好きなことを仕事にしたい! 「音楽」から「旅」へ | 28ヵ国を旅した私の歩み
子供の頃からの夢
私は4歳からピアノを習っていた事もあり、音楽が大好きな子供でした。小学生の頃は「将来、音楽かファッション関係の仕事がしたいな〜」と漠然と思っていました。
中学・高校と進学するうちにファッション熱よりも音楽熱の方が圧倒的に高まり、大学に入って年間80本以上のライヴに行く様になってからは音楽関係の仕事以外考えられませんでした。
雇用形態や安定よりも本当にやりたい事を
当時は就職氷河期で一番入りたかったレコード会社の新卒採用はなく、他のレコード会社を1社受けましたが不採用でした。内定を頂いた会社は音楽とは全く関係のない業界。
卒業を控え、周りが就職先を決めていく中、内定を頂いた会社に就職すべきか最後まで悩みました。ですが、自分が進みたい道は明確なのにそれとは違う道を選ぶ事に迷いがあったため、就職はぜずに大手レコード会社のグループ企業でアシスタントとしてお世話になる事にしました。
アシスタントとして入社した会社では、外注デザイナーさんからの入稿データチェックやプロモーション用素材のPOP・ポスター等のデザインを担当していました。
その後、CDジャケットの制作やコーディネーションを経て、Webマスターとして常時、数十アーティストのWebサイトの制作及び管理をメインとし、デジタル・マーケティング(CRMやEC、SNSでのプロモーション等)、アプリマガジンの新規立ち上げと様々な経験をさせて頂きました。
好きな事を仕事にするということ
よく「好きなことを仕事にすると嫌いになる」と聞きますが、私はそう思った事は一度もありません。「仕事」ですから、もちろん大変な事もたくさんありましたが、パッションを持って仕事が出来るというのはとても幸せな事だと思います。
好きな事だからこそ、常にアンテナを張って情報収集が出来るし、日々考え、即行動に移せるのだと思います。それも、楽しみながら! 万が一、上手くいかない事があっても、嫌いになる事は出来ません。自分が真剣に向き合っている仕事を嫌いになるのはそう簡単な事ではないと思います。
新たな目標は「旅」
音楽業界で働いた後は、IT企業でWebディレクターとして2年半ほど働きました……が、日々与えられた仕事をこなす毎日。
このままではマズイ! と思い、趣味である「旅」を仕事に出来ないかと考え、3ヶ月間、旅行業について勉強した後、世界中どこにいても仕事が出来るランサーズに登録してみようと思いました。
もともとフリーランスとしてデザイン、Web制作、ライティング、翻訳のお仕事をした経験はあったのですが、クラウドソーシングでの経験はありませんでした。お顔が見えないからこそ、クライアント様とのコミュニケーションは非常に重要です。
最初の段階でクライアント様の要望をしっかりと把握していないと、お互いにとって時間のロスになってしまうため、シンプル且つ丁寧なコミュニケーションを心掛けています。
来年よりベースをアメリカに移し、28ヶ国旅して来た経験を元に「旅」をメインとしたコンテンツを日本語と英語で配信していく予定です。