておきましょう。
維持コストに見合うメリットがあること
維持コストとは、カードの維持にかかる年会費やETCカードの年会費、家族カードの年会費を含むコストです。
年会費はできる限り少額な方がいいですが、高い年会費でも付帯サービスの利用で元が取れるカードもあります。
そのため、維持コストに見合うメリットがあるかどうかという観点でチェックしましょう。
車を使う場合ETCカードが作れること
起業後の仕事で車を利用する場合は、ETCカードが作れるかどうか、ETCカードの年会費はいくらかどうかも確認しましょう。
フリーランスの場合通常は1人で働きます。
しかし複数人で車を使うことを検討している場合は、ETCカードも1枚だけでなく複数枚作成できるカードを選ぶ必要があります。
必要な枚数分の追加カードが作れること
事業向けのクレジットカードは、ビジネスカードや法人カードと呼ばれます。
フリーランスでも2人以上で組んで働く場合などは、法人カードの追加カードが作れると便利です。
個人向けのクレジットカードの場合、家族カードしか発行できないので要注意です。
法人カードの追加カードを発行できれば、経費の支払いはすべて追加カードを使ってもらうことで、事業支出を漏れなく把握できます。
個人事業主向けのクレジットカードの中には、追加カードが作れないものもあるため必ず確認しておきましょう。
支払方法のバリエーション
事業用として提供されているクレジットカードは、支払方法として翌月一括払いしか用意されていないのが一般的です。
しかし、個人事業者向けのクレジットカードの中には、個人向けのクレジットカードと同じく支払方法の種類が多く用意されているケースもあります。
リボ払いのように、支払方法によっては利息の負担がかかるためがデメリットにもなりますが、支払いに困った場合には選択肢が多い方が助かります。
ポイント還元率が高いこと
普通にクレジットカードを選ぶときと同様、ポイント還元率は高い方がおすすめです。
経費の支払いで出費が多い仕事をする場合は、ポイント還元率の高いカードを使うことでポイントが貯まり、経費の節減に役立てられます。
年間利用額によってポイント還元率が高くなるクレジットカードもあるので、通常のポイント還元率だけでなくポイント還元制度自体を確認しましょう。
会計ソフトとデータ連携できること
フリーランスが事業専用のクレジットカードを所持するメリットのひとつは、会計処理が簡単になる点が挙げられます。
利用する会計ソフトにクレジットカードと銀行口座のデータを取り込むと、仕訳まで済んだ形で自動的にデータを各帳票に反映させることができます。
いちいち手入力する必要もなく入力ミスもないので、特に1人で仕事をしている場合はとても便利です。
ほとんどのクレジットカードは会計ソフトと連携できますが、念のため自分の使用する会計ソフトにエラン他クレジットカードのデータが取り込めるかどうかを確認しましょう。
フリーランスにおすすめのクレジットカード12枚を比較!
ここ以降は、フリーランスにおすすめのクレジットカードを12枚紹介します。
年会費、ポイント還元率、利用限度額、追加カード、支払方法について比較しやすいようまとめました。
カード名 | 年会費 (税込) | 利用限度額 | 追加カード | ポイント還元率 | 翌月一括払い以外の支払方法 |
---|---|---|---|---|---|
FreCa | 無料 | 個別に設定 | なし | なし | あり |
Pe-BANKVISAカード | 無料 | 50万円 | なし | 記載なし | 記載なし |
テックビズカード | 2,200円 初年度無料 | 300万円 | ETCカード メンバーカード:最大3名 | 最大1.1% | あり |
楽天ビジネスカード | 11,000円 + 2,200円 | 300万円 (楽天プレミアムカードと合算) | ETCカード | 1.0% | あり |
ACマスターカード | 無料 | 300万円 | 記載なし | 0.25% (自動でキャッシュバック) | 35日ごとの支払・毎月支払(口座振替・口座振替以外) |
ライフカードビジネスライト | 無料 | 500万円 | ETCカード1枚(無料) | なし | あり |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード | 34,100円 | 一律の定めなし | 追加カード ETCカード | 1.0% | あり |
三井住友ビジネスカードforOwnersゴールド | 11,000円初年度無料 | 300万円 | 追加カード ETCカード | 0.50%~2.50% | あり |
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 1,100円 | 一律の定めなし | 追加カード4枚(無料) ETCカード5枚(無料) | 0.5%~2.0% | あり |
JCB法人ゴールドカード | 11,000円 | 250万円 | 追加カード ETCカード | 0.47%~1.49% | あり |
オリコ EX Gold for Biz S | 2,200円 初年度無料 | 300万円 | ETCカード | 0.6%~1.2% | あり |
NTTファイナンス Bizカードfor owners | 無料 | 記載なし | 使用者カード ETCカード | 1% | あり |
それぞれのカードを特徴の違いによって2枚ずつピックアップして、その特徴について説明します。
フリーランスに魅力ある付帯サービスのあるクレジットカード2選
フリーランスにとってメリットの多い特典を提供しているクレジットカードとして「FreCa」と「Pe-BANKVISAカード}を紹介します。
どちらも、フリーランスに嬉しい特典があり、年会費は無料で維持コストもかかりません。
FreCa
フリーランスにとって使いやすい特典が特徴的な「FreCa」。
ランサーズと新生銀行が提供するクレジットカードです。
FreCaでは、ランサーズの主催するミートアップやセミナーの参加費が無料となる特典や、コワーキングスペースの無料利用など、フリーランスに嬉しい特典を用意。
さらに、自分で欲しいと思った付帯サービスを提案することも特徴的です。
フリーランス向けの申込内容記載例もあり、スムーズに申し込みができるようになっています。
Pe-BANKVISAカード
Pe-BANKのプロエンジニアのみが申し込めるクレジットカード。
年会費無料で、レアジョブオンライン英会話やオライリーの書籍購入などに利用することで、通常の10倍ポイントが付与される点が大きな特徴です。
利用限度額は50万円以内と少なめですので、毎月の必要経費が25万円以内で収まるかどうかを確認してから申し込むといいでしょう。
ポイント還元率の高いフリーランスにおすすめのクレジットカード2選
ポイント還元率の高いクレジットカードは、還元されたポイントを利用することで経費節減ができるため、重視したい点です。
クレジットカードのポイント還元率は低いもので0.5%、高いもので1.0%以上となります。
ご紹介する「テックビズカード」と「楽天ビジネスカード」は、どちらもポイント還元率1.0%以上と高いカードえす。
テックビズカード
テックビズカードは、IT系のフリーランス向けに提供されているクレジットカードです。
利用限度額が300万円とゴールドカードなみで余裕があり、ポイント還元率も最大1.1%と高く魅力があります。
また、IT系フリーランスにとって嬉しい記帳・確定申告代行サービス、コワーキングスペース、電子契約サービスを割引価格で利用できる特典が充実。
IT系フリーランスで利用限度額に余裕を持たせたいという人におすすめのクレジットカードです。
楽天ビジネスカード
楽天ビジネスカードは、他のクレジットカードとは違い少々特殊で、楽天プレミアムカードの追加カードとして発行します。
そのため、年会費は楽天プレミアムカードが11,000円、楽天ビジネスカードが2,200円で、合計13,200円必要になる点には注意が必要です。
ポイント還元率は通常1.0%ですが、楽天市場や楽天トラベルで支払に利用すると、通常ポイントに加えて4倍分の期間限定ポイントが付与されます。
上手に楽天グループで必要な備品などを購入することで、ポイントが非常に貯めやすい点が楽天ビジネスカードの魅力です。
利用限度額は300万円ですが、楽天プレミアムカードと合算である点にも注意してください。
年会費無料でフリーランスにおすすめのクレジットカード2選
年会費無料のクレジットカードは、維持コストがかからない点が魅力です。
独立したばかりでクレジットカードの年会費も惜しい時期には、特に重視したい特徴でしょう。
ここでは、年会費無料のクレジットカードとして「ACマスターカード」「ライフカードビジネスライト」を紹介します。
どちらも消費者金融系のクレジットカードということもあり、発行スピードが非常に早い点も魅力です。
ACマスターカード
ACマスターカードは、クレジットカード機能に加えてカードローン機能がある点が大きな特徴です。
年会費無料でクレジットカードとしては利用限度額300万円、カードローンと合わせると合計800万円まで利用できます。
カード発行にむじんくん(自動契約機)を利用すると、最短即日で発行可能です。
急ぎでクレジットカードを作りたい場合や、利用限度額に余裕のあるクレジットカードが欲しい場合におすすめします。
ライフカードビジネスライト
ライフカードビジネスライトは、利用限度額が500万円で年会費は無料、ETCカードも作成できるクレジットカードです。
ただし、利用限度額を200万円以上に設定する場合は、本人確認書類に加えて2期分の確定申告書を鄭州する必要があります。
確実に本カードを発行したい場合は、利用限度額を200万円以内にして申し込みましょう。
キャッシング枠やポイント還元はありません。
基本の機能が充実していて維持コストがかからないクレジットカードを探している人におすすめのカードです。
利用限度額が大きくフリーランスにおすすめのクレジットカード2選
利用限度額が大きく設定されているクレジットカードは、利用限度枠が上限に達してしまって固定費が支払えなくなる、というトラブルを回避しやすい点が大きな特徴です。
ここで紹介するクレジットカードは、利用限度額の面で利用しやすくおすすめします。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード
あらゆる支払いを1枚に集約したい場合に便利な「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード」。
一律の利用限度額がなく、設備投資費や広告宣伝費などで高額の利用があることが分かっている場合は、事前に電話にて相談することで柔軟に対応してもらえます。
ビジネスをサポートする特典も豊富ですが、年会費の高さはネックです。
海外出張が多く年会費以上の付帯サービスが受けられる人や、突発的な出費が多く利用限度額の柔軟な運用を希望している人にとっては使い勝手が良いでしょう。
三井住友ビジネスカードforOwnersゴールド
「三井住友ビジネスカードforOwnersゴールド」は、利用限度額が300万円あり、余裕をもって使えるクレジットカードです。
フリーランスとして1人で活動する場合は、これだけの利用限度額なら支払い関係で心配するような場面はあまりないでしょう。
ポイント還元率は通常0.5%と低めですが、大手コンビニやマクドナルドで使う場合はポイントが5倍に。
使う場面を考えるとポイントが貯まりやすくなる点も特徴のひとつです。
追加カードが作れるフリーランスにおすすめのクレジットカード2選
フリーランスの場合、1人で活動するケースが多いので、あまり追加カードはきにならないかもしれません。
ただし、何人かで組んで仕事をする場合は、追加カードが発行できると便利です。
「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」と「JCB法人カード」は、どちらも追加カードやETCカードを複数枚作れるためピックアップしました。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、追加カード 4名まで年会費・発行手数料無料で作れるクレジットカードです。
独立直後のフリーランスなら、追加カードが4枚もあれは十分でしょう。
ETCカードも年会費無料なので、自動車を利用する仕事をする場合にもおすすめです。
JCB法人カード
JCB法人カードは、本カードの発行枚数とは関係なく、ETCカードを自由に追加できるカードです。
ETCカードを多く追加しても、利用限度額の総枠は変わらないため、利用限度枠の運用には注意しなければなりません。
それでも、ETCカードを何枚でも発行可能なクレジットカードはあまりなく、自動車を使った仕事をする場合には検討したいカードです。
起業直後でも審査に通過しやすいクレジットカード2選
起業直後のフリーランスは、一般的にクレジットカードを作成しづらいと言われています。
ここで紹介するクレジットカードは、公式サイト内でも「フリーランスも作れる」などの記述が公式サイトにある点が特徴です。
ピックアップした「EX Gold for Biz S」と「NTTファイナンスBizレギュラーカード」は、起業直後でも作成しやすいクレジットカード。
それぞれの特徴を把握して、どちらを選ぶか検討しましょう。
オリコ EX Gold for Biz S
EX Gold for Biz Sは、EX Gold for Bizシリーズの中で個人事業向けに特化したクレジットカードです。
個人事業主に特化しているクレジットカードですので、フリーランスとしてまだ実績が浅い場合でも、比較的審査に通過しやすくなっています。
利用限度額も300万円までで余裕があり、ポイント還元率も最大1.2%と、持つメリットの多いクレジットカードです。
NTTファイナンス Bizカードfor owners
NTTファイナンスが提供しているビジネスカードのうち、「for owners」は個人事業主向けということが明確に記載されているカードです。
レギュラーカードは代表者カード・使用者カードともに年会費無料ですが、ETCカードは500円の年会費が必要な点には注意しましょう。
フリーランスがクレジットカードの審査を通過するコツ
フリーランスがクレジットカード審査を通過するコツについては「フリーランスでもクレジットカードは作れる?独立前に準備したいこと」に詳しく記載しているのでご確認ください。
フリーランスのための付帯サービスが魅力の「FreCa」
フリーランスにおすすめのクレジットカードを紹介しました。
どのクレジットカードも、フリーランスや個人事業主向けに提供されているため、一般的なクレジットカードと比べて作成しやすい点が特徴です。
ランサーズが運営に関わっている「FreCa」は、年会費が無料で持てるクレジットカード。
独立前にクレジットカード作成を忘れていたという方は、ぜひ経理処理の手間を削減するためにも申し込んでみてはいかがでしょうか。