副業に向いているプログラミング言語とは?

副業としてのプログラミング
副業でお金を稼ぐためには、仕事終わりにちょっとした軽作業などのアルバイトをしたり、株やFXで利益を得るなど、さまざまな手段があります。
しかし、アルバイトは時給が安い場合が多く、株やFXは収入を得るどころか、逆に損をしてしまう可能性もあります。
そこで、もし少しでもプログラミング言語をかじったことがあるなら、プログラミング言語を使用するWebサービスやアプリケーションなどの開発を行なう副業をオススメします。
プログラミングを用いた開発は高単価の案件が多く、技術力があれば、だれでも副業として始められることができます。
副業としてのプログラミングは、プログラマーとして現役で働いている方以外でも、プログラミングを少しでも知っているという人でも、チャレンジできる仕事もあります。
プログラミング関連の副業が多い案件は?
実際に副業でプログラミングを始めたいと思っても、実際の仕事内容は多岐に渡ります。ここでは、どのようなプログラミングの案件があるのか紹介します。
Webサービス開発の受託
「Webサービス開発」は、クライアントからWebサービスなどの制作物を受託して、企業のコーポーレートサイトや、ショッピングサイトなどを作成します。
現在自社のサイトやサービスを所有・検討している企業が増えてきており、Webサービス開発の需要も高まっています。そのため、Webプログラマーの人材が不足しており、受注もしやすい状況です。副業でプログラミングを始めるなら、Webサービス開発から始めてみるのも良いかもしれません。
プロジェクトは中・少規模の案件が多く、企業や個人のWebサイトなど、数日でできるものから、オンラインショッピングやWebアプリケーション開発など、数ヶ月〜1年近くかかるものまで、さまざまな案件があります。
比較的規模の大きい案件は、チームで作業を分担して開発を行ないます。
また、経験豊富な場合は、プログラミング以外にも設計から管理まで任される場合もあります。基本的に難易度が高い案件ほど単価が高く、稼ぎやすいと言えるでしょう。
自分でアプリを作成する
自分でアプリを作成して、有料課金や広告収入で収入を得る手段があります。
アプリはWebブラウザ上で動くものから、パソコンやiPhone・Androidなどのスマートフォンで動くものなど、さまざまな種類があります。
経験が無い場合、アプリの開発は、なんだか難しそうなイメージがありますが、個人でアプリを開発されている方もたくさんいます。
アプリを作るための専用の開発環境とプログラミング言語を使えば、思ったより簡単にアプリが作成できますし、アプリがヒットすれば、それだけ得られる収入も多くなると言えるでしょう。
アプリのテスト
スマートフォンなどのアプリは、一般のユーザーが活用する前に、仕様どおりに動作するか、さまざまなパターンでテストを行ないます。
テストは基本的に試験をするための要領書を元に、パソコンやスマートフォンから正常に動くか実際に操作をしてテストをします。もし、不具合などがあった場合は報告書などに不具合の内容や、手順を記載して報告します。
テストの案件は時給が高い場合が多く、プログラミングの副業を始める前のとっかかりとして、まずはテスト案件から始めて見るのも良いかもしれません。
副業でよく使われるプログラミング言語
プログラミング言語はさまざまな種類があり、実際に副業で始めるならどのようなプログラミング言語が有利なのでしょうか?
TIOBE Softwareが公開している2017年3月時点での人気プログラミング言語では、「Java」「C」「C++」「C#」などの定番の言語がある一方で、「Python」「PHP」「JavaScript」などのWeb開発で多く用いられる言語も上位に食い込んでいます。
画像引用:TIOBE
以下にランサーズなどのクラウドソーシングサービスで、よく募集されている案件の種類別に、必要なプログラミング言語を紹介します。
会社のコーポーレートサイトやECサイトなどのWebサービス
Webサイトを構築するためには「HTML」「CSS」「JavaScript」などのプログラミング言語がよく使用されます。
とくに「HTML」「CSS」はWebサイトを作る上で、必須のスキルとなりますので、基本は抑えておきましょう。
また、案件によってはサイトのデザインから構築まで一括で任されることが多く「Photoshop」「Illustrator」などのスキルがあれば、副業として仕事の選択肢は広がります。
WebサイトのバックエンドやCMSのカスタマイズ
Webサービスのバックエンド(サーバーサイドエンジニア)やCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)のカスタマイズでよく使われるプログラミング言語として「PHP」「Ruby」「Python」などがあります。
これらのスクリプト型のプログラミング言語は、扱いやすく初心者向きと言われており、他のプログラミング言語と比べても習得に時間を要しません。
また、ランサーズでプログラミング言語を用いた案件はPHP(CMSのカスタマイズ)がもっとも多く募集されています。
業務ツール制作
業務でデータを解析するためのツールや、試験で使用するツールなどの作成を募集している案件もあります。
基本的にツール類の作成はエクセルの「VBA」やGoogleの「Google Apps Script」などを使用して作成します。
前述したスクリプト型のプログラミング言語同様覚えやすく、身につけておけばさまざまな用途で使用することができます。
アプリ制作
自分でアプリを作る場合は、iPhoneなら「Objective-C」や2014年にリリースされた「Swift」などを、Androidなら「Java」などのプログラミング言語を使用します。
アプリの制作には「Xcode」「AndroidStudio」などの専用の開発環境を使用して行なう必要がありますので、あらかじめインストールしておきましょう。
また、アプリを公開するためには手数料が発生します。特にiPhoneアプリは年間11,800円(変動あり)を支払う必要があります。
副業としてプログラミングがオススメ
副業で収入を得ることを考えているのなら、ご説明したようにプログラミング言語を用いた案件が単価も高くオススメできます。
プログラミングの案件は在宅でも可能ですし、アルバイトよりも多くの収入を得ることができます。
案件の難易度や成果によっては会社員の給料に近い、またはそれ以上の報酬を得られることも十分に可能です。
また、副業でプログラミングをすることで、技術力をアップすることもできますし、そこそこの金額を稼げるようになれば、独立を視野に入れることも十分に可能と言えるでしょう。
就業規則に問題がないのなら、副業で稼ぐのも1つの手段です。プログラミングを用いた副業は、お金以外に自身のスキルアップにも繋がりますので、ぜひチャレンジしてみましょう。