【LOY 10th 記念記事】プログラマーからフリーランサーへの道：挑戦と変遷

初めまして。堂本と申します。普段は翻訳や英語学習のコーチング、海外向けサービスのSEO などをLancers を通してお手伝いさせて頂いておりますが、ひょんなことからLancer of the year10周年のお手伝いもさせて頂くことになりました。具体的には、このLOY 10thというイベントの中で『ビジネスアイデアのピッチコンテスト』を開催することになり、これのお手伝いをさせて頂いております。

今回は、この度のコンテストに参加する方を対象に、現状のお仕事についてなどを広くインタビューした記事を公開します。今回インタビューにご回答頂いたのは、舩原理生さんです。

船原さんのプロフィールは【こちらから】ご確認ください。

会社員からフリーランスへの転換

Q. まず簡単に、ご自身のお仕事について教えてください。

私は現在、フリーランスのプログラマーとして、多様なWebアプリケーション開発に携わっています。特定のジャンルに限定されず、さまざまなプロジェクトに対応してお仕事をさせて頂いております。使用する言語はRubyが中心です。元々は社会人としてハードウェアのプログラミングをしていました。

Q. 会社員としてのプログラマーからフリーランスに転身したのには何か理由や関係があるのでしょうか？

フリーランスへの転身は、日本海側の中間都市、京都府舞鶴市に移住したことがきっかけでした。

この地域では当時プログラミングの仕事が少なく、自分のスキルを活かすためにはフリーランスとして独立する必要がありました。当時は、学校での臨時技術講師としてアルバイトをしながら、プログラミングの仕事を探しつつ、ランサーズなどのプラットフォームを利用して徐々に実績を積み、エージェントサイトを通じて仕事を獲得するようになりました。

そういった生活が3〜4年続いて、いつの間にか安定してお仕事ができるようになって今に至ります。今年の12月で、フリーランスとしては13年目ですね。

Q. フリーランスとして、普段のお仕事で心がけていることはありますか？

例えばオンライン会議などで、できるだけ顔を出すようにしています。特に地方に住んでいるため、東京などに移動することが難しいことから、ミーティングではできるだけ顔を見せ、自分を覚えてもらうよう努めています。

また、アイコンを活用し、自分をより覚えてもらいやすくしています。SNSなどで写真をプロフィール画像にしている方もいますが、自分の顔の変化に合わせて更新しなければいけないのがネックです。アイコンなら同じものをずっと使い続けて、時間を掛けて自分と一致させやすいため、自分に向いていると感じています。

実現可能性の理解

成功したフリーランスの事例から、自分でもできそうなことを見つけられる場合があります。また、自分自身も同じように成功できるようなセルフイメージを持つことは、特に自信を持つことが難しい初心者にとって重要です。

ピッチコンテストへの意気込み

Q. 普段はプログラマーとして活動している中で、今回、ピッチコンテストにご応募頂いた理由を教えてください。

最近、自分の子どものために自分で使うためのサービスを作ったのですが、これをビジネス展開したいと思い、計画を練っていたところ、ピッチコンテストが開催されることを知り、応募しました。

元々人前で話すのが得意というタイプではありませんでしたが、私自身もプログラマーとして勉強会に参加するなど、公の場で話す機会が増えてきたので、ピッチコンテストへの挑戦は良いチャレンジだと感じています。今回のピッチで私のアイデアを多くの人に知っていただき、誰かの役に立てれば幸いです。

プログラミングを学びたいという人へ

プログラミングをこれから学ぶ方には、まずは自分が好きになれるプログラミング言語を見つけることをお勧めします。例えば、最近ですとPythonが特に流行っていますね。ただ、周りに相談できる人がいない場合、挫折しやすいです。そのため、周囲とのコミュニケーションが取りやすい言語を選ぶことも大切です。

また、プログラミングには多様なジャンルがあるため、向き不向きなどについては一概には言えません。ただ、挫折しやすい分野ではあると思います。個人的にはプログラミングを嫌いにならないで欲しいので、嫌になったら無理に続ける必要はないかな、と思っています。好きであり続けてくれることが、一番大切ですね。

最後に、個人的に地元でプログラミングの勉強会を開催しています。Xなどでも情報発信をしているので、よろしければ是非ご参考頂ければ幸いです。それ以外にも、Twitchで作業風景を配信したりしています。勉強会も配信も、ぜひお気軽にご参加ください。

船原理生
https://www.lancers.jp/profile/masoo

京都府舞鶴市を拠点に活動しているソフトウェアエンジニア。 システム開発経験20年、フリーランスとして12年間活躍し、認定ランサーの経験もあります。 AWS、Heroku、Dockerなどのクラウドインフラを駆使し、お客様の要望に合わせてシステムを開発を行い、 情報セキュリティ系の資格を活用し運用まで行います。 また組み込みでも、アルゴリズム実装から検査装置への組み込みまで幅広い実績を持っています。

【執筆者】堂本秋次
https://www.lancers.jp/profile/AkitsuguDomoto

・Lancer of the year 2016 / 2022をW受賞
・メインでは翻訳家やSEOの専門家、英語学習の専門家としてお仕事を頂いております。
・メイン以外でもプロジェクト管理やSEOマネジメントなどのお仕事を頂いております。
・例えば上記の記事のような内容をそのままSEOワードを取り込んで英語で書くようなことも可能です。
・YouTubeもやったりしています。