きっかけは世界一周の旅から。企業のYouTube活用を成功に導く動画のプロ｜春日井爽太
春日井さんは、ビジネス系YouTubeチャンネルに特化した動画クリエイターです。大学卒業後、奥様と世界一周の旅へ。その道中で始めたYouTubeチャンネルが、彼のキャリアの原点となりました。
帰国後、動画編集スクールで専門知識を習得。「採用」や「サービスの認知拡大」といった課題解決に繋がる動画制作に特化して活動をスタートさせました。現在はランサーズの「出品（パッケージ）」機能を戦略的に活用し、多くの企業のビジネスパートナーとして活躍しています。そのユニークな経歴とプロフェッショナルな仕事術について、お話を伺いました。
ビジネスシーンの課題解決に貢献したい
ーー動画制作を始めたきっかけを教えてください。
大学を卒業してから1年間、住み込みの旅館で働いてお金を貯めました。その資金で2年間、妻と世界一周の旅へ。その記録を残したいと思い、出発前からYouTubeチャンネルを立ち上げ、旅をしながら動画を作っていたのが始まりです。旅の終わりが近づくにつれて、「この経験を活かして動画を仕事にしたい」と考えるようになりました。
ーー旅のVlogではなく、ビジネス系の動画に特化したのはなぜですか？
企業様のYouTubeチャンネルは、広告収益がゴールではありません。動画というツールを使って「採用につなげたい」「自社のサービスを知ってもらいたい」という明確な目的があります。そこに貢献したいと考え、ビジネス向けの動画制作をスクールで専門的に学びました。ランサーズで提供しているパッケージも、ビジネス専門に特化しています。
視聴者に最後まで見てもらうプロの技
ーーどのようなお客様からのご相談が多いですか？
「自社でYouTubeを始めて2〜3本ほど動画を投稿してみたけれど、どうしても素人っぽさが出てしまう」というご相談が、半数くらいを占めます。入口は編集のご依頼ですが、そこからサムネイル作成や運用のアドバイスまで、継続的なお付き合いになることが多いですね。
ーーお客様が継続して発注されるのはなぜだと思われますか？
やはり、プロが作る動画のクオリティの違いを実感していただけるからだと思います。以前、ある企業様から1本ご依頼いただき納品した後、その企業様がご自身でまた動画をアップされたんです。その後、すぐに「やっぱり今後もお願いしたいです」と改めてご依頼がありました。
ただテロップを入れるだけなら誰でもできますが、視聴者を飽きさせず最後まで見てもらう「視聴維持率（＝動画を最後まで見てもらえる割合）」を保つためのエフェクトや構成は、プロの技術が必要です。その「自分たちでは再現できない価値」を感じていただけているのかなと思います。
ビジネス専門に絞り、クオリティを高める
ーーお仕事へのこだわりや、今後の展望について教えてください。
私はあえて、横動画のビジネス系コンテンツに特化しています。そのためショート動画などで使われる縦動画のご依頼はお断りするようにしてきました。専門を絞ることで、その分野でのクオリティを高めたいからです。最近では動画編集を始める人は増えましたが、正直なところ企業様のニーズに見合うスキルを持った編集者はまだ少ないと感じています。
だからこそ、クライアント様と直接繋がれるランサーズの「出品」という仕組みは、私にとって非常に重要です。スキルをしっかり磨いてきたプロとして、企業の課題解決に直接貢献していきたいですね。
THE LANCER編集部より
春日井さんは自身の経験を活かしつつ、戦略的に動画のスキルと経験を磨いてきました。その結果、多くのクライアント様から信頼を寄せられるプロフェッショナルとなっています。
プロの技術と多様な経験をもつクリエイターがランサーズには多数在籍しています。その技術を体験してみませんか？
