フリーランスでもクレジットカードは作れる?独立前に準備したいこと

フリーランスでもクレジットカードは作れる?独立前に準備したいこと
「フリーランスになる前に準備しておくことはある?」 「フリーランスになった後でもクレジットカードは作成できる?」 これまでずっと会社員として働いてきたなら、起業前に何をやっておくべきか分からないのも当然です。 特に、クレジットカードの作成やローンを新規に組む場合、起業したばかりのタイミングだと審査に通過できないこともあります。 今回は、フリーランスでもクレジットカードが作れるかどうかということと、起業前に準備した置きたいことについてまとめました。 これから起業を検討している方は、ぜひご一読ください。
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起業直後のフリーランスがクレカの審査に落ちる3つの理由

フリーランス クレジットカード審査 落ちる理由
実は、起業直後のフリーランスは、以下の理由からクレジットカードの審査に通過しにくいと言われています。

  • 独立直後は収入が少ない
  • 収入が安定しないと見なされる
  • 独立後の仕事に対する実績がないと見なされる

これらの理由について、もう少し詳しく解説します。

独立直後は収入が少ない

クレジットカードは後払い方式のため、利用代金を確実に支払う能力があるかを審査します。

フリーランスとして独立した直後は、会社員の頃に比べて一時的に収入が減少するケースが多く見られます。

IT系エンジニアがそのままフリーになる場合は独立後に収入がアップするケースもありますが、収入が減少する人の方が一般的でしょう。

そのため、収入が減少する可能性のある独立直後は審査に通りにくくなるのです。

収入が安定しないと見なされる

毎月安定した収入のある正社員は、クレジットカードの審査でも高く評価される属性です。

一方フリーランスの場合はどうしても仕事に波があるため、年収面では会社員時代より高くても、収入の安定度から言えば会社員より評価が低くなります。

その仕事に対する実績がないと見なされる

独立後に前職と別の仕事をする場合は、その仕事に対する実績がなくなかなか収入が得られないのでは、とカード会社は考えます。

そのため、審査も厳しくなる傾向があると考えてください。

独立後も前職と同じ仕事をする場合は、実績面の審査では有利になります。

フリーランスがクレジットカードの審査に通過するコツ6つ

フリーランス クレジットカード審査 通るコツ
フリーランスになった後にクレジットカードが必要になる場合もあるでしょう。

そこで、フリーランスがクレジットカードの審査に通過するコツを6つ紹介します。

      1.開業届を出して個人事業主となる
      2.毎年確定申告をして安定した年収を示す
      3.独立後の実績を3年以上積む
      4.独立直後でも作れるクレジットカードを選ぶ
      5.申込書には固定電話番号を記載
      6.キャッシング枠は0で申し込む

これらのコツを順番に紹介します。

できることから順番に実践することで審査通過確率を高められますので、ぜひお試しください。

1.開業届を出して個人事業主となる

まずは、開業届を税務署に提出して個人事業主になりましょう。

開業届を出さなくても、フリーランスの仕事は開始できます。

しかし、開業届を出すことで社会的な信用が高くなり、クレジットカードの審査上もプラスの影響があります。

2.毎年確定申告をして安定した年収を示す

開業届を出した後は、毎年確定申告をして年収について説明できるようにします。

確定申告書は、その時の収入や収支の状況がすべて数字として残るため、収入が安定しているかどうかがひと目で分かる書類です。

個人事業主向けのクレジットカードに申し込むときは、確定申告書が必要になる場合もあるため、確定申告書はすぐに出せるようにしておきましょう。

3.独立後の実績を3年以上積む

独立してからその仕事を3年続ければ、カード会社にも、収入が安定していることを認めてもらえます。

この項目は今すぐにはできないことですが、仕事をコロコロ変えずにじっくり取り組むようにしましょう。

4.独立直後でも作れるクレジットカードを選ぶ

独立後1年を経過していない状態でも、ある種のクレジットカードは審査を通過しやすいと言われています。

そのクレジットカードとは、「個人事業主向け」「起業直後でもOK」などと公式サイトで明記しているクレジットカードです。

「ビジネスカード」「法人カード」などの名称で呼ばれるこれらのクレジットカードは、起業直後でも申込者本人の信用力に問題がなければ作成しやすくなっています。

5.申込書には固定電話番号を記載

クレジットカードを申し込むときは、可能な限り固定電話番号を記載してください。

一部のクレジットカードは、固定電話番号を必須にしている場合もあります。

固定電話がない場合は、IP電話の利用がおすすめです。

6.キャッシング枠は0で申し込む

一般的なクレジットカードに申し込む場合、キャッシング枠は0にしておきましょう。
キャッシング枠をつけて申し込んだ場合、審査内容が増えて落ちる可能性が高くなります。

個人事業主用のクレジットカードの中には、そもそもキャッシングできない種類もあります。
しかしキャッシング枠が付けられるタイプでも、「0」と記載しておいてください。

独立前に準備したいこと4つ

フリーランス 独立前の準備
起業前であれば、クレジットカードの作成も含めて済ませておきたいことがいくつかあります。

  • 開業届および青色申告承認申請書の提出
  • クレジットカードの作成
  • 住宅ローンなど各種ローンの契約
  • 事業用の銀行口座開設

現在まだ仕事を辞めていないなら、これらのことを順番に済ませておきましょう

開業届および青色申告承認申請書の提出

開業届と青色申告承認申請書を起業後の事業所がある場所の管轄税務署へ届け出ておくことで、起業後スムーズに青色申告特別控除を受けられます

開業届と青色申告承認申請書は、在職中も提出可能です。

起業する年の3月15日までに両方の書類を提出して複式簿記で記帳するなど一定の条件を満たせば、その年から青色申告特別控除を適用できるようになります。

白色申告の場合は10万円、青色申告特別控除なら55万円(一定の条件を満たせば65万円)と、控除額は大きく違います
そのため、できる限り起業した年から青色申告特別控除を受けられるように手続きを進めましょう。

クレジットカードの作成

クレジットカードも、できれば会社員の間に作成しておきましょう。

会社員の信用力は高く、クレジットカードの審査が通りやすいので、必要なクレジットカードを準備しておきたいところです。

起業後は、個人用のクレジットカードと事業用のクレジットカードを分けて管理することで、経理処理が楽になります。

このことを念頭に置き、必要な数のクレジットカードを作成しましょう。

住宅ローンなど各種ローンの契約

もし独立後に住宅ローンや自動車ローンなどを組む可能性あれば、ローンも起業前に組んでしまいましょう。ローンの審査も、クレジットカードと同じで会社員の方がより大きな金額のローンを組みやすくなります。

独立後年収が減るとローンを組める金額も少なくなりますので要注意です。

事業用の銀行口座開設

クレジットカードだけでなく、銀行口座も個人用と事業用の2種類用意しましょう。

事業用の銀行口座がない場合は、新規に口座を開設します。

事業用クレジットカードの引き落とし口座を事業用の銀行口座にすると、事業のお金の流れがひとまとまりになって管理しやすくなります

必ずこうしなければいけにというわけではありませんが、効率の良い経理処理にするにはおすすめです。

フリーランスがクレジットカードを作る際の注意点4つ

フリーランス クレジットカード 注意
フリーランスがクレジットカードを作る際、注意したい点は以下の4点です。

  • 事業用と個人利用でカードを分ける
  • 利用限度額が毎月の支出見込みの倍以上かどうか
  • ポイント還元率が高いかどうか
  • 付帯サービスは必要かどうか検討を

クレジットカードを作成する際、これらの点を確認しつつクレジットカードの選定と作成を行うようにしましょう

事業用と個人利用でカードを分ける

クレジットカードは、事業用と個人利用でカードを分けると、経理処理の大幅な効率化が測れます。さらに、事業用と個人用で銀行口座を分けることも忘れず行いましょう。

個人事業主として独立すると、何らかのクラウド会計ソフトを利用すると便利です。
クラウド会計ソフトの多くは銀行やクレジットカードと連携して、情報を自動的に取り込むことができます。

クレジットカードや銀行の利用をいちいち手入力する必要がなく、個人用と事業用で明細を分けなくてもいいため、事務処理は非常に早くなります

利用限度額が毎月の支出見込みの倍以上かどうか

利用限度額は、毎月最大まで使えるわけではありません。
今月利用した金額が実際に銀行口座から引き落とされるまでの間、利用限度額は今月利用分少なくなります

この状態で一時的に限度額いっぱいまでクレジットカードを利用すると、固定費の支出ができなくなることもあるでしょう。

基本的には仕入れなども含めて、毎月必要となる経費を見積もり、見積もった経費の倍以上の利用限度額があるクレジットカードを選んでください

また、仕入れで一時的に利用限度枠の増枠を申請できるカードもあるので、一時的な増額が可能かどうかは確認しておきましょう。

ポイント還元率が高いかどうか

ポイント還元率が高いかどうかは、経費節減にもつながるためチェックしておきたいポイントです。ポイント還元率が1%以上あれば、かなり高還元率のカードと言えます。

付帯サービスは必要かどうか検討を

クレジットカードの中には、付帯サービスの充実ぶりをアピールしているものもあります。

ただ、よく宣伝されている旅行損害保険や空港関連サービスは、出張が多い仕事なら役立ちますが、在宅ワークがメインなら不要なサービスです。

付帯サービスよりも、年会費や追加カードの有無、ポイント還元率などを重視して選ぶようにしましょう。

独立直後でも作りやすいクレジットカード3選

独立直後 作りやすいクレジットカード
最後に、起業直後の個人事業主でも作成しやすいクレジットカードを3枚紹介します。

  • オリコ EX Gold for Biz S
  • 三井住友ビジネスカードforOwnersゴールド
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード

いずれのカードも個人事業主向けの法人カードで、利用限度額の高さで選びました

各カードの特徴について簡単に説明します。

オリコ EX Gold for Biz S

年会費 利用度限度額 ポイント還元率 支払い方法
2,200円(税込)
初年度は無料
10~300万円 0.6%~1.2% ・1回払い
・分割払い
・据置き一括払い
・半年賦併用払い
・リボルビング払い

オリコ EX Gold for Bizシリーズは、小規模法人や個人事業主でも審査に通りやすいと言われている法人カードです。

オリコ EX Gold for Biz Sは、個人事業主向けのクレジットカード。

安い年会費に加えて利用限度額は300万円まで可能で、ポイント還元率も高いことがおすすめポイントです。

ポイント還元率は通常が0.6%で、前年の利用金額が200万円以上の場合、最大の1.2%となります。

さらに、支払方法がバラエティに富んでいる点も本カードの魅力です。

通常法人カードは翌月一括払いのみの場合が多いので、支払方法が選べることは大きなメリットとなります。

オリコ EX Gold for Biz Sを作成する

三井住友ビジネスカードforOwnersゴールド

年会費 利用度限度額 ポイント還元率 支払い方法
11,000円(税込)
初年度は無料
50~300万円 0.5%~2.5% ・1回払い
・リボ払い
・分割払い
・2回払い
・ボーナス一括払い

三井住友ビジネスカードforOwnersゴールドも、個人事業主向けに提供されている法人カードです。

ゴールドカードなので年会費は高いですが、利用限度額は300万円と余裕があります。

ポイント還元率は通常では0.5%と低めですが、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・マクドナルドで利用すると5倍の2.5%までアップされる点も本カードの特徴です。

またオリコ EX Gold for Biz Sは追加カードを作れませんが、本カードはパートナー会員1名につき年会費2,200円(税込)で作成可能です。

将来的に従業員を増やし、追加カードを持たせたい場合には、本カードを選ぶことも検討しましょう。

三井住友ビジネスカードforOwnersゴールドを作成する

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード

年会費 利用度限度額 ポイント還元率 支払い方法
34,100円(税込)
初年度は無料
一律の定めなし 1.0% ・1回払い
・リボルビング払い

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカードも、個人事業主が作りやすい法人カードです。

本カードの大きな特徴は、利用限度額が個別に決まる点です。

また、仕入れなどで一時的に利用額が多くなる場合は、事前に連絡することで、一時的に増枠をしてもらうこともできます。

事業で仕入れがあり、一時的に多くの金額をカードで支払いたいという場合、本カードは使いやすいカードのひとつです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカードを作成する

その他のおすすめは、フリーランスにおすすめのクレジットカード12選をチェック!

年会費無料の育成型クレジットカード「FreCa」もおすすめ!

クレジットカードは、事業用と個人用で分けて所持し、会計の公私混同を避けるようにしましょう。

おすすめのクレジットカードを3枚紹介しましたが、ランサーズと新生銀行が共同開発した、フリーランスのためのクレジットカード「FreCa」もおすすめします。

FreCaは、フリーランスが必要とする付帯サービスを多く備えながら、年会費は無料のクレジットカードです。

利用限度額は個別設定で、一律の定めはありません。

フリーランスとして仕事を始めた後にクレジットカードを作成する場合は、FreCaもぜひ候補に加えてください。

FreCaを作成する

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