フリーランスで編集者としてデビューするという選択肢もあり!?

フリーランスで編集者としてデビューするという選択肢もあり!?
編集者は、マンガや雑誌の企画制作を主な仕事とし、大手出版社に勤めるのが一般的。たくさんの人が手にとるモノづくりに携わるには、ハードルが多いのも事実。ここではフリーランスの編集者になることについてご紹介します。
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編集者の求人数はごくわずか……。

大手出版社や制作プロダクションに所属しての仕事が一般的になりますので、募集がかかるのは本当にわずかです。わずかな機会を狙うといっても、応募資格にはまず年齢制限がありますし、学歴も大卒以上が絶対条件といえる狭き門です。

そんなごくわずかな求人に希望を繋ぐよりも、自分の努力で編集者デビューを果たしませんか? それは、フリーランスでデビューをするということです。

いきなり業界未経験なのに「編集者です!」と言うわけにもいきませんので、実際に編集者がするような仕事ひとつひとつの案件を通じて関わっていくことが重要です。

ネックとなる実務経験をカバーするために

実務経験はどうしようもないという場合がほとんど。ではどうやって編集者としてフリーランスでデビューするかというと、まずは熱意やセンスを持って関係する仕事に熱心に取り組むことです。

一般的な出版社で働く場合は、企画作りから始まり予算について決め、それをもとに取材をし集まった記事の編集を行なうといった仕事がメインになります。

ですので、フリーランスで仕事をする際に企画職の案件を積極的に受けてみたり、記事を実際に書くライターの仕事をすることによって、必要な能力を徐々に身に付けていくことが可能です。

コツコツ実績を積み重ねて、信頼を築いていこう!

フリーランスとして荒波に身を投じることによって、徐々にスキルが身についていくことと思います。実際の仕事を体験することによって、どういった仕事にどんな苦労があるかが分かってくるでしょう。

その理解が丁寧な仕事に繋がっていくのです。クライアントとの仕事を長期に渡って受け続けることによって、「こんな仕事もあるよ」と声をかけてもらえることだってあります。書籍の売上が落ちこみつつある近年、電子書籍の活躍が目立っています。

そういった新しいメディアでの制作にいち早く、フリーランス関わっていくことによって、経験を積むことができます。フリーランスならば、様々なところにアンテナを張り巡らせることが望ましいでしょう。

年収1000万超えも夢ではない!

編集者のお給料は、勤め先の会社のお財布の温まり具合に大きく左右されると言われています。大手出版社の編集長クラスであれば、上流階級並の生活ができますが、たいていの人はそういった地位まで上り詰めることもできず、不況になれば解雇される弱い立場にいる。不安定な生活にもなりがちなのが悩ましい点です。

フリーランスで編集者をすることの大きなメリットは、報酬が全て自分の懐に入るということ。会社勤めであれば、大きく売り上げを伸ばして表彰されたところで、売上げと同等の給料を得ることはできません。

そういった意味では、フリーであれば自分に直接お金が支払われるので、その中でやりくりするだけ。マージン等を会社に搾取されることもないので、仕事の単価が上がっていけば、年収1,000万超えも夢ではありません。

雇われない編集者になるにはフリーランスしかない

憧れの職業でもある編集者も、結局は雇われの身。仕事をしている中で、自分の望む表現が上司や企業の機能によって、変更されてしまうこともあるのです。100%自分の権限で仕事を進めていきたいのであれば、雇われない編集者としての地位を確立しているほかありません。

それを可能にするのが、フリーランスとして活躍すること。本当に自分のやりたい仕事で食べていくために、毎日やりがいを感じて仕事をしていくには、苦労をしてでもどこかに勤めるのではなく自分ひとりで挑戦してみるのも一つの選択肢なのかもしれません。

努力を重ねていけば人脈も広がりますし、スキルアップをすることも可能。その結果、キャリアアップにもつながるのです。

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