守りたい人がいるから、ライバルが多いフリーランスの中でも生き残っていける|ベテランサー賞|三河 賢文

守りたい人がいるから、ライバルが多いフリーランスの中でも生き残っていける|ベテランサー賞|三河 賢文
長らくフリーランスとして活躍する三河 賢文(みかわ まさふみ)さん。7歳の長男を筆頭に、4歳、0歳の男の子3人の父親として、生活を支え続けている。長期間かつ安定的に活躍するフリーランスに贈られる『ベテランサー賞』を獲得。Lancer of the Year 2015の受賞インタビューです。
LANCER SCORE
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会社の代表、フリーライター、陸上競技のコーチと多才なフリーランサー

 
Lancer of the Year 2015にて、『ベテランサー賞』を受賞したのは、葛飾区在住の三河 賢文さん31歳。長期に渡ってフリーランスとして働き、家族5人で暮らしています。
 
IT機器のレビュー、スポーツ(ランニング雑誌やマラソンのレースレポートなど)、キャリア(就職ノウハウ、人材会社の選び方)などのライティングを得意として活動中です。
 
フリーランスとして活動する傍ら、Web制作事業やコンサルティング事業を提供する会社の代表。また都内の中学校陸上競技部コーチを務めるなど、幅広い分野で活躍する三河さん。
 
長い間、安定的にフリーランスとして活躍するベテランランサーに贈られる『ベテランサー賞』を受賞した喜び、そして三河さんのように働き続けるためのヒントを伺いました。
 

会社員時代には想像もしていなかった、生活と仕事

 
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― 『ベテランサー賞』の受賞、おめでとうございます。受賞の感想と、長い間活躍し続ける秘訣を伺えればと思っています。まずは受賞についての感想をお聞かせください。
 
三河:この度は素晴らしい賞を頂き、心から嬉しく感じております。思い起こせば、ランサーズに出会ってからもう4年半も経っているということに、驚きを隠せません。
 
4年前というと、二男が生まれる以前のこと。それが今では、0歳の三男が生まれて、引き続きフリーランスとして“自由な働き方”を実現できていることに、家族やお客さんなど関係する皆さんに感謝しています。
 
4月からは妻が職場に復帰する予定なので、ますます、育児に仕事にと頑張りたいです。自由な働き方、新しい働き方を体現すべく、邁進していきます。
 

きっかけは「子どもの成長を一番近くで見守りたい」という、普通の親が抱く感情

 
― 三河さんがフリーランスとして働き始めるきっかけについて聞かせてください。
 
三河:フリーランスになる以前は、会社員として働いていました。企画の部署にいた際は、朝は副業、そして10時に出社して17時まで勤務というフレックス勤務。それが新規事業部に移ってから、8時に出社して24時まで働いて終電で帰る生活になったんです。パソコンの持ち出しが禁止だったため、何かあればオフィスに行かなくてはならなかった。
 
忙しくはありましたけど、仕事は好きでしたので充実した会社員生活だったと思います。ところが長男が生まれて、生活を変える必要を感じました。子どもの成長を傍で見れないというのが、どうしても受け入れられなくて。「子どもの成長を、もっと傍で見ていたい、もっと身近で感じていたい」と思って、フリーランスに転身しました。
 

家族との予定を最優先にできる生活

 
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― 家族と過ごす時間を大切に思っての転身でしたが、その結果で得られたものは何があるんでしょうか。
 
三河:自由な時間が増えた、というのが一番大きいです。仕事に充てる時間を設定できるので、それ以外に使う時間が増えた。子育ての時間、趣味のランニングなどに充てる時間を、休日だけではなくいつでもつくれるようになりました。
 
会社員時代は、自分の休み次第で予定が決まりましたが、今では家族との予定を最優先にできる。子どもたちの都合に合わせて平日に家族旅行へ行ったり、一緒に遊ぶ時間を適時取れるようになりました。家族と過ごすという貴重な体験を、大切にできているんです。
 
また趣味のランニングについても、毎月350kmは走っていて、ウルトラマラソンにも出場できました。これも、働く時間を自由に設定できることで実現できたんです。家族と過ごす時間、趣味に充てる時間、そして働く時間を上手く調整して、充実した毎日を過ごせるようになりました。
 

働く親の背中を子どもたちに見せてあげたい

 
― 公私ともに幸せな毎日を送られていると思いますが、これから先についてどうお考えでしょうか。将来の夢ですとか、挑戦したいことなど。
 
三河:フリーランスとして自宅で働いているので、仕事をする姿を子どもに見てもらうことができます。私自身が楽しく、やりがいを感じながら働く姿を見せることで、子どもが「働くことは辛いものではなく、楽しいことなんだ」と前向きに捉えてくれたら嬉しいですね。
 
自分が子どもの頃、父親は会社勤めをしていたので普段は家にいませんでした。ですから、仕事が楽しいものだとか、そもそも働くことへのイメージが持てなかった。私の幼少期の体験や、仕事を辛いものだと考えている友人の話を思い返してみると、親が生き生きと働いている姿を見せることの大切さを感じるんです。
 
そして個人的にも、死ぬ間際に「最高の人生だった」と思えるよう、毎日を楽しく過ごしたい。やりたいことや行ってみたい場所があるのに躊躇するのではなく、興味や関心のあることすべてを経験したいですね。
 
― 確かに子どもというのは、幼いながらに親の背中を見て感じることがたくさんありそうですよね。楽しんで働く姿を見せるというのは、非常にステキなことだと思います。最後に、フリーランスとして長期にわたり活躍するためのヒントみたいなものをお聞かせください。
 
三河:ライターという職業は、とても競合が多いと感じています。独立して生計を立てることは非常に難しい。だからこそ、ライティングスキルはもちろんですが、ディレクションや編集、営業など、プラスアルファのスキルを磨くようにしています。
 
また、自分の強みと言えるジャンルを持つことも重要です。得意な分野ができたところで、慢心するのではなく、維持して磨き続ける必要もある。私の場合ですと、記事執筆に必要な最新のIT機器の入手やサービスの体験などは欠かせません。常に情報のアンテナを高くめぐらせて、いつまでも強みとして生き抜いていけるように工夫しています。
 
― ありがとうございました。フリーランスとして長期的に活躍し続けられている三河さんのお話しには、とても説得力がありますね。いつまでもお子さんにとって働く人のステキな像でいられるよう、ご活躍ください。
 
<ライター:城戸内大介/Kidouchi Daisuke>
 
三河 賢文 プロフィールページ
 
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