そこが知りたい!フリーランスの平均年収はどれくらい?

そこが知りたい!フリーランスの平均年収はどれくらい?
フリーランスを目指す人も、もう始めている人も、平均年収は気になります。格差があることは想像できますが、フリーランスの平均的な年収はどうなっているのでしょうか。働き方での平均年収に違いは?収入面からフリーランスの実像に迫ります。
LANCER SCORE
4

日本初のフリーランス実態調査結果から見えたものは?

これまであまり実態が知られていなかったフリーランスですが、ここに来て大きな調査が行われるようになりました。中小企業庁が2015年4月24日にまとめた「小規模企業白書」や、Lancersが実施した「フリーランス実態調査」では、かなりリアルなフリーランス像が見えてきます。

特にカテゴリ別や属性別の平均年収には、誰もが興味をひかれるでしょう。「小規模企業白書」では、フリーランス全体の約6割が年収300万円未満と報告されていますが、本業か副業かによっても捉え方がかなり違ってきます。

ここではもう少し詳細に、ワークススタイル、分野別、年代別などの平均年収についても触れてゆきます。

フリーランス形態別では平均年収にどれだけ差があるの?

現在日本で何がしかのフリーランス的な仕事をしている人は、1,228万人。人口の約2割です。調査対象となったのは、専業フリーランスに加え副業ワーカーも含まれています。

その中で平均年収が高いのは、複数の企業との契約をベースとして働く複業のパラレルワーカーや、企業に属しながらフリーランスの仕事もするダブルワーカーで、本業の収入とフリーランス収入を合わせ、400万円を超える割合がもっとも高くなっています。

次いで、個人経営、自営業者などのスペシャリスト型独立オーナーも、年収400万円付近から上が多くなっています。

自由業型の専業フリーランスでは年収200万円未満の割合が高く、約4割に至ります。士業などの難易度の高い資格を持つ場合を別として、フリーランスで安定した収入を得る道はなかなか険しいようです。

フリーランス年代別の平均年収は?

20~30代はすきま時間を利用した副業フリーランスが多く、全体に占める割合も低くなっています。30代でも10%、20代にいたっては、わずか1%程度です。従ってフリーランスで稼ぐ収入は高くても200万円以下といったところです。

平均年収から見ても300~400万円程度が中核となっています。専業フリーランスの中心は50代(38.3%)、40代(36.3%)です。

前職が役員や正社員という経歴が大多数を占め、企業での経験をフリーランスの仕事に生かそうとする傾向が見受けられます。エンジニアなど専門性が高い職種は、フリーランスでも1000万円を超える人がいます。

しかし、多くの場合は雇用時の平均年収を上回ることは難しいようです。ここでも年収300万円がひとつの目安となっています。

人気フリーランス職種別平均年収 最強は?

フリーランスとして人気のある職種の年収は、どれくらいでしょう。

比較的誰でも始められるライターは、中堅どころならば300~500万円くらいです。雑誌などの紙媒体中心の人の方が高い傾向があります。グラフィックデザイナーの場合、会社勤めの時はおよそ280万円~790万円ですが、フリーランスでは700万円~800万円となるようです。

Webデザイナーの場合は、最近競争が激化しているせいで報酬は下がり気味傾向と言われています。300~400万円が多数を占め、高額年収の層はかなり薄めです。

会社を辞めてフリーランスとなった場合、年収の上がる可能性がもっとも高いのは、エンジニアです。平均年収は700万円~1200万円とトップクラス。1案件で60~80万円が相場と言われています。複数の企業と契約を結んでいることで継続して仕事ができ、口コミで顧客が拡大されるケースも多いようです。

弁護士、税理士、司法書士、公認会計士、社労士なども個人事業としては、平均年収が高額です。ただ、こうした士業に関しては国家資格を取得するまでに時間がかかり、難易度としてもかなりの高さがあります。

士業を除けば、エンジニアがやはり最強のフリーランスと言えるのではないでしょうか。

フリーランスの平均年収 これからどうなるの?

フリーランスという生き方を選ぶ人は、爆発的ではないにせよ今後増えると予測されています。また、あらゆる業務で外注が一般的となった企業側にとっても、クラウドソーシングなどを介して仕事を回すことが当たり前になっていきそうです。

副業としての認知度が上がり、フリーランスに参入する人が増えれば、専門的ではないレベルに対しての単価がさらに引き下げられていく可能性はあります。

その一方で、スキルの高いプロのフリーランスの価値が下がることはありません。クオリティを求めるクライアントの発注が、集中していくことは予測できます。

つまり、平均年収も2極化され、格差が広がってゆく傾向が想定されます。フリーランス全体としては、平均年収が極端に下がることはないでしょう。フリーランスとして一定以上の収入を求めるのであれば、常に自分のスキルアップを図っていくことが求められます。

【その他の副業記事はこちらからご覧ください】

正社員の副業、48.1%の企業が容認!? 【働き方新時代の実態調査】

サラリーマンの副業。注意すべき点とは?

副業者の人口・職種・年収・労働時間が丸裸|フリーランス実態調査2017

在宅ワークメインのデータ入力業務でどれだけ収入が得られるのかやってみた

RECOMMEND
関連記事