フリーランスエンジニアの相場ってどれぐらい?
高い? 安い? フリーランスとして知っておきたい仕事の相場
フリーランスにとって、気になるのが仕事の相場ではないでしょうか? 同じ仕事でも、人によって単価が違うといった事はよくある話です。
そこで気になってくるのが、自分が受けた仕事の単価が相場と比べて高いのか? それとも安いのか? といったことではないでしょうか。
しかし、直接クライアントに聞くわけにもいきません。同じくフリーランスとして活動している知り合いにも、なかなか聞きにくいものですよね。だからといって、相場が分からないままでは、自分の単価が安いのか高いのかも分からないままです。
特にエンジニアの場合は、仕事の幅も広くなるので何か一つの基準が必要になってきます。一本の基準を作るためにも、相場は知っておいた方がいいでしょう。
やっぱり個人差が大きいフリーランスの相場
同じ会社に勤めているサラリーマンであれば、立場にもよりますが、それほど給料に驚くような差はありません。
しかし、フリーランスとなれば話は全く変わってしまいます。同じ仕事内容で、同じボリュームでも、人によって単価に大きな違いが出てきてしまうのです。それは何故なのでしょう。
一つの基準となっているのが、どこまで仕事に対応できるのかという部分です。クライアントとしても、優秀なエンジニアに依頼したいと思っています。
例えば何かトラブルが起こった時、優秀なエンジニアがいればお任せすることができます。しかし当然ですが、そのような人材は多くの企業から必要とされています。その為、単価が自然と上がっていくのです。
それでは、相場は分からないの?
ただ、個人差が大きいというだけで平均的な相場がないわけではありません。ここで厚生労働省によって発表されている一つのデータに着目してみましょう。
このデータによると会社員であるシステムエンジニアの平均年収は590万円とされています。フリーランスとして生活していく時に、この数字を知っておくのも一つの目安となります。
基本的には、フリーランスになると収入が増える事が多いようです。では、実際にフリーランスで活動しているエンジニアの相場はどれぐらいなのでしょうか?
フリーランスエンジニアの年収相場は?
フリーランスエンジニアの年収相場はおおよそ800万円から1200万円の間と言われています。実際、フリーエンジニアとして10年活動している方に聞いてみたところ、だいたいその範囲内で収まっているようです。
当然、フリーなので仕事の量に波があるようですが、この近辺から大きく外れる事はないと仰っていました。会社員であるシステムエンジニアと比較すると、おおよそ210万円から610万円もの開きがあります。
また、この相場について知っておくべき事が一つあります。それは、フリーエンジニアの相場は年々増加傾向にあるということです。これには、エンジニアの人数が圧倒的に足りていないという現状が関係しています。
フリーランスエンジニアの年収はこれからも増えていく?
エンジニアの数が圧倒的に足りていないという現実は、実際にフリーランスとして活動している方も感じているそうです。以前と比べて、単価が上がってきていると感じている人が多くなっています。
スマートフォンの普及によって、様々なアプリが開発されています。そうなれば当然、多くのエンジニアが必要になってきます。また、SNSの普及も大きく関係しています。このような状況は、今後も当分続くと予想されています。
もしも、現在会社員としてエンジニアをされていて、これから本気で稼ぎたいと考えている方がいるならば、思い切ってフリーランスになる事も考えてみてはどうでしょうか。