プロジェクトマネジメントを学んで、できるフリーランスに! 大学教授直伝、プロジェクトを成功に導く特別講座1

プロジェクトマネジメントを学んで、できるフリーランスに! 大学教授直伝、プロジェクトを成功に導く特別講座1
フリーランスが仕事を上手に進めるコツとは? 現役大学講師が教える、プロジェクトマネジメントの方法。顧客から信頼を得られるコツを知れば、仕事依頼の増加間違いなし!? プロジェクトマネジメントを学び、できるフリーランスになりましょう。【フリーランスのプロジェクトマネジメント全10講座】
LANCER SCORE
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【 より理解を深めるために、その他の講座にも目を通してみてください! 】

特別講座 Part2 | 目的・資源・期限を設定しプロジェクトを進める!

特別講座 Part3 | フリーランスの上手な時間管理術!

特別講座 Part4 | リスクとの付き合い方!

特別講座 Part5 | プロジェクトの整理・構造化

特別講座 Part6 | フリーランスと「組織」コミュニケーション

特別講座 Part7 | 正しい優先順位の考え方

特別講座 Part8 | プロジェクトの品質管理

特別講座 Part9 | 利害関係の管理

 

フリーランスも学んでおきたい、プロジェクトマネジメント

クライアントがフリーランス(に関わらず)に仕事を依頼する場合、自社では解決し得ない課題があります。課題解決を行なうパートナーとして、あなたに仕事を任せたわけです。

依頼された仕事を成功させることが、顧客の要望であり、あなたの評価・評判を高めることにつながります。

依頼された仕事=プロジェクトを成功に導くためには、どのような知識とスキルが必要となるのでしょうか。ここではプロジェクトを管理・推進する方法として、プロジェクトマネジメントについて学んでいきましょう。

フリーランスとしてプロフェッショナルを目指す人、ワンランク上の仕事を手がけたい人に送る、フリーランスのプロジェクトマネジメント論。大学でプロジェクトマネジメントを教える先生による、全10回の講義です。

知識と経験から導き出した、フリーランスが成功するためのプロジェクトマネジメント

はじめまして。勝 眞一郎です。私は、大学でプロジェクトマネジメントを教えています。プロジェクトマネジメントというのは、プロジェクトを管理する方法。あるいはプロジェクトを成功に導く方法です。

私がプロジェクトマネジメントを最初に学んだのは、大学のゼミで携わったシステム開発の仕事になります。その後、製造業の会社に勤めていた時代には、生産管理や社内プロジェクトの実践で様々な学びを得てきました。

実践を積み重ねる中では、書物を必死に読みあさることがありました。職場の先輩方から指導を受けることも多く、体系化された知識と照らしあわせることで、基本的な進め方がわかってくるようになりました。

また自分自身がフリーランスのような働き方をすることで、会社員に限らず、プロジェクトマネジメントを理解することの重要性を一層、感じています。これまでの経験が少しでも、フリーランスとして働く皆さんに役に立てていただけるよう、噛み砕いて、フリーランスとプロジェクトマネジメントについてご紹介していきます。

プロジェクトを成功させるコツを学ぶことで、仕事の成功確率がグンと上がります。具体的な事例を取り混ぜながら、プロジェクトの成功の秘訣を学んでいきたいと思います。

プロジェクトの3要素は、目的と資源と期限

まず初めに知っておいていただきたいのは、プロジェクトには3つの重要な構成要素があるということ。3つの構成要素を知ることで、プロジェクトとプロジェクトマネジメントについて、つまり仕事を成功させるヒントが見えてきます。

構成要素の一つ目は、「目的」目的がハッキリと決まっていないものは、プロジェクトとは呼びません。何をやってもいいとなると、できているのか、できていないのかの判断ができず、遊びと変わりがありません。

二つ目は、「資源」です。プロジェクトには与えられた資源があり、その与えられた資源の中でやりとげなくてはなりません。資源というと難しいですが、人、モノ、お金、情報などがあります。使うことのできる道具や場所もモノに入ります。

一番のわかりやすい制限は、お金です。別名、予算とも呼ばれますね。お金をどれだけ使ってもいいというプロジェクトは存在せず、仮に依頼主がそう言ったとしても、実行するときには予算を立てます。

三つ目は、「期限」です。プロジェクトには、必ず始まりと終わりがあります。なんとなく始まって、なんとなく終わるのではなく、必ず期限が決まります。期限は問いませんというのは、プロジェクトではなく思いつきのようなことです。

プロジェクトの成功=仕事の対価

フリーランスに限らず、仕事というものはプロジェクトの単位に区切ることができ、成功と失敗がハッキリします。ある「目的」を、与えられた「資源」を使って、「期限」内に納める。そうすることで、プロジェクトが完了し、対価がいただけるのです。

資源と期限は目に見えるものなので、わかりやすいのですが、「目的」はあいまいなことがあります。そのために、せっかく納品したのに、「お願いしたのとは違う」と再提出を求められることがあります。そうした「目的」の思い違いはどこから発生して、どうすれば防ぐことができるのかを次に考えてみましょう。

目的の合意がプロジェクトのスタート

「新しくバッグ屋さんを始めるので、ホームページを作ってほしいです。予算は20万円で、期限は2か月後です。」よくありそうなプロジェクトですね。しかし、このままではプロジェクトはスタートできません。

どのようなホームページかという目的が明確に定義されていないので、1ページのお店案内で済ませてしまうこともできます。スマホにも対応したレスポンシブデザインなのか? 販売機能はあるのか? 顧客囲い込みのためのブログはあるのか? などを依頼主と決めなくてはなりません。

ランサーズでは、このような場合、ランサーの皆さんから具体的に機能やテイストの提案を出していただき、それを基に具体的な発注内容として合意していきます。双方で合意された内容が、今回の「目的」であり、目的の全てが達成されないと、プロジェクトは失敗、すなわちお金をもらえないことになります。

出来たことが確認できるには数値が一番!

仕事を出す側と受ける側が気持ちよく仕事をするためには、目的を具体的かつ数値で書きましょう。会社概要について、『1ページを使い、1,000文字で写真は2枚』と書いておけば、1,000文字あるか、写真は2枚あるかという最低レベルは誰もが確認ができます。

「概要説明はできるだけ短く」「写真は、きれいなものをたくさん」という指示では、出来上がりの確認ができず、往々にして「気が利かない」などと言われたりします。

プロジェクトを発注する達人は、目的を具体的にかつ数字で制作者に伝えています。逆にプロジェクトを受注する達人は、目的を具体的かつ数字でクライアント(依頼主)から聞きだしているのです。

次回は、プロジェクトにおける資源の有効活用と期限との付き合い方について学んでいきます。

第一回の学び

  • 依頼された仕事=プロジェクトを成功させるコツがある
  • プロジェクトを構成する3つの重要な要素は、目的、資源、期限
  • プロジェクトの成功=仕事の完了として報酬を受け取れる
  • 目的の合意なくして、プロジェクトはスタートできない
  • プロジェクトの成否を計るためにも、定量的に判断できる数字で合意する
  • クライアントの目的を上手に引き出せる人=プロジェクトを成功できる人

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