ノマドワーカーのPC選びとデスクワークだからこそ発症しやすい職業病について
ノマドワーカーにとって、最も大切な仕事道具「PC」
カフェやコワーキングスペース、はたまた公園など、好きな場所でまるで遊牧民のように生活するノマドワーカー。数年前に脚光を浴び、次世代の新しい働き方と注目を集めています。
そんなノマドワーカーにとって最も重要な仕事道具がPCです。自分の仕事内容にあった適切なPCを使うか使わないかで、大きく業務のクオリティーが左右されることでしょう。そこで、ノマドワーカーにおすすめのPCをご紹介したいと思います。
また、記事後半では長時間椅子に座り、PCのモニターを見つめるノマドワーカーだからこそ抱えがちな肩こりや頭痛、眼精疲労などの身体の不調に対する対処策をお伝えいたします。
「イケている！」「かっこいい！」という印象の強いノマドワーク。コリや疲労は取り除いて、輝くノマドライフを送りましょう。
ノマドワークでは「軽い」「長持ち」「早い」PCが一番！
ノマドワーカーがPCを選ぶ際に、どのようなポイントを意識すればよいでしょうか？ 筆者が考えるに、軽量であり、バッテリーの持ちがよく、起動が早いPCがよいと思います。それらの観点からPCを数点選んでみました。
特徴は最長で11.3時間も持続稼動可能なバッテリー時間。長時間の外出やカフェでの作業も安心することができます。
また、大きなタッチパッドも特徴的で、ASUS Smart Gesture 機能に対応しているので、マウスをもたずとも快適に操作することができます。価格は52,300 円（Amazon 価格）。
ノマドワーカーのPCといえば、一番にMac Book Air を想像される方が多いのではないでしょうか？ それほどに利用者の多いPCです。
一番の特徴は軽さ。約1.08g と非常に軽量です。SSDも128GB搭載で問題なく使用することができるでしょう。価格は108,900 円（Amazon 価格）。
3、HP ヒューレット・パッカード Chomebook 11
Mac Book Air に劣らないほどのシンプルなデザインが特徴。キーボードのバネ感がMac Book Air よりも好き、という声も多く、タイピングがしやすいようです。
また、モバイルバッテリーが使用できるため、長時間駆動が可能です。価格は32,300 円（Amazon 価格）。
いつまでも自由に働きたいから、守るべきは自分自身の身体
パソコンがなくては仕事にならない職種がほとんどを占める、ノマドワーカー。じっとしているように見えますが、同じ姿勢が続くことによる身体のコリや姿勢のねじれ、モニターを見つめる目の疲れなど、長時間パソコンを使うことによる弊害は多いようです。
この先も末長く自由に働き続けるには、第一に自分の身体という大切な資本を守りぬかねばなりません（決して大げさではなく！）。
ノマドワーカーにとって避けられない、職業ともいえるPCによる体調不良。持病として抱えてしまう前に解消しつつ、うまく付き合っていくにはどうしたらよいのでしょうか？
PC疲れは姿勢にあり。カフェでイスを選ぶ際のポイント
ノマドがよく利用する仕事場所がカフェ。ゆったり座れるソファから、高いイスに腰掛けるカウンターまで、様々なタイプの席が用意されています。
カフェで仕事し、コリや腰痛を防ぐにはどういうイスを選ぶとよいのでしょうか？ 疲れずに長時間イスに座るには、背もたれまで深く腰掛け、おしりのぐりぐり（座骨結節）で身体を支えて「骨盤をたてる」ことがポイントです。
そのため、カフェで仕事をするなら背もたれがあり、固めで足の裏が床につく高さで、膝の裏を圧迫しない座面のイスを選びましょう。脚を組むと身体が歪んで疲れやすくなるので、脚を下ろして左右対称の姿勢を心がけるとラクに仕事ができると思います。
どうしてもイスが身体に合わないのであれば、たまに立って仕事をするなど、同じ姿勢が続くことを避けるようにしましょう。
こっそりストレッチがノマドのPC疲れ、血行不良を解消します
作業に没頭するあまり、気づくと何時間も経っていた！ なんてこともしばしばあるでしょう。同じ姿勢が長時間続くと肩こり、腰痛、脚のむくみだけでなく、冷え性や頭痛、慢性的な疲労感などの原因にもなります。
どんなに集中している時でも、必ず休憩をとって身体を動かすようにしましょう。血流をサラサラにするための適度な水分補給もお忘れなく。カフェなどの一目がきになる外出先では、座ったままこっそりできるふくらはぎのストレッチがおすすめです。
例えば、テーブルの下で両膝とくるぶしをピッタリとつけ、おしりは動かさないように、かかとを浮かせ左右に数回動かします。つま先とかかとを交互に10回程度上げるだけでも効果があります。
両手を組んで前に伸ばしたり、かかとを上げ下げして、目立たないストレッチをこまめに行なうようにしましょう。
血行がよくなる栄養素、身体が温まる食べ物でPC作業がラクになる
ストレッチやグッズを活用しつつ、普段からPC疲れに効く食べ物を摂ることで、内側から疲れにくい身体をつくることができます。
PC作業による血行不良を改善してくれる栄養素は、ビタミンE、C、B1など。これらを多く含む食材は、アーモンド、かぼちゃ、豚肉など。身体を温めるにはしょうが、豆類、根菜類、スパイス、味噌や納豆などの発酵食品などがあります。
頑張って仕事をした後は、ぜひ疲れに効くメニューをたくさん食べて、身体をねぎらいつつお腹も満たしてあげましょう。ランチやディナー時は大行列のお店にも、空いた時間を狙って行けるのは、自由なワークスタイルならでは醍醐味でもあります。たまには、仕事を休憩してほっと息をついてくださいね。
