30年の経理経験が生み出す「企業目線」の動画制作|原 耕一

サラリーマンの心を掴む原耕一さんの差別化戦略
原耕一さんは、30年近い経理経験を持つ異色の動画クリエイターです。外資系企業での長年のサラリーマン経験を活かし、「発注者の気持ちが分かる」動画クリエイターとして、法人クライアントから高い評価を得ています。
YouTube広告動画を中心に、15秒から1分程度の広告動画制作を専門とし、実写撮影ではなく提供された素材を活用したアニメーション中心の制作スタイルが特徴。最近では、AI生成音楽を組み合わせたオリジナルCMソング制作にも取り組み、クライアントから驚きと高い評価を得ています。
そんな原さんに、サラリーマン経験の活かし方、クライアントとのコミュニケーション術、そして新しい技術への取り組みについて詳しくお話を伺いました。
30年の経理経験が生む「発注者目線」の理解力
ーー原さんの動画クリエイターとしての強みについて教えてください。
私の動画クリエイターとしての強みは、30年近く外資系企業で経理の仕事をしてきた経験です。私が担当するクライアント様はほとんど法人が多いのですが、自分自身もサラリーマンを長年経験していたことで、サラリーマンとしての感覚を他の人よりは強く備えているんじゃないかなと思います。
制作するうえで頻繁にやり取りをするのですが、その過程で「自分が発注者(クライアント様の立場)だったらどうかな」という考えにすぐ及ぶんです。この視点が、他のクリエイターとの大きな違いだと思います。
頻繁なコミュニケーションで安心感を提供
ーーサラリーマン経験がクライアントとの関係にどう活かされていますか?
頻繁に連絡を取り、こまめにやり取りをすることで喜ばれる、というか安心されるクライアント様が多いですね。
私の印象では、クラウドソーシングを使って仕事を依頼することに慣れているクライアント様よりも、初めてとかあまり慣れていないクライアント様の方が多いんです。そういった方々に対して、頻繁に連絡しながらやり取りすることで、最終的に完成したときに「途中の過程も安心しながら進めることができました」と言っていただけることが多いです。
体調不良をきっかけとした人生の転機
ーーなぜ経理から動画制作の道に入られたのでしょうか?
実は、子供の頃からテレビやコマーシャル、チラシなどがすごく好きだったんです。けれども大学や専門学校に入った時期に安定思考が働いて、資格試験にも合格したので経理の道に進みました。
ただ、体調を崩して会社を退職することになったとき「せっかくこういう機会があったんだから、ちょっと違う方向にチャレンジしてみるのもいいんじゃないか」と考えたんです。
実は副業でエキストラの仕事もやっていて、広告の撮影やCMの撮影によく参加するんですね。その現場を見ていても、制作側として参加してみたいという気持ちがどんどん強まっていきました。
ランサーズが50%を占める案件獲得
ーー現在の案件獲得状況はいかがですか?
ランサーズが50%ぐらいですね。それ以外は他のクラウドソーシングサイトが合わせて30%ぐらいで、残りの20%は知人からの紹介などで直接やり取りをさせていただいています。
最初は毎朝、クラウドワークス、ランサーズ、ココナラのサイトで仕事を検索するのがルーティンだったんですが、気がつけばほぼメインはランサーズになっていました。
AI生成音楽でオリジナルCMソング制作
ーー最近の新しい取り組みについて教えてください。
最近はAI生成の音楽を広告動画と組み合わせ、CMのオリジナルソングのような形で作っています。なかでも映像と組み合わせてご提供することが推しているポイントです。
これをやったところ、クライアント様は最初すごく驚かれて、食いつきがよく、とても喜んでいただけることが多かったです。これは自分の強みとして、これからも磨いていきたいと思っています。
初心者クライアントへの丁寧な対応プロセス
ーー発注に慣れていないクライアントは多いですか?また、そういったクライアントの対応で心がけていることはありますか?
はじめて外部に発注するクライアント様がいることは、私にとってマイナスに感じることはありません。そういった方が多い印象はありますが、これまでの経験からそういった方でも上手く対応できる自信がありますので。
まずは最初に全体のスケジュール感をお伝えして、「ここは私の役目、ここはクライアント様の役目」というところをきっちり明記し、全体の絵をお見せします。
その後は制作の進捗をとにかく頻繁に見せて、その都度ご意見を伺う。それを反映しさらに制作を進めていくという進め方が、一番ご満足いただけていると感じています。
柔軟な対応力でクライアントの満足度を得る
ーーこれまで対応してきたクライアント様は、原さんに何を求めることが多いですか?
案件によって違いますが、参考動画をもって「作りたい動画」を明確にもっているクライアント様には、それと近しい動画がご満足いただけます。ただ「どういった動画をつくったらいいのか分からない」というクライアント様が多いので、こちらからいくつか提案してその中から選んでいただくこともあります。一方で広告用の予算を押さえているので「再生回数重視」などさまざまです。その都度、クライアント様のご要望に合わせて対応しています。
プロフェッショナルとしての価値提供
ーー今後の展望についてお聞かせください。
動画制作と音楽生成を組み合わせた動画クリエイターとして、さらに強みを伸ばしていきたいと思います。サラリーマン経験を活かした「発注者(クライアント様からの)目線」での対応と、新しい技術への積極的な取り組みで、クライアントの期待を超える価値を提供していきたいです。
特に、外注に慣れていない法人クライアントに対して、安心して任せていただける関係性を築くことを大切にしていきたいと思います。
THE LANCER編集部より
原さんのようなサラリーマン経験を持ち、最新技術にも積極的に取り組む動画クリエイターが、ランサーズには登録しています。企業目線での動画制作をお願いしたい方は、ぜひ原さんにご相談ください。








