フリーランスは生活のリズムをつくろう

フリーランスは生活のリズムをつくろう
最近は、主婦も含めてフリーランスで仕事を始める人が増えてきました。生活のスタイルも人それぞれ。フリーだからこそのメリットもあればデメリットも。どうやら仕事ができる人ほど、フリーランスとしての生活はリズミカルなものだと発見。長くフリーランス生活を送るための秘訣を現役で活躍するフリーランサーに聞いてみました。
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あなたのフリーランス生活……大丈夫?

自分以外のフリーランスっていったいどんな生活してるのかなと皆さん気になりませんか? 正直なところ、とっても気になったので、私の知る限りのフリーランサーたちにいったいどんな生活をしているのか聞き取り調査をしてみました。聞いてみたのは、カメラマン、WEBデザイナー、ライター、デザイナーなどなど。

その結果、職種は様々ですし、稼働時間も違えば、仕事内容も勿論違いましたが、不思議なことに長年フリーランサーをしてきた人たちには、共通したポイントがいくつかあることを発見しました。そんなできるフリーランサーたちから学んだ生活のコツをシェアしたいと思います。

なんと言ってもダラダラ働きは禁物

フリーランスの生活魅力のひとつと言えば、定時に出勤しなくて良いこと。特に満員電車に乗らなくてもいいだけでもパラダイス。今やバリバリと仕事をこなす彼らも、話を聞いてみると、意外なことにフリーランス初期の頃は失敗していることが多かったです。

朝はゆっくり寝られる嬉しさで、ついダラダラ布団の中で過し、ちょっと仕事をしては、すぐに休憩、そのついでにゴロゴロ。テレビの昼ドラにハマったいう人も。しかも、締め切りギリギリになり焦り、睡眠時間を削り、必死のぱっちの徹夜で仕上げて大慌てで納品なんてことも。

しかし、これでは仕事どころか自堕落生活の始まりと反省し、生活改善をした。という人が多かったですね。そこで反省したフリーランサー達はそこから持ち直し、朝方にするのか、夜型にするのかを固定したそうです。

何時~何時までは集中して仕事をする、という自分なりのルールを決めて仕事をし始めたとたんに、仕事がうまくいくようになったのだとか。

運動不足になりがちな生活を改善

フリーランスのカメラマンなら撮影で動き回ったりするので、まだ良いのですが、制作系になると座りっぱなしの仕事が多いですよね。身体を動かさず、眼と頭ばかり使っていると、間違えなく体調を崩す原因になります。

また、肩こりの原因にもなり、そこから派生して身体のあらゆる部分に不調をきたしてきます。まさに悪循環。これだったら、普通に務めていた方が、通勤した方が身体を動かしているから健康だったということにもなりかねません。

フリーランスは、会社勤めのように定期検診もないので、体調管理も自分自身の仕事のひとつ。また、誰にも何も言われないため、パリパリとお菓子をつまみながら仕事をしていると、これも肥満の原因。

なんと知り合いのWEBデザイナーさんは、フリーランスになって14キロも太ったなんて言っていました。今は仕事前に走りに行っているようで、10キロは痩せたそうですが。

そんなことにならないためにも、仕事の合間に歩きに行ったり、ランニングをしたり、買物に出かけるとか気分転換を兼ねて外出しましょう。

外に出られないほど忙しい時には、5分だけでも席を離れて肩甲骨を動かすなど、簡単でもいいのでストレッチをして身体を動かす習慣をつけておくことが良さそう。しっかりと自分を戒めて生活していけるかどうかもフリーランスとして大成できるかにかかっているようです。

スケジュールの管理も生活習慣のひとつに

今まで仕事をしていた人ならば、スケジュール管理の習慣はあるかもしれませんが、普段は専業主婦をしていたという人にとっては、なかなかスケジュール管理は大変。特に、主婦であれば、子ども達やご主人のスケジュールの合間に自分の仕事の予定も入れていかなければなりません。

とくに子どもがいれば、急な予定が舞い込んでくることも珍しいことではないはず。そのためにも、朝起きたらまず、スケジュールを見直し、確認する習慣をつけるのもひとつですね!

長年現場を離れていたデザイナーさんは、フリーランサーになって、すっかり曜日感覚がなくなっていたので、ここから始めたと言っていました。

最初の頃は、「あっ!忘れていた」なんてこともあり、家庭の事情は仕事では通用しないということ心得ておかなきゃと言っていました。

生活のあらゆる場を仕事場にしよう

最近、オフィスでもフリーアドレスで社内の好きな場所で仕事ができる職場も増えてきました。フリーランスのいいところは、仕事場所が限定されないところ。

知り合いのライターさんは、行き詰まったらすぐに公園にノートパソコンを持って出かけて、子ども達の声を聞きながらパチパチと作業したり、息子が学校に行っている間に勉強机を借りて仕事をするなんてこともあるそう。

生活の場はどこでも、マイデスクに。その日の気分で移動すると仕事もはかどりそうですよね。時には、wifiやネットが繋がるカフェに行ってそこで集中して仕事をするのもひとつです。

とにかく、自分が集中できる環境をいくつか押さえておくと、いざ、お家で家族がバタバタしている時にでも、「ちょっとごめんね」と、静かなカフェに逃げ出して仕事を集中することができます。

フリーランス生活は、みんな失敗しながら自分のペースを掴んでいったんだな、と質問してみて安心しました。最初はうまくいかないかもしれませんが、失敗を成功に変えて、自分自身をしっかりコントロールして、ほどよく休息を取りながら楽しく仕事をし生活していけるのが理想的ですね!

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