月収50万の在宅ライター・吉見 夏実が”誰でもライターになれる時代”に想うこと、実現したいこと

月収50万の在宅ライター・吉見 夏実が”誰でもライターになれる時代”に想うこと、実現したいこと
フリーライター歴4年。現在は月収50万を達成し、セミナーの講師活動やフジテレビ系列『バイキング』に生出演するなど、在宅ワーカーの枠を超えて活躍する吉見 夏実さん。多くのランサーが憧れる彼女は今、何を想うのでしょうか? 本人にお話しを伺いました。
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クラウドソーシングで稼ぐ、1児のママフリーランス

2012年9月にクラウドソーシングに出会った吉見 夏実さん。独立前はシングルマザーとして1人息子を育てながら、美容関係の仕事に従事。「副収入を得るため」に始めたランサーズで、本業の傍らタスク案件から始めました。

その後、クラウドソーシングの可能性を見込みフリーランスに。持ち前の「のめり込みやすい性格」で、ひたすら案件数をこなし、わずか4カ月で月収20万円を突破しました。

LOY2015

これらの実績が認められ、2015年には『Lancer of the Year 2015』を受賞。現在では執筆作業に加え、初心者ライター向けセミナーの講師にもチャレンジ。今年6月にはフジテレビのお昼の情報番組『バイキング』で”がっぽり稼ぐ主婦”として生出演も果たしました。

そんな吉見さんに『仕事への向き合い方』『今後チャレンジしたいこと』について、お話しを聞いてみました。

初めは、寝食も忘れるほど仕事に没頭しなければ成功しない

― フリーランスとして活動し始めたころの生活について教えてください

私がフリーになったのは、働く環境を変えたかったためで、特に「ライターとして生きていくんだ」という気持ちがあったわけではありません。ただ、のめり込みやすい性格のため、一心不乱に書き続け、1日平均8~9時間は執筆。記事の情報収集も含めると12時間ほどは作業していました。

朝起きたらまず子どもを学校に送り、その後すぐにPCを開いて夕方までぶっ続けで執筆作業。夕方になると急いで買い物に出掛け、晩ご飯の支度。子供が寝静まった22時ごろから作業を再開し、夜中の2時くらいまで仕事する日々でしたね。

― 独立してとことんライティングにのめり込んでいった吉見さんですが『軌道に乗った』実感を得たのはいつごろだったのですか?

独立して8カ月が経った頃でしょうか。月収が30万に到達したんです。この時期になるとプロジェクト案件を中心に、3~4社から継続依頼をいただけるようになりました。

― 月収30万を達成するためのカギとなったのは、何と思われますか?

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もちろん、文章力があるに越したことはないですが、それ以上に『納期を守る』『常識ある受け答えをする』『誤った情報は書かない』といった社会人として当たり前の要素が重要だと感じました。ライティング未経験だった私が、初めから優れた文章を書けていたとは思えませんしね。

― とはいえ、より収入を増やしていくには、量だけでなく単価を上げる工夫も必要になりますよね。その一つの手段が『価格交渉』かと思いますが、実践するうえで何かコツはありますか?

とにかく下からご相談するといったことでしょうか。私が初心者だった時、文字単価は0.2円ほどだったのですが「生活がかかっておりまして……可能でしたら0.5円ほどに上げていただけると嬉しいです」といった感じで、丁寧に交渉していました。とにかく下手(したて)から攻めることがコツですね。

ただ、独立して2~3カ月くらいでの交渉はオススメしません。だって、安い仕事のほうが期待値も低いし、こなすのが簡単じゃないですか。クライアントだって申し訳なく感じている部分はあるので、続けていると勝手に単価は上がるケースが多いですよ。それでも変化のない場合は、新規クライアントと入れ替えていけばいいだけですからね。

セミナー講師という新しいチャレンジへ

― 『Lancer of the Year 2015』を受賞後は、セミナー登壇もされるようになったとお聞きしました。しかしノウハウを教えることは見方によって「ライバルを増やすこと」に繋がるのではと感じます。なぜ、ライター教育に力を注ごうと思われたのですか?

私にとってライバルが増えることは、問題ではありません。それに、セミナーでは自分の経験から学んだことを伝えていますが、かといって高収入へのショートカットがあるとは思ってないからです。

初めの頃は遊びにも行かず、仕事ばっかでしたし。頭が破裂しそうになるまで追い込んでいました。子どもの面倒も近くの親戚に見てもらったりして。

ただ、子どもの爪が伸びっぱなしであることにすら気付かなかった時には、さすがに仕事を減らしました。教員の知り合いから「子どもの爪が長いのは親にケアされていない証拠」と言われたときは、仕事に没頭しすぎた自分を責めたりもしましたね。

それくらい打ち込んできたからこそ、今の自分があるという自負がある。そして、もっと成長したいという気持ちが強いため、受講者の方々には私を追い抜くくらいの気概で取り組んでほしい。私が調子に乗ってしまわないよう、鼻をへし折ってくれるような優秀なライターが増えてほしいですね。

目標とするライターはいるが、”ただのファン”になってはいけないと思う

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― 今や吉見さんは多くの在宅ワーカーの憧れの的だと思います。そんな吉見さんが憧れる、目標とする方はいらっしゃいますか?

ネット上で有名なライターやブロガーさん、例えばイケダハヤトさんなどは意識していますね。イケダハヤトさんに関しては、以前「あなたがブログで独立できるか、判断します。(限定1人)」※1というコンテンツでブログを占ってもらったことがありました。

でも、彼らに憧れて”ただのファン”にならないようには気をつけています。まだまだイケダハヤトさんには及ばないことは自覚してますが、”ファン”という位置づけでいると、一生追いつくことができない。二番煎じのライターではつまらないですから、同じ土俵にいるライバルという気持ちでいます。

※1:参照:イケダハヤトに占ってもらったの私だ(゚ー゚*)~まだ一人で悩んで消耗してるの?~

”クラウドソーシングは稼げる”ということを知ってもらいたい。だからこれからも教育に力を注ぐ

― 最後に、これから吉見さんが取り組んでいきたいことを教えてください

今、世間では「誰でもライターになれる時代」と皮肉も込めて言われていますよね。ネットの普及、クラウドソーシングの登場により、それまで限られた人の特権だった”ライティング”という仕事が、身近になったのは喜ばしいこと。ただ、身近になったが故に、ライターの質は玉石混交であるもの事実です。

「クラウドソーシングは稼げない」と思われるのも嫌ですが、「クラウドソーシングのライターはスキルが低い」と思われるのも嫌。そんな社会のイメージを私は変えていきたい。これからも自分のスキルアップとともに、ランサーズの『エリアパートナープログラム』をはじめとするセミナー登壇を通して、クラウドソーシングで生活できる人を増やしていきたいと思います。

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