在宅ワークでもらえる報酬はいくら?

在宅ワークでもらえる報酬はいくら?
在宅ワーク・フリーランスを副業にする場合、時間的な制限や報酬など、いくつか課題があります。自宅での時間を有効に使える在宅ワークは、いわゆる内職ではなくなっていました。そんな気になる在宅ワークの仕事内容や、在宅ワークでもらえる報酬について調べてみました。
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在宅ワークと言えば内職です

いわゆる在宅ワークの定番と言えば、昔ながらの内職。子育て中など、様々な理由で外に出られないけれど、少しでも収入が欲しい人にとって、まず思いつくのは在宅ワークでしょう。少しウェブで調べてみると、袋詰め、シール貼り、シャープペンシル作成などがヒットします。

しかし、このような内職は、斡旋業者や紹介業者に登録して、仕事をもらうケースが多いようです。気になる報酬額は、袋詰めの定番、ポケットティシュに広告を入れるもので、1個約1円。ダイレクトメールのハガキや封筒にあて先のシールを貼る内職は、単価0.1円~。シャープペンシルの先端加工は、単価0.6円位からが、相場のようです。

淡々と単純作業を正確にこなす根気が必要で、数をこなさないと、なかなかまとまった収入には結びつきませんね。

在宅ワークの定番、内職には注意が必要?

内職は、在宅ワークの定番なので、とりあえずはじめるには敷居が低いと思われがちです。

しかし、前述のとおり、一件あたりの報酬額が低い上に、内職詐欺に気をつける必要があります。内職は、個人が会社から直接請け負うものは極端に少なく、多くの場合斡旋業者や、紹介業者をとおして仕事をもらいます。

そして、この業者が、仕事をしたにもかかわらず、お金を報酬を支払わなかったり、言葉巧みに登録料(契約料)や研修・教材購入費など、さまざまな名目で多額のお金を要求し、おこなった内職の報酬額では、まったく元が取れないなど、悪質なケースが発生しているのです。

在宅ワークで安心と高収入は共存できるのか?

悪質な内職業者の見分け方は、まず相場より報酬が高い、仕事を始める前に、まとまったお金を要求される、資料請求をしたメールアドレスに、知らない業者から(高額な)仕事の紹介が来る、などが挙げられます。

しかし、その仕事の相場や、登録や教材に対するまとまったお金とは一体いくらなのか、などを調べるには、ある程度のインターネットスキルが必要になります。反対に、これらを調べることができるインターネットスキルがあれば、内職よりも比較的報酬が高い仕事を、インターネット上から受注することができます。それが、クラウドソーシングです。

内職以外の在宅ワークはパソコンが必須?!

内職以外で、現在主流になっている在宅ワークは、クラウドソーシングです。在宅ワーク初心者なら、データ入力や文書入力、テープ起こしといった業務をインターネットで受注し、電子メールやサイト上から納品することができます。

比較的有名で、安心感のあるクラウドソーシングの専門サイトや、求人情報サイト、お小遣いサイトなどから受注することができ、内職よりも、比較的一件あたりの報酬額は高くなります。

例えばデータ入力なら、1件10円~といったものや、400文字で700円程度からといった、文字数で報酬が支払われるもの、時給1,000円程度で受注できるものも多数存在していました。CSSのコーディングやSEOなどの、Webデザインに関する技術や知識があるなら、1ページあたり8,000円の報酬がもらえる案件もありますので、月に10件受注・納品ができれば、10万円も見えてきますね。

根気がなく内職は無理だし、PCが使えない人は?

スマホやタブレット、携帯電話でできる在宅ワークを調べてみましたが、残念ながらお小遣いサイトでポイントをチマチマ稼ぐものがほとんどで、費やす時間の割に、報酬が少ないのが現実です。

また、女性限定で、スマホで大きな報酬が稼げるといったものは、チャットレディや出会い系のサクラなどです。また、1日1時間で月300,000円とか、スマホでイイネ!をするだけで1日30,000円といったネットビジネスも、多く存在しています。

ユーチューバーやアフィリエイターとして、年収数千万円、数億円という人も確かにいますが、教材を購入してもまったく稼げない人がほとんどです。内職詐欺と同様、報酬が高い在宅ワークは、リスクも高くなりますので、注意が必要です。

技術やスキルがそれほどない人が在宅ワークに挑戦するのであれば、クラウドソーシングサイトをとおして、データ入力などの作業で実績を積み、ライティングやコンテンツ制作をおこなっていく、といったスタイルが、現実的ではないでしょうか。

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