受賞者フリーランスのセキララ★トーク|年収は? ホントは会社員がいい?

受賞者フリーランスのセキララ★トーク|年収は? ホントは会社員がいい?
2020年3月で6回目の開催となったLancer of the Year2020から、受賞者によるトークセッションの様子をお届けします。テレビ番組風スタイルで繰り広げられたトークでは、受賞者の年収にまで話がおよび……ぶっちゃけトークをご覧ください。
LANCER SCORE
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LOY受賞者の本音を聞き出すトークショー

2020年3月15日に開催したフリーランスの祭典「Lancer of the Year2020」は、史上初のオンライン開催となりました。

2015年の第一回から数えて6回目となる本イベントは、新型コロナウイルスによる大規模イベント自粛の要請を受けて、開催2週間前にしてYouTubeライブでの生放送(録画も見れます)となったのです。

本稿では、表彰式の直後に行なわれた、受賞者によるセキララトークの模様をお伝えします。オンライン表彰式では、受賞者の紹介動画(90秒)とトロフィーの授与のみで、どんな仕事をしているのか、どのくらいの活躍をしたのか……など、人となりを含めて情報が不足していました。

それを補う目的でオンエアしたのが、LOY2020受賞者によるセキララ★トーク。とはいえ受賞者に「5分間、お好きな感じでしゃべってください」とマイクを押し付けても、本音はみえてこないはず。

そこで取り入れたのが、某テレビ番組をオマージュしたトークショーです。司会進行に『ランサーズ代表取締役の秋好陽介』と『カスタマーサポート兼LOY司会のワタナベさん』が聞き手となり、2人ずつ3組の受賞者とのぶっちゃけトークを楽しみました。

ちなみに正式な番組名は決めていなかったので、『ランサーズのごきげんよう』とか『受賞者さんいらっしゃい!』とか『陽介の部屋』あたりで覚えてください。

無茶振りアリ、受賞者に訊く!

ワタナベ:ここからは、受賞者の皆様をお招きしてお話を伺っていきたいと思います。

受賞なさった今のお気持ちと、選択したテーマについて、その場で受賞者の皆様にお話しいただきます。トークテーマは合計6つございまして、こちらにボードがあるんですけれども。

秋好:この六つですね。全然、先ほどと雰囲気変わりましたね。

ワタナベ:変わりました。変えていきたいと思います。

秋好:何かの番組に似てますね、これ。似てるけど、何かとは言えない。

ワタナベ:はい。(受賞者に語っていただくテーマは)1番は、収入について。2番が、ランサーズ登録のきっかけ。3番が、よかったこと。4番が、大変だったこと。5番が、チャレンジについて。6番が、フリートークとなっております。

秋好:これ、どうやって選ぶんですか。

ワタナベ:ちょっと待ってくださいね。

秋好:このボールですね。

ワタナベ:はい。

秋好:こちらから、受賞者の方に引いていただくと。

ワタナベ:中にボールが入っていて。

秋好:てことは、次、何しゃべるかはわからず?

ワタナベ:わからないはずです。

秋好:ゲストに来ていただくわけですね。

ワタナベ:そうです。

秋好:これは楽しみだ。

録画をご覧になる場合は以下からどうぞ。再生するとセキララ★トークがはじまります

フリーランス1年目、収入はどうなった?

ワタナベ:では、早速ですが、まず1組目の受賞者の方々をお招きしたいと思います。では、中川様、青木様、どうぞよろしくお願いいたします。

秋好:ようこそお越しくださいました。そして、先ほどは本当におめでとうございます。

中川青木:ありがとうございます。

秋好:ぜひ、いろいろ、お話をお伺いしたいんですけど、まず、お掛けいただいて。

ワタナベ:早速、今のお気持ちを、それぞれお伺いできればと思うんですけれども。では、中川様からお願いいたします。

中川:フリーランス1年目で、このような賞をいただき、大変光栄に思っております。私は、福井県在住で、10年間の会社勤めを経て、フリーランスのWebクリエイターとなりました。

この1年間、営業活動、それから、会ったクライアントの数ともにゼロで過ごしてきて、本当に人生で一番人に会わない1年間でした。

ランサーズに登録したことがきっかけで、地方で住んでいても、自分の好きな仕事をしながら働いていける。

それから、会社員の時代よりも、もっともっっとたくさんの、多くの人との出会いがあって、つながりを持つことができたので、とても、本当に、毎日楽しくって、フリーランスになって、本当によかったなって思っています。

秋好:ゼロからたくさんのクライアントの方、案件を得られて、楽しいという話、ぜひ、何になるかわからないですけど、深く聞いていきたいなと思います。

ワタナベ:そうですね。ありがとうございます。

秋好:それでは、ぜひ、今日の感想なりを青木さんから。

青木:青木と申します。僕は、翻訳家として仕事をしております。

秋好:翻訳家ですね。

青木:はい。このたびは、輝かしい賞をちょうだいし、大変光栄に思っております。とても栄誉のあることとして、感動しております。本当に、心から感謝申し上げます。

ワタナベ:おめでとうございます。

秋好:翻訳というのは、日本語、英語ですか。

青木:日本語と英語と中国語の3カ国語。

秋好:中国語も。ということは、中国語から英語っていうのもされていらっしゃるんですか。

青木:ありますね。

秋好:ワオ!もう、これは無敵ですね(笑)

ワタナベ:最強ですね。

秋好:最強の翻訳家がここにいましたね。

ワタナベ:ここから、先ほどお伝えした抽選ボックスで引いたテーマについて伺っていきたいと思います。では、秋好さんお願いします。

秋好:これ、仕込みは全くなくて、本当に1から6までがばらばらに入っていますので、全員1とか6とか、そういうのはないので、引いていきたいなと思います。それでは早速。

ワタナベ:中川様から。お願いいたします。

秋好:3番ということは、よかったこと。これ、何がよかったっていうところ含めて。

中川:いや、もう、本当によかったことしかないなと思っていて。まず、フリーランスになって、今までの会社員時代と、自分の価値観が、まず、すごく変わりました。

秋好:価値観ですか。例えば?

中川:本当に、すごく限られた思考で、自分でこれをやらなきゃいけない、自分はここまでしかできないとか、いろいろ自分を制限していたなと思いますね。

秋好:会社員時代はですね、なるほど。

中川:そうですね。それがフリーランスになって、すごく解放されて、もう、今は、たくさんのことを学んで、どんどん何でも学んでいけば、自分はもうこれから何でもできる、何者にでもなれる。

あしたからでも違ったことを自分がしていけると思うと、本当に毎日わくわくしていて、すごくよかったなって思っています。

秋好:それって、会社員のときは、これをやらないといけないっていうところだったので、自分の枠を決めていたのが、フリーランスになったとたん、やってみるといろいろできるようになったので。

中川:そうですね。転職も経験があるんですけど、転職先探すときも、自分はこれができるから、このスキルの範囲でとかっていう探し方をしていたんですね。そういうのも、今はもう、全然そういう概念が取っ払われていて。

秋好:例えばですよ、会社員のときだったら絶対にやらなかったけど、今やってることとかってあるんですか。

この枠の中で考えたら、絶対やらなかったチャレンジとか、もしかしたら、それは仕事じゃなくて、プライベートなのかもしれないんですけれども、フリーランスになって初めてやったこと。

中川:まあ、たくさんあるんですけど、まず経理とかもやりましたし。

秋好:まあ、そうですよね。そもそも会社だと経理がやってくれるので、確定申告、まさに、きょう締め切りですね、本来。延長になっていますけれども。じゃあ、そういった業務含めて、いろいろ変わったと。

わかりました。じゃあ、次。

ワタナベ:続きまして、青木様からも引いていただいて、お話しいただければと思います。

5番ですね。5番ということは。

秋好:5ということは、チャレンジしたいこと。イタリア語ですかね。

青木:言語はもうこれくらいで(笑)。チャレンジしたいことは、書籍の翻訳です。本の翻訳にチャレンジしたいです。

秋好:今はどういった翻訳をされていらっしゃることが多いんですか。

青木:ジャンルはいろいろあるんですけれど。たとえば、美術館の展示品の下に文章あるじゃないですか。

秋好:ありますね。ピカソの何とか、みたいな。印象派で、みたいな。

青木:その英訳や、あとは、美術館のパンフレットなどの英語を主に担当しております。

秋好:じゃあ、書籍ってなると、どんな書籍の翻訳がしたいんですか。

青木:実用書にチャレンジしていきたいなと思ってます。

秋好:実は、私は『超集中ハック!』って本を日本語で書いてまして。これ、英語で出すってどうですかね。

青木:いけますね(笑)。

ワタナベ:(笑)。いいですね。ありがとうございました。では、もう1巡お願いできるということなので。

秋好:もっと聞きたいですからね。いきましょう。

ワタナベ:じゃあ、もう一度お願いいたします。

6番、フリートーク。

秋好:せっかく、今、結構な人数の視聴者の方が、とくにフリーランスとか、こういう働き方が好きな人が、こんなに人数いるって珍しいので、これちょっと言いたいなとか、これ話したいな。もしくは、なければ質問勝手に言っちゃいます。

中川:お願いします(笑)

秋好:絶対、皆さん、一番聞きたいのって、1なんですよね。会社員になって、フリーランスになって、すごく自分らしくていいのはわかるんですけど、収入って正直、どうなりました?

中川:相当上がりました。

秋好:相当って言っても、人によって10%なのか、2倍なのか、ちょっと聞きづらいんで、(ワタナベさん)聞いてもらっていいですか。

ワタナベ:どのくらい? 今、お話あった10%とか、そんな感じですか。

中川:一応、フリーランス1年間やったんですけど、実働は9カ月で、その9カ月間の収入が、会社員時代の2.5倍を超えています。

ワタナベ:えー! すごい。

秋好:2.5倍。働く時間っていうのはどうなんですか。1日実は20時間くらいやってるとか。

中川:でも、14時間仕事してるとかっていう日もありましたし、30日間1日も休まなかった月もありますし。

秋好:まったく働いてない日もあった?

中川:もちろんありました。いろいろやってみたんですけど、この月はこれでいこう、この月はこれでいこうって。じゃあ、今月は仕事を詰めまくって、自分がどこまでいけるかやってみようとか。1年間、チャレンジをずっと続けて、続けて、続けて、今も続けています。

秋好:まあ、12カ月じゃなくて、9カ月で、かつ、自分らしく働いて。会社のときよりも、枠を取っ払って働けて、収入も2.5倍って、いいことずくしじゃないですか。

これって、誰でもできるんですかね。こうやって表彰されるくらい優秀な方だからできるんじゃないの?って思う方もいるんじゃないかなと思うんですけど、その辺は?

中川:いや、もう、誰でもできると思います。全然誰でも。

ワタナベ:本当ですか。どうしよう。どうしようかな、今、ランサーズ社にいるけど。

秋好:アナウンサーとして、独立してみるとか。

ワタナベ:いやいや、そんなに甘い世界ではないですね。でも、はい、夢が。希望があるなと。

中川:でも、私、フリーランスになるとか、ずっと思ってなかったし、自分が、もう、こういう生き方をしていくなんて、本当に、子どもの頃からずっと、大人になっても、全然考えてなくて。やってみたらできたという感じですね。

秋好:まさか、なんですね。まずはやってみると。ありがとうございます。

じゃあ、青木さんの2周目。1を引いていただきたいなと思いつつですね。

秋好:さて、期待を裏切られました。

ワタナベ:そんなことはない(笑)。フリートークです。

青木:私も振っていただければ(笑)

ワタナベ:となると?

秋好:収入、ぜひ。先ほどのムービーにもありましたけれども、日本とアメリカの生活を体験されて。新卒ですぐにフリーランスというと、収入ってどうなんだろうって思う部分もあるんですけれども。

青木:実は、登録したのは、大学1年生のときで。学業の間にやっていたので、基盤はもうあったんですよ。だから、そこまで困りはしなかったんです。

秋好:既に副業をされていたんですね。学業と翻訳家として。じゃあ、新卒っていうよりも、大学生、副業で、新卒が2社目みたいな。今は3社目というか、三つ目のキャリアということだということなんですね。

じゃあ、話をぜひ、収入。どれくらいなのかというのを、皆さんも聞きたいんじゃないかなと思うんですが、どうですか。

青木:増えましたよ、もちろん。

ワタナベ:もちろん増えた?

青木:会社員時代の給料と比べると、ちょうど3倍くらい。

秋好:3倍くらい?いきなり3倍になるんですがね。最初は苦労もされていたんですけど、いろいろ工夫して、ノウハウを得て3倍になったのか。

青木:そうです。最初は全然なかったんですけども、徐々に上がっていって。

秋好:上がっていくことで、やっぱり、同じクライアントの方から信頼関係を作って、だんだん単価が上がっていくっていうようなかたちなんですかね。

青木:そうですね。あと、評価も大事なので、新しいクライアントを獲得するために。

秋好:なるほど。いや、皆さん、2.5倍と3倍になってるという、すばらしいですね。もちろん、その裏にはいろんなご苦労とか。

じゃあ、これは次、3回目。……聞きたいところではありますが、時間ということなので。

ワタナベ:はい。じゃあ、残念ですけれども、一旦、じゃあ、ここでお時間になってしまいましたので、中川様、青木様、ありがとうございました。

ワタナベ:改めまして、おめでとうございました。

秋好:お二人とも、実質的には(フリーランスとして)まだ1年たってるか、たっていないかみたいな話なんだと思うんですけれども。

すぐに、2倍、3倍の報酬。もちろん、フリーランスなので、いろいろ自由な面、大変なところもあると思いますが、すばらしいですね。

パラレルワーカーの働き方/借金生活からの大躍進

ワタナベ:2組目の受賞者の方々をお招きしたいと思います。では、やなめ様、大槻様、どうぞよろしくお願いいたします。

秋好:どうぞ、ようこそお越しくださいました。よろしくお願いします。お掛けください。このたびは、受賞おめでとうございます。

大槻やなめ:ありがとうございます。

ワタナベ:まずは、喜びといいますか、お言葉をちょうだいできたらと思います。じゃあ、やなめ様からお願いいたします。

やなめ:はい。このような輝かしい賞をいただきまして、本当にうれしく思っております。私は、本当に好きなことを、ただしていただけなので、好きなことをさせていさせてくれる、このサービス、ランサーズさんにお礼を申し上げたいくらいです。

そのおかげで、私は今も、これからの未来も、持てる夢も、すごく楽しみになって、わくわくしてます。ありがとうございます。

秋好:そのあたりもぜひ聞いていきたいですね、これからの夢というのも。

ワタナベ:はい。このあとぜひ。では、大槻様、ぜひお願いいたします。

大槻:きょうは本当にありがとうございます。ビデオでも紹介いただいたんですけども、ディレクション業務やってまして。全国、もう、北は北海道から沖縄まで、このランサーズに登録してるほかのランサーさんたちと一緒に、毎日仕事をしてます。海外にも、きょう、見てる人がいると思うんですけど。

秋好:200人っておっしゃってましたね。

大槻:はい。みんな、見てますか(笑)。

ワタナベ:見ていらっしゃるんじゃないですかね、絶対に。

大槻:おかげさまで受賞できました。きょうの受賞というのは、僕1人でいただいたものじゃなくて、この200人、それ以上のみんなと一緒にいただいたものだと思ってます。きょうは本当にありがとうございます。

ワタナベ:ありがとうございます。では、続きましては、抽選ボックス。では、やなめ様から、お願いいたします。

秋好:はい。じゃじゃん♪

ワタナベ:4番。大変だったこと。

やなめ:大変だったことは、自分のペースをつかむまでというのが大変でした。どちらかというと、やりたいこといっぱいあるタイプなので。

夢中になってしまうと、寝られなくて。で、その次の日はダメダメで。わーっとなって、寝られなくなって。目がさえてしまうんで。

秋好:夢中すぎて、これもやらないといけない、歌手の仕事もあるし、ボイストレーナーの先生の仕事もあるし、デザイナーもあるしって、ぐるぐるして。それ、どうやって解決されたんですか。

やなめ:やっぱり、まず、自分の気持ちの部分ですね。1日に、大体、どのくらいに、どんなふうに、誰と会わないと寂しくなっちゃうかとか。

秋好:寂しくなる?

ワタナベ:おもしろいですね。

やなめ:こういうふうにしていないと嫌だとか。あとは、朝の段取りを、こうしといたら気分が上がるとか、そういったものを自分で工夫していっているうちに、気持ちの部分で整っていけば、睡眠であったり、やりたいことあっても、しっかりペースつかめるようになったなっていう印象があります。

秋好:仕事忙しかったり、いろいろな不安というんですかね、心配とか考えることを減らしていくというか、それによって、安定していったと。じゃあ、今は、睡眠不足ということは?

やなめ:……ないです(笑)

ワタナベ:ちょっと、何か、今、悩まれて(笑)

秋好:0.5秒悩みましたけどね(笑)

ワタナベ:では、大槻様、お願いいたします。何が出るか。

大槻:あ……(笑)

ワタナベ:え?(笑)

秋好:(笑)1番。

ワタナベ:はい。引かれましたね。

秋好:ついに引いていただきました、1番。ぜひ、言える範囲でですね。

大槻:これ、一番当たりたくなかったんですけどね。僕自身は、お金に対してそんなに、まあ、偏見というか、ないんですけど、結構気にする人が多いから。変なイメージを与えてしまいかねないという。

秋好:では、オブラートに包んでいただいてもいいですよ。こちらの飲料水○個分とかですね。

大槻:さっきも、でも、会社員時代の何倍というようなお話がいくつかあったりとかして、何倍って言おうかなと思っていたんですけど。

脱サラしていた時期が長いので、マイナスがあるんですよ。これ、言っちゃっていいのかわからないけども、個人でやっていたときでも、1年間でマイナス300万とか全然あるんで。

秋好:逆に、マイナスになった時期、借金とかですね。

大槻:それを先に言っておけば、多分、大丈夫だと思うんですけど。まあ、通常に食べていけるくらいになってからの、5倍くらいいっているんじゃないかなとは思いますけどね。

秋好:それって、マイナスになって、食べていけるようになって、今、ちょうど15年くらいたたれると思うんですけど、どんな時系列なんですか。最初こうなって、底があり。

大槻:もう、落ちるしかなくて、こんなに地面って掘れるんだみたいな(笑)。もう、すごいですよね。よく帰ってきたなっていうか、生還したって感じです、自分の中では。

秋好:それ、耐えて、耐えて、耐えられたのは、何でなんですか。普通、諦める人もいると思うんですけど。

大槻:そこなんですよね。まあ、ちょっと精神論になっちゃうんですけど、俺がこんなはずないって、ずっと思っていて(笑)。俺を誰だと思っている?という(笑)。

そういうイメージだけで、本当にずっと苦しい思いもずっとしてきて、お金を節約するために、いろんなことしたし。お買い得な物ばっかり買っているような生活ばっかりしていて、もう、駅の交通費を節約するために、自転車にずっと乗っていたりとかしてたんですけど(笑)。

何か、ふと、それが解消されて。まあ、ランサーズのおかげで。

秋好:でも、底になって、こう上がっていくきっかけっていうのは、ランサーズもそういうことなんだと思うんですけど。複数人で、チームでオンラインでやるっていうのが、大きなきっかけだったんですか。

大槻:そこにいくまでに、多分、自分の中で、すごく意識改革があったと思っていて。自分のことを認めてなかったんです。失敗したらすごく悔しかったんですけど、失敗してもいいって、すごく思うようにしたりとか、マインドを、ふと変わっていくきっかけがあって。

ずっと自分で自分のことを許せなかったんですよね、つらいのがあって。でも、別に誰かを不幸にしているわけじゃないんだから、いいやんって開き直った瞬間に、気持ちが楽になって、いろんなものがすーっと進むようになったときがありましたね。

秋好:自分を認めて楽になった。先ほどのお話ともちょっと通ずるところがあるかもしれないですね。

ワタナベ:そうですね。考え方というか。では、もう1巡。ぜひお願いいたします。

ワタナベ:5番。チャレンジしたいこと。

秋好:ちょうど夢があるとおっしゃっていますからね。これ、仕込みじゃないですからね。

やなめ:チャレンジしたいこと。ニューヨークに行って、ジャムセッション、即興で演奏するの、それをしたいなと思ってます。

ワタナベ:すてきですね。いいですね。そのときは聞きに行きたい(笑)

秋好:それは、今もプロでやられてるので、やろうと思えばやれるイメージもあるんですけど、それをするために、何か条件とか、こうなったらそれをしようとかって思うことってあるんですか。

やなめ:もう、今、パソコン1台で、行くことができるので、もうかなえられるものというふうに思っています。あとは、まあ、段取りとか、そのくらいだと思うんですけど。この、チャレンジしたいことも、実際、今、15年ぶりに思えてることなんです。

15年前に、私、母とニューヨークに、旅行に行ったんです。そのときに、地下鉄、メトロに乗っているときに、目の前に日本人の男の子がいて。

アフロで、くし刺していて、ヒップホップの格好して、仲間と音楽の話をしていたんですよね、日本人の男の子が。もう、すごく悔しくて。母と旅行に来ている私と、ニューヨークで、今、頑張っている同世代の彼。

秋好:なるほど。最前線でチャレンジしている。

やなめ:でも、その勇気がなかった15年前。今はそれができるって思えていること、すごくうれしく思っています。

秋好:すごい進化ですね。

ワタナベ:すてきですね。

秋好:もう、行ってください。

やなめ:行きます(笑)

ワタナベ:本当に。見に行きます。聞きに行きます。ありがとうございました。

では大槻様に、お願いいたします。

大槻:5番。

ワタナベ:チャレンジしたいこと、お願いします。

大槻:いや、チャレンジしたいことか。本当、最近になって、いろいろ描けるようになってきて、今の仕事が天職というのをすごく感じてはいるんですけど。

今までだったら、次のことってあんまり思い浮かばなかったと思うんですけど、今だったら、あれもやってみようとか、もっとこうやったら役に立てるんじゃないかってこと考えてるんですけど。

僕の周りには、ランサーさんというか、いろんなフリーランスの方、一緒に仕事をしてるんで、かっこつけて言うと、マネージメントの部分であったりとか。その企業さんとランサーさんの隙間を埋めていけるようなことをやっていきたいというのが目標です。

秋好:さらにチームが大きくなり。新しい会社のかたちですよね。200人っていうと、200人くらいで上場してる会社もありますし。

大槻:確かに、自分がやっていることは、個人というか、オンラインなんですけど、ランサーの皆さんとは、雇用関係とかではないし、気持ちだけでつながってコミュニティー化しているんですけど。

秋好:会ったことがある人って、そんな多くないですよね。

大槻:数人です。2、3人なんで。

秋好:ですよね。全国津々浦々、海外にもという。

大槻:はい。でも、毎朝パソコン、Slackを開いたら、みんなオンラインになっていて、仕事しているみたいな感じで、バーチャル会社を経営しているみたいな、そんな感覚。でも、それをスタンダード化していったら、すごくおもしろいんじゃないかなと思ったり。

秋好:ぜひ、そのあたりも、一緒に、続けていければと思います。

ワタナベ:では、受賞者の皆様、このたびはおめでとうございました。

秋好:おめでとうございました。ありがとうございました。すごいですね。バーチャル株式会社。ほとんど会ったことのない200人の方と、一緒に働いているという。

ワタナベ:何か、もう、すごく話が多すぎて、ちょっと、家に帰って整理したいですね。

秋好:じゃあ、宿題というところで。最後のゲストをお二方、お呼びしましょう。

史上初、3回受賞の超安定フリーランサー

秋好:実は、最後のお二人、初めての受賞ではなくて、お二人とも、実は3回目の受賞と。

ワタナベ:そうなんですよ。もう、本当に、言葉も出ない。すばらいいですね。それではお呼びしたいと思います。日景様、大塚様、よろしくお願いいたします。

秋好:ようこそ。おめでとうございます。どうぞお掛けください。

ワタナベ:それでは、受賞のコメントを、それぞれいただきたいと思っておりまして。

秋好:ぜひ、前回、前々回、受賞いただいたときというのは、リアルで観客の方が数百人いるというときと、このお客さんが1人もいないという状況との差なども含めて、今回どうだったかというのをいただけるとうれしいなと思います。

日景:まずは、受賞させていただいて、本当にありがとうございます。2016年、2017年と受賞させていただいたときには、目の前に観覧されている方がいらっしゃったんですけど、今回は、そのときとはまた別の緊張というか(笑)。

秋好:なるほど。また違うシチュエーションに、カメラがたくさん並んでいたり。

日景:そうですね。ちょっと、どこ見ていいのかわからないというのと、あと、見てくださっている方が、どういう印象を持ってくださって見ているのかがわからないというので、若干不安はあります。

秋好:なるほど。皆さん、ぜひ、いい意見を書いて、タグづけしていただければなと思います(笑)。

ワタナベ:コメントをいただけると。お願いします。ありがとうございます。では、大塚様、お願いいたします。

大塚:去年は病気したりとか、父を亡くして大変だったり。

秋好:動画でありましたね。

大塚:そうですね。

秋好:もう、本当に大変だったと思います。

大塚:ちょっとドキュメンタリーが作れるかなと思ったんですけど。まあ、周りからすると大変だねって思うかもしれませんが、自分自身もちょっと大変だった部分があるので、自分へのご褒美というために、今回、受賞できてよかったなという気がしますね。

秋好:動画にもありましたけど、今までは、結果、受賞、表彰されたという感じが、今回は、受賞しようと思って獲れたわけですが。そのあたりの心境の変化というのは?

大塚:初めて自分のために賞を取ろうかなって、本気でノミネートの文章を、メッセージを書いて。まあ、実績だけじゃなく、そういう思いもたくさん伝えたかなというのがあります。

ワタナベ:ありがとうございます。それでは、抽選ボックスから。では、日景様から。

秋好:じゃん。4番、大変だったこと。日景さん、フリーされてから、ある程度ご経験されていて、いつが一番大変だったんですか、フリーランスとして。

日景:常に大変(笑)。

秋好:常に大変?毎日だと?

日景:仕事で、例えば、寝られないとか、休みをなかなか取れない時期があったりという、まあ、仕事上での大変さというのは常にあるんですけど。プライベートで言えば、大塚さんと同様に、私も2年前に大きな病気を患って。そのときは、トータルで2カ月くらい仕事をセーブしたんですね。

秋好:なるほど。一切せずという?

日景:いや、本当に確実にできるもののみお受けして、そのあとは毎日治療に行かなきゃいけない時期もあったので。実際に生活が大変というよりは、精神的に大変。

仕事を断ることによって、じゃあ、できるようになりましたと言ったときに、仕事をいただけるかどうかだったり、そういう部分では、これがやっぱりフリーランスであることの不安定さなんだなという。

秋好:そうですよね。じゃあ、その時期が、仕事と密接ではあると思うんですけど、一番大変だったと。でも、そこから、また変わって、今は、仕事がお忙しいわけですね(笑)。

日景:今は、仕事が忙しくて大変(笑)。いや、もう、本当にありがたいことなので、ただただ、クライアントさんのご期待に添えるようにと、日々頑張って仕事をしているんですけれども。

それでも、やっぱり、自分の中で、きちんとしたものが作れたかどうかだったり、評判はすごく気になってしまうので。

秋好:そうですよね。私も経営者と仕事しますけど、頑張りすぎると、それで体調を崩してしまって、パフォーマンスが出ないこともあって、バランスというのはすごく難しいなと思います。ありがとうございました。続いて大塚さんお願いします。

ワタナベ:6番はフリートークですね。ということは?(笑)。

秋好:もう、これは自由に話していただきましょう。

大塚:恋バナっすか。

秋好:恋バナでもいいですよ。

ワタナベ:個人的には聞きたいけども(笑)。

秋好:フリーランスと恋バナ(笑)自由に会えるとか(笑)。

大塚:じゃあ、皆さんが気になっている収入の面で(笑)。

秋好:(笑)収入の面でお話を伺っていきます。

大塚:まあ、実際、サラリーマン時代って、すごい、どんなに頑張ってもお金って全然稼げなくて。部長クラスで30万くらいだったんですよね。

それで、まあ、このままだと老後が不安だな。じゃあ、ちょっとフリーランスでもやってみようかっていうのが、やったきっかけで。退職金がない会社だったんで。これ、定年迎えたら、アウトじゃないかって思って。

秋好:なるほど。普通、フリーランスになると、収入上がるけど、安定がないかもしれないっていうので、不安だからやらないっていう人が多いんですけど、不安だから始められたんですね。

大塚:そうです。不安っていっても、別に、食べられなかったらバイトでもすればいいかなと。転職すればいいかなと思って。

秋好:なるほど。でも、それはおっしゃるとおりですよね。で、始めて。

大塚:始めて。最初は、多分、50万くらいだったんですけど。で、大体半年、まあ、6、7カ月くらいでやったときに、初めて120万、130万くらい収入が月に。

秋好:それ、何をされていたんですか。

大塚:メインは、最初、ライターから始めて、そのあと、自分、30歳からWeb会社に入って、そこから、一から技術を学んで、SEO技術を積み上げて、35で独立したというのがあって。

秋好:なるほど。じゃあ、最初からその経験があったというのに、ご自身で勉強されて、SEOの話であったり、インターネットの話であったりというのやったんですね。すばらしい。

大塚:はい。そうです。セミナーとかいっぱい行って。まあ、フリーランスになるとき、借金200万くらいありましたから(笑)

秋好:セミナー代とかですか。

大塚:セミナー代とかで(笑)

秋好:セミナー代で借金200万ですか。なるほど。でも、そうやって努力をした結果、今では。

大塚:そうですね。今だったら、もう、月収100万、まあ、時期によりますけど、100万から150万くらいはあるかなという。

秋好:なるほど。勉強、努力が大事ですね。

ワタナベ:それはもう絶対大事だと思います。では、2周目です。

秋好:がん。

ワタナベ:あら?

秋好:こちら。

ワタナベ:これは、すごいですね。

秋好:もう全員、なぜか収入を言うという。おかしいな(笑)。まあ、具体的でなくても全然結構なので、言える範囲で、ぜひ。

日景:一番引きたくなかったやつです(笑)。そもそも、会社員の方と、フリーランスの方の収入とか、自分に入ってくるお金の内訳自体がまず違うので、単純に比較はできない部分だと思うんですよね。

先ほどのムービーでも、もう、テロップでどんと載っていたので、普通に金額は言ってしまうんですけれども、2019年のランサーズ系の収入で1000万円弱。それとは別に、直接の取り引き先様がいらっしゃるので、そちらでプラス200万くらいで、年商という数字で言えば、1200万くらい。

実際そこからは、もう、私は専業でやっているので、仕事で使っている機材、ネットワーク費用とか、もろもろ全部経費としては、200万、300万かかるので。

それで考えると、はたして、働ける時間、先ほどの寝られないとか、休みが取れないとか、そういう時間ベースで考えたら、別に、それほど、楽して稼いでいるわけでもないですし。やはり、自分の体力とか、それこそ本当に命を削って仕事しているという感じなので。

秋好:(笑)でも、おっしゃるとおりですよね。1200万円という数字だけ見ると、もちろんすごいんですけれども、その裏には、過去の努力とか、勉強とか、いろんな、それとセットの責任というか、確定申告もご自身でなさらないといけないと思いますし。でも、それは、ここ急に上がっていったんですか。それとも、大体安定してそれくらい?

日景:2年前に病気をしたときは、先ほど言ったように、2カ月くらいセーブしていたので、そのときは本当にもう100万、200万レベルで、年収は下がりました。

ただ、ランサーズさんに登録させていただいてからは、ありがたいことに、受注金額がずっと右上がりを続けていて、2019年は、本当に、たまたま、ご依頼いただく件数が多くて。で、いつもは、お断りすることも結構多かったんですけど、まあ、2019年は、自分にできるだけ頑張ってみようと思って、やれるだけ受けた結果が、そういう数字として出てきたと。

2019年は、本当に、仕事をまず第一に考えて、ライフスタイルとか、スケジューリングの仕方も自分で調整しつつで、ちょっとチャレンジした1年でした。

秋好:なぜ、今年はそうしようと思われたんですか。

日景:それは、もう本当に何となくとしか言いようがないというか。今年は、きっとたくさん仕事をする流れなんだなと思って。なので、とくに、仕事を獲得するために動き回ったりとかということも、たまたまなく。ただ、もう本当に、たまたま調子いい流れに流されたというか、そういう感じで。

秋好:きっと、持たれてるんでしょうね、そういう流れをつかむ。ありがとうございました。

ワタナベ:ありがとうございました。ラストですね。大トリです。

秋好:3番。

ワタナベ:3番ですね、よかったこと。お願いします。

大塚:よかったこと。それは、一番は、出社しなくていいっていうこと。毎日、東京だとわかると思うんですけど、東西線っていう、混む電車が。これ、毎朝、満員電車で出社するっていうのが、もう、すごく苦痛で。もう、フリーやってよかったことは、これですかね。

ワタナベ:いや、そうですよね、本当に。最近、テレワーク推奨で、それがなくなってよかったというつぶやきとかも結構見かけますよね。

秋好:どうしても通勤しないといけない方もいらっしゃるので、感謝しつつ、やっぱり、満員電車はないほうがありがたいなと思います。ほかにあったりしますか。

大塚:まあ、ある意味、今だと、コロナの影響とか、心配がないというのも、最大の特徴ですよね。もう、そこで、マスクとかも無理に買ってないですし。まあ、スーパー行ったらトイレットペーパーないのが、ちょっと悩みですけど。

秋好:(笑)わかりました。でも、集中しなくていい。自分の働く時間も自由だっていうことなんだと思うんですけども、そういった話はあるなと思いつつ、実はディレクターが、大塚さんに、もう一つ聞いてほしいということなので(笑)

大塚:もう1回、実は、秋好さんに引いてほしいんですよね。

秋好:なるほど。じゃあ、引いてみましょう。

大塚:1が出てほしいな。

ワタナベ:5でした。チャレンジしたいことです。秋好さんに。

秋好:私、結構、海外旅行に行くんですよ。で、海外旅行に行って、夜、ホテルのバーに行く。で、バーに行ったときに、隣にいる人に話しかけるんですよ。仕事って何してるんですかって。

僕の夢は、「ランサーズというのがあって。ランサーズっていうので働いているんだよね」って言ってもらうこと。つまり、チャレンジしたいことは、海外でも、こういったサービスを展開して、やっていきたい。

今も海外のユーザーさんいるんですけど、中国語も、英語も、翻訳されているという受賞者の方もいらっしゃいましたけど、グローバルな時代なので、海外展開したいなと。

で、自分自身も、ニューヨークに住んだりして、海外に住みながら、海外のビジネスをする。で、新しい働き方を世界にするというのをやっていきたいなと。ちょっと真面目すぎましたが、思ってます。もう一回引く?

大塚:ちなみに、話しかけているのは男性ですか、女性ですか。

秋好:両方ですね。もう、年も老若男女。男女別々。おもしろいんですよ、本当にいろんな働いている方がいて。

大塚:真面目なもの引いてしまっちゃ、だめじゃないですか。

秋好:そうですね(笑)。また引く? これ、ワタナベさん、次引いてみるというのは?

ワタナベ:いや、私はちょっと、大丈夫です。

ワタナベ:2。ランサーズ登録のきっかけ。じゃあ、社を起こしたきっかけとかはどうですか。

秋好:そうですね。これ、登録も、でも、私、ID番号10番未満で、1個持ってまして。あるんですよ。

秋好:ランサーズで、実は、ランサーとしても、やらせていただいていて。で、昔はデザインとか、開発の仕事やっていたんですけども、最近はさすがに納品するのは、なかなか難しいので、相談に乗らせていただくというのをやっています。

1時間、10万円くらい。5万円か10万円で、経営の相談とか、資金調達の相談とか、新しい働き方コンサルみたいなことをしています。それは、誰にも知られていないのか、年に1、2件しか依頼が来ず。

ワタナベ:もっと宣伝して。はい。

秋好:そうですね。なので、ぜひ、皆さん、私も一フリーランスとして、仕事を受けておりますので、この番組見たよということであれば、5%くらい割引しますので、ご依頼いただければなというふうに思います。

大塚:評価1とかつけたら、いじめられるとかないですか。

秋好:それは、もう、われわれのサポートチーム厳しくて、社長だろうと問答無用で、バンしてくるので。まあ、されたことはないんですけども。

大塚:(笑)

ワタナベ:お話ありがとうございました。お時間となりましたので、これてに終了とさせていただきます。このたびは、おめでとうございました。

秋好:本当に、このたびはおめでとうございます。そして、お二方も、3回目ということで。もう、殿堂入りですね、これは。今日はありがとうございました。おめでとうございました。

<おわり>

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