海外で暮らすママフリーランスが教える、外国で子育てと仕事を両立させる方法!

海外で暮らすママフリーランスが教える、外国で子育てと仕事を両立させる方法!
フリーランスになれば、海外で生活することも夢ではありません。とはいえ「実際に外国で暮らすことができるの?」「知らない国での子育ては大丈夫だろうか?」と、不安をお持ちの方も多いでしょう。そこで、ニュージーランドで暮らしながら、子育てを行なう古屋 恵子さんに、"外国で仕事と子育てを両立させる方法"を教えてもらいました!
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夢も家族も仕事もあきらめない人生を送るために!必要な心構え

フリーランスを続けながら、家族と一緒に海外で暮らしてみたい!そんな夢を持ちながらも、「実際に海外で生活していけるのだろうか?」「子どもを育てていけるのだろうか?」と、疑問に持つ人が多いのではないでしょうか。

ここでは、海外生活の中でフリーランスと子育てを両立し、自由なライフスタイルを確立していくためのノウハウをお教えします。

一度きりしかない人生!フリーランスとしてキャリアを積みながら、子どもにとっても自分にとっても幸せな子育てを楽しみたい。

そして、海外で暮らしてみたい……!すべてをあきらめずに、自分らしい働き方と満足のいく子育てを追求するためには、“自分の理想のライフスタイル”を掲げて、まっすぐに突き進むことが大事です。

海外にいながらでも、インターネット環境さえあれば、日本と同じようにフリーランスの仕事は続けられます。フリーランスという自由な働き方で実現できる海外での子育てと、ライフスタイルの可能性について、私自身の経験も交えてご紹介していきたいと思います。

自由を求める海外生活!ライフスタイルの中に仕事をはめ込む

oyako syokuzi

海外で暮らしてみたい!そう思う理由の1つに、海外は日本よりも“自由”があると感じるからではないでしょうか。たとえば、世間体や日本社会におけるしがらみからの解放など、今よりも多くの自由を海外生活に求めているはず。ただ、実際には、海外に住んでいても自由が少ない生活を送る人がいるのも事実。

しかし、フリーランスという働き方を選べば、多くの自由が海外で手に入ります。大事なのは、第一に家族の絆があり、その次に仕事というように、自分の中で優先順位をはっきりさせること。

それと同時に『自分は自分!人は人!』というぶれない気持ちを持つことが、海外で自分らしく子育てと仕事を両立する“鍵”になると言えるでしょう。

海外で子育てをするメリット!のびのびとバイリンガル育児

ここでは、海外で子育てをする上でのメリットをいくつか挙げてみます。

  • 子どもがのびのび育つ環境が整っている
  • バイリンガル育児
  • 受験が日本に比べると楽
  • 自立心が育ちやすい

家族での海外移住先は、子育て環境がよい国を選びたいと思うもの。国によっては、公園施設などが日本よりもはるかに充実していますし、自然の中での子育ても可能でしょう。また、バイリンガル育児が自然にできてしまうのも大きな魅力。

そして、ほとんどの国では、日本ほどの受験の大変さやストレスはありませんし、日本ほど学歴至上主義ではないので、子どもにとって自由な選択ができます。同時に、海外では過保護に子供を育てないために、精神的にも経済的にも自立が早いと言われています。

一方で、“子どもに日本文化を伝えたい!”と思うなら、子どもの年齢に合った地域の日本人グループの集まりに参加するなどして、日本文化を体験させてあげることも可能です。

現地で仕事は探せる? 海外でフリーランスとして仕事をする方法

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海外生活を送る上で、“現地で仕事が探せるのだろうか?”と不安に思う人も多いでしょう。語学力があると武器になりますが、日系の会社や飲食店の中には、高い言語能力は求められないケースもあります。

一番大事なのは、やる気と行動力であり、飛び込みでも仕事が見つかる可能性はあるのです。同時に、高い順応力がないと、海外の環境では戸惑う場面も多いでしょう。

現地での生活が軌道にのると、フリーランスという選択岐も見えてくるはず。そして、クラウドソーシングに登録すれば、海外在住でも日本の会社から仕事を受けられます。

うれしいことに、海外銀行への振り込み対応もあるので安心ですが、報酬振込先は日本の銀行にして、タイミングを見ながら海外送金するのも一つの手。日本で得た報酬の価値を膨らませることさえもできるのです。

また、ある程度の報酬を得るようになり確定申告が必要な場合は、居住国の法律に従って手続きを行なうことになります。

フリーランスだから実現できた! 海外での理想的な子育て環境

私は今、ニュージーランドで3才の娘を育てながら、ライターとして活動しています。ライターを始めたのは娘が生まれる少し前でしたが、育児とのバランスを見ながら徐々に仕事量を増やしてきました。

今思うのは、もしフリーランスを選んでいなかったら、私は何かをあきらめていたに違いないということ。娘との時間をあきらめて外に働きに出るか、または仕事をあきらめて娘との時間を取るか。

今、娘との充分な時間を持ちながら、ライターの仕事が海外で続けられていることを幸せに思います。実績を積んでいくうちに、新たな将来の夢なども見えてきて、ライフスタイルの可能性は広がり続けていると言えるでしょう。

海外で実践中! 子供の笑顔を守るための仕事スケジュール

親にとって育児は大切な仕事であり、子どもとのかけがえのない時間でもあります。私の場合は、娘が生後半年になるまでは、フリーランスと言っても微々たる報酬を得るのみでした。本格的に仕事を始めたのは、娘が1才になったころ。

それでも週に10時間ですが、娘の就寝後に仕事をしていました。そして、娘が2歳になるころには、週に15時間、そして3才になった今では娘も保育園に通い始め、週に20時間以上働けるようになりました。

しかし、まだ娘は母親に甘えたい年頃で、保育園の時以外は、私にべったりです。夫も私の実家も外国という状況なので、基本的にいつも私は娘と一緒。

今は、娘が保育園に行く時間と娘の就寝後に仕事をするというワークスタイルです。時には深夜まで仕事をすることがありますが、娘が夜中に起きればすぐに抱きしめてあげられる……私にとってもストレスのない働き方ができています。

海外生活の中で、子育てと仕事が両立できる幸せ!

海外で生活するには、移住や長期滞在などのオプションがありますが、ビザの問題をクリアすれば、道は見えてきます。ニュージーランドは、公園設備が充実していて自然も多く、子どもを育てるには大変よい環境です。

また、永住権があれば妊娠・出産費用や公立小学校の授業料は無料。幼児教育においても週20時間は無料。普段は、日本人のママ友仲間とも交流しながら、ゆとりのある子育てができています。

我が家は夫がイタリア人なので、娘は日本語とイタリア語を家で話し、保育園では英語を学ぶ日々。子どもの適応力には驚かされます。

また、フリーランスという働き方を選んだおかげで、娘が病気で保育園を休んでも、仕事の調整は自由自在。同時に、家事の合間を縫って仕事が進められるので、私にとって今以上に最高な働き方は考えられません。

フリーランスという働き方が、海外に住む自由と豊かな子育てを可能にしてくれる……! 私は、そう信じています。

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