【LOY 10th 記念記事】専業主婦から海外クラウドソーシングのプロフェッショナルへ

初めまして。堂本と申します。普段は翻訳や英語学習のコーチング、海外向けサービスのSEO などをLancers を通してお手伝いさせて頂いておりますが、ひょんなことからLancer of the year10周年のお手伝いもさせて頂くことになりました。具体的には、このLOY 10thというイベントの中で『ビジネスアイデアのピッチコンテスト』を開催することになり、これのお手伝いをさせて頂いております。

今回は、ビジネスピッチに参加することになったプレゼンターの方へのインタビュー、第2弾をお届けします。今回インタビューにご回答頂いたのは、むらこさんです。

むらこさんのプロフィールは【こちらから】ご確認ください。

専業主婦から活動の場を海外へ

 Q.まず、簡単に現在のお仕事について教えてください。

現在は、海外のクラウドソーシングをメインに活動しています。 新しい働き方LABという、Lancersのコミュニティを知ったのがきっかけで、フリーランスとして働くことになりました。しかし、子育てと仕事の両立を目指していて、国内ではなかなかそのバランスを見つけるのが難しかったんです。10年間専業主婦であったというのも、国内ではネックになることも多くありました。

そこで海外のクラウドソーシング市場で仕事ができないかと考えました。元々は留学経験などもあって英語が多少できたので。市場を変えれば、日本語が外国語ということになりますから、自分の価値を提供できるのではないかと思ったのです。

自分の得意を探す

Q.堂本も翻訳家として活動していますが、英語がある程度できる人は、『英語を使おう』と思うことはあっても、『（英語で）日本語を使おう』と思うことは珍しいと思います。その発想の転換は、どうやって得られたものでしょうか。

何かを始めようと思うとき、多くの人は自分にないものを身につけるところから始めようとします。言い換えるなら、手札を増やそうとするんですね。でも、本当に最初にやるべきは、自分が持っている手札を確認し、それをどう使うかべきかを考えることです。もちろん、手札を増やすことは大事なことですが、時間的、金銭的なリソースが限られている場合もありますから。

自分が得意なこと、できること、既に持っていることを見直してみると、意外とそれが価値を持っていたり、ニッチな市場を持っていたりすることがあります。メルカリなどでも、意外なものが高値で売られていたりしますよね。そういった、自分の能力を活かせるニッチな市場を見つけることが大事なんだと思います。

ピッチコンテストに込めた思い

Q.今回、ピッチコンテストにご応募頂いたのには何かきっかけがあるのでしょうか。

今回、ピッチコンテストに応募した理由は、実は私が以前から温めていた企画があったからです。もともと仲間内で温めて進めていたアイデアだったのですが、より多くの人に知ってもらい、また評価してもらえる場ということで、応募させて頂きました。

Q.ありがとうございます。今回のコンテストに対して、意気込みなどはありますか？

今回のコンペのアイデアは、私が母親であることから生まれました。専業主婦としての長い年月で感じたこと、経験したプレッシャーが、このアイデアの発端です。もし、これが同じ立場の誰かの悩みを少しでも解消できるなら、それに勝る喜びはありません。これからも、家庭と仕事の両立を模索し続ける中で、新しい働き方を提案し続けていきたいと思います。

むらこ
https://www.lancers.jp/profile/mura0929
子供の夏休みの自由研究に毎年頭を悩ませている、小学生の２児の母。お仕事は日本に住みながら在宅で海外企業に『出稼ぎ』しているワールドワイドなバーチャルアシスタントです。海外企業の日本でのお仕事のサポートを手広くなんでもお引き受けしています。海外トレンドのリサーチはライフワーク。

【執筆者】堂本秋次
https://www.lancers.jp/profile/AkitsuguDomoto
・Lancer of the year 2016 / 2022をW受賞
・メインでは翻訳家やSEOの専門家、英語学習の専門家としてお仕事を頂いております。
・メイン以外でもプロジェクト管理やSEOマネジメントなどのお仕事を頂いております。
・例えば上記の記事のような内容をそのままSEOワードを取り込んで英語で書くようなことも可能です。
・YouTubeもやったりしています。