副業に適した求人ってどんなの?
副業情報に詳しい求人サイトで探す
副業に関する求人情報なら、まず手っ取り早いのは「その求人情報に特化したサイト」で探すのが一番手っ取り早く効率的です。インターネットで「副業 求人」というキーワード検索をかけると幾つかのサイトがヒットします。
リクルート社が運営している「From A Navi」やIntelligenceグループが運営する「an」ではサイドワークやWワークに特化したコンテンツサービスが展開されていて、通常の転職サイトと同じような使い方で簡単に検索することが可能です。
「条件の絞り込み機能」などもあり使い勝手も上々ですし、どちらも歴史と実績のある大手企業が運営するサイトであり、掲載されている情報の安心感も申し分ないので、これから副業を探したいという人にはおすすめです。
副業はワークスタイルをよく考えて
一口に「副業」と言っても、本業と二足のわらじを履くことになるので、計画性はとても重要です。
将来の夢の実現のために副業するなら、その夢に関連する企業でパートやアルバイトをするのも良いでしょうし、時間を有効活用したいなら在宅ワークも選択肢になるでしょう。アルバイト向けの求人情報の場合、在宅ワーカー向けの求人量はあまり多くありません。
したがって、在宅ワークを希望する場合は「ランサーズ」のような在宅ワーカー向けの仕事サイトを利用するのをおすすめします。
いずれにしても、副業によって本業が圧迫されるようなことは可能な限り避けなければなりませんので、働き方をよく考えて求人情報を検索するようにしましょう。
副業に在宅ワークが適している理由とは
パートやアルバイトなら、「1日3時間〜4時間、週2日以上でOK」という求人情報も頻繁に見かけます。これなら、本業への負担も少なそうということでいざ始めてみると、本業の方の残業やイベント、アルバイト側のシフト変更などで時間のやりくりが大変になってしまう…なんていうことも珍しいことではありません。
そんな時、在宅ワークであれば、基本的に通勤の必要はないですし、納期さえきちんと守れば「副業」の方から文句や苦情を言われることもありません。「時間のやりくりに関するストレス」は副業をする際にとても大きな問題になりやすいので、ストレスの少ない在宅ワークは副業にとても適したワークスタイルだと思われます。
ただし、在宅ワークはアルバイトやパートではありません。れっきとした「自営業」です。ですから、自分で事業所得申告(白色申告もしくは青色申告)を行う必要性があります。
パートやアルバイトなら勤務先の総務が申告を行なってくれるところも多いのですが、パートやバイト先が個人事業主の場合は在宅ワークと同様に自分で確定申告を行わなければならない場合もあります。
副業で忘れてはいけないこと、それが「確定申告」
日本の法律では年収によって納税額が決められます。したがって副業を行なう場合でも、本業の収入額と合算した金額によって納税額が決められるという仕組みになっています。
確定申告は毎年2月に行われますが、今ではネットを使って申告するe-taxが普及しているので、申告のためにわざわざ仕事を休む必要性はずっと低くなりました。
とはいえ、e-tax申告用の個人番号を取得する必要があるので、初回については納税会場に足を運ぶ必要性があります。具体的なやり方がわからなくても会場に行けば係りの人が付きっきりで教えてくれるので心配はいりません。
ただし、本業と副業の「源泉徴収票」あるいは年収を証明する書類は必要ですので、それだけは事前に準備しておきましょう。
2015年10月からマイナンバー制度が導入されます。この制度によって個人の年収に関する情報は透明性が上がるので、くれぐれも「脱税疑惑」を持たれないようにしてください。「納税」は国民の義務ですから、副業の求人情報を探す時には頭の片隅に入れておくようにしたいものです。