ノマドライターで生活をしていくことは可能か?

まず、ノマドとライターの関係について触れておきましょう
「遊牧民」を意味する「ノマド」とライターは、非常に相性が良いといえます。ライターの仕事といえば記事を書くこと…だけではありません。その前に記事のテーマについて調べる作業が必要です。
いうまでもなくこの「調べる」という作業が記事の良し悪しを左右しますので、じっくり綿密におこなう必要があります。
資料となる書籍を購入してカフェで仕事をしたり、図書館で調べものをしながら仕事をしたり。案件によっては名所などのリサーチや取材をすることもあるでしょう。つまりライターの仕事における「調べる」という作業はノマドスタイルそのものなのです。
ノマドライターは誰にもでなれる!?
ノマドライターを目指す方にとって、最初に気になるのは「自分にできるのか?」という点ではないでしょうか。しかしフリーランスの場合、自分でライターだと名乗りさえすればライターですから、実は誰にでもできる簡単な仕事なのです。
というのは冗談ですが、ノマドライターを目指すからには少なからず文章力に自信がある、あるいは文章を書くことが好きな方でしょうから問題ないはずです。
そういう意味では、フリーランスのなかでも比較的敷居の低いジャンルかもしれません。その代わり本格的に生計を立てる仕事として取り組むとなると、もともとのセンス(文章力)が、かなり重要になってくるのも確かです。
継続してライターとしての収入を得ることができるのか
独立してフリーランスになるからには、趣味や副業でライターをする訳じゃありませんので、ちゃんと継続して収入を得られるのかどうかという点は一番重要なポイントです。特にこれから参入するノマドライターにとっては、最も不安を感じる部分でもあるでしょう。
しかし今はランサーズなどのクラウドソーシングサービスもありますので、内容を選ばなければ仕事が途切れてしまうことはまずありません。
最初のうちは収入を途切れさせないために、安い案件も受けなければならないでしょうが、そこはステップアップのためにもグッと我慢です。というより、はじめから何もかもうまくはいきません。
ノマドライターで生計を立てていける?
さて、問題はノマドライターで生計を立てられるようになるかどうかです。こればかりは本人の実力と努力による部分が大きいですので、はっきりとは言えません。ただ、間違いなく言えるのは、続けていくうちに徐々に単価の高い案件を受けられるようになるということです。
実績を積み重ねていくことで、クライアント側から直接依頼されることも多くなってきますし、そこで期待に応えることができれば高い確率でリピーターになってもらえます。
生活できるだけの収入を、安定して得られるようになるためには、リピーターを作ることが最善の方法です。ひとつひとつ、すべての案件に対して手を抜くことなく、自分にできる最高の仕事を提供することがリピーターを作り、ひいては安定した収入への近道を作ることになります。
ノマドライターの仕事をしていく上で気をつけたいこと
ノマドライターの仕事を続けていく上で気をつけたいこと、それは健康管理です。取材等を除くと、基本的に座ってパソコンを操作する毎日ですので、意識してなければ間違いなく運動不足になります。
肩こりや腰痛、眼精疲労などももはや職業病といえるかもしれません。もっともこれはパソコンを使うほとんどの職業にいえることですが。収入も大事ですが、体を壊しては何もできません。
適度な休憩や運動を挟んで、健康を維持しながら仕事を続けていきましょう。それからひとつだけアドバイスを。仕事場のパソコンはマルチディスプレイ環境にするのがおすすめです。
記事を書きながら、WEBで調べものをしたり資料ファイルを開いたりする際、圧倒的に効率がアップします。最近はディスプレイも安くなりましたので、初期投資と思って導入を検討してみてください。