【LOY 10th 記念記事】プレゼン力の応用の一例

【LOY 10th 記念記事】プレゼン力の応用の一例
ピッチやプレゼンを介して身につけた能力を用いて、講師として道を切り拓くという道も考えられます
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初めまして。堂本と申します。普段は翻訳や英語学習のコーチング、海外向けサービスのSEO などをLancers を通してお手伝いさせて頂いておりますが、ひょんなことからLancer of the year10周年のお手伝いもさせて頂くことになりました。具体的には、このLOY 10thというイベントの中で『ビジネスアイデアのピッチコンテスト』を開催することになり、これのお手伝いをさせて頂いております。

これまで、ピッチに関連して様々な技術やその必要性について解説してきました。しかしそうした技術は、ピッチやプレゼンに限って有効なものというわけではありません。その応用範囲は広く、様々な可能性がありますが、ここでは一例として『講師』としての応用を考えてみましょう。

今回の記事は、オンライン講座開設を総合支援する認定ランサー、里あやかさんの協賛を受けて作成しています。

 

自分の価値を棚卸しする

講師としてのキャリアを考える場合、まず検討するべきなのは『自分は何を教えられるのか』ということです。そしてこのとき、基本的に『何も教えられることがない』ということはほぼありませんが、本人はそのように感じてしまっているケースが多いものです。

そこで重要になるのが、自分の能力や提供できる価値の棚卸しです。そしてこの価値の棚卸しは、まさにピッチコンテストにおいてコアバリューを見つけるときの考え方を応用できる場面であると言えるでしょう。コアバリューが明らかであればピッチの方向性も自ずと決まったように、自分の能力を丁寧に洗い出していけば、どのような講座の講師になれるのかも自ずと分かってくるはずです。

 

講座のコース設定と教材作成

自分が何を教えられるのか(また、何を教えたいのか)を明らかにしたなら、次にそれをどのような講座としてまとめるかを考えましょう。そしてこのとき、ピッチをするために限られた時間の中に情報を詰め込んだ経験が活きるはずです。

ピッチをするときには、制限時間の中で情報を取捨選択しつつ、最も重要な情報を抽出することで濃度の濃いプレゼンを目指しました。その情報の取捨選択のノウハウを活かして、どのような順番で伝えることが望ましいかを考えてみましょう。その際、受講者をワクワクさせるような始まりにできればなお良さそうです。

そしてもちろん、講座をするときに何らかの教材(ハンドアウト)を提供したり、スライドを見せたりすることもあるでしょう。こうしたマテリアルを作成する場合にも、ピッチをするためのスライドを作成したノウハウが役に立つはずです。ビジュアルに訴えかけるような分かりやすいスライドは、講座という場でも同じように有効だからです。

 

プレゼンテーションとエンゲージメント

講師として講座をすることは、人前でメッセージを伝えることでもあります。それは一種のプレゼンであるとも言えるでしょう。そのときのパフォーマンス力や話し方、声の出し方、受講生とのコミュニケーションの取り方などは、オンライン・オフラインを問わず、ピッチをするときの舞台上の振る舞いの学びが役立つはずです。

特にいわゆるインタラクティブな講座は受講者の興味を引き続けることができ、また実際に受講者に何かに取り組んだり考えたりしてもらうことで学びを促進することもできます。そのようなエンゲージメントのさじ加減や振る舞いは、ピッチという場で鍛えた能力が存分に発揮される瞬間と言えます。

 

講師になるための道

このように、ピッチやプレゼンといったものを介して身につけた能力があれば、講師としてのキャリアを拓くことは決して不可能ではありません。しかし一方で、では講師として講座ができる場はどのように見つければ良いのか、という別の課題が生まれることもあります。

例えばコワーキングスペースやビジネスコミュニティなどに属している場合、そこで講師として活動することができる場合もあるでしょう。身近にそういったコミュニティがある場合、自分が講師として活躍できる可能性がないかチェックしてみても良いかもしれません。

あるいは、オンラインで講師として活動することもできます。例えばYouTubeで動画を作成したりすることもできますが、より受講者に寄り添って授業をしたい、あるいはクローズドに講座を開催したいということであれば、会員制サイトを作るというような方法もあるでしょう。

そういった理由で会員制サイトが必要な場合、今回の記事に協賛を頂いている里あやかさんのパッケージから相談するのも良いでしょう。このパッケージでは、サブスクにも対応した会員制サイトを作成し、それによって会員(例えば受講者)のみが特定のコンテンツにアクセスすることができるようになります。こうしたサイトを自分でゼロから作るのは大変に思えるものですが、それならいっそのこと、最初からプロに任せるというのもひとつの選択肢です。ただサイトを作るだけでなく、口座の開設や運営のすべての工程に対応することが可能であるため、講座運営のディレクションや企業研修を含めたサポートを受けられるのが魅力です。

里あやかさんのパッケージはこちらから

【執筆者】堂本秋次
https://www.lancers.jp/profile/AkitsuguDomoto
Lancer of the year 2016 / 2022W受賞
・メインでは翻訳家やSEOの専門家、英語学習の専門家としてお仕事を頂いております。
・メイン以外でもプロジェクト管理やSEOマネジメントなどのお仕事を頂いております。
・例えば上記の記事のような内容をそのままSEOワードを取り込んで英語で書くようなことも可能です。
YouTubeもやったりしています。

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