クラウドソーシングでの翻訳には依頼方式の使い分けが重要

クラウドソーシングでの翻訳には依頼方式の使い分けが重要
海外マーケットに対して、グローバルなビジネスを展開する企業が増えたことにより、クラウドソーシングサイト上でも、様々な言語の翻訳依頼が増えてきています。 翻訳を依頼する場合「プロジェクト方式」と「タスク方式」をケースによって使い分けて依頼することがポイントとなります。今回はそれぞれの方式で依頼する際に最適な使い方をご紹介します。
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タスク方式:複数人への依頼でスピーディに完結

タスク方式は比較的単純な作業を細かく切り分け、多数の作業者の方に、同時に作業を依頼することができる仕事方式です。このタスク方式を上手く活用することで、大量の翻訳作業もスピーディに完結することが可能となります。

 

例えば、海外の本を翻訳したいとき、通常の流れとして、まずは全体を粗訳し、その後文章全体の文脈や構成を考えながら、一つの文章に落とし込んでいくかと思いますが、粗訳を行うのに最適なのが、タスク方式です。
具体的には、段落ごとに文章を区切ってタスク方式で依頼をします。段落ごとで区切ってしまえば、前後の文章によって意味の変わる単語なども比較的統一されるので、粗訳にはぴったりの方式となっています。
タスク方式は、複数人に翻訳を依頼することで、スピーディに翻訳が上がってくることになりますので、大量の文章をスピード重視で仕上げたい際に便利です。

 

プロジェクト方式:専門知識や秘密保持契約が必要な翻訳も依頼できる

タスク方式とは異なり、プロジェクト方式は専門知識や質の高さが求められる翻訳を依頼するのに最適です。プロジェクト方式は、まず依頼したい翻訳作業をクラウドソーシングサイト上で掲示し、複数集まった提案の中から自分にピッタリな翻訳者を選ぶという仕事方式です。金額や納期などの提案内容と合わせて、過去の翻訳実績なども参考にすることができますので、質の高い翻訳者を探すことができます。
また、ビジネスで使用する契約書の翻訳を依頼したいときなどは、秘密保持契約を交わすことのできる方を条件とするなどの使い方も可能です。

 

 

以上のように、クラウドソーシングで翻訳を依頼する際は、それぞれの特性に応じて仕事方式を選択することが重要です。
ぜひ、ご自身に合った使い方で翻訳を依頼してみてはいかがでしょうか。

 

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