フリーランスの職務経歴書とプロフィールは必要?書き方のポイントとコツをご紹介!
目次
職務経経歴書とは?履歴書と一緒ではダメ?
面接時に必要となる職経歴書や履歴書、更に掘り下げると職務要約や職務概要というものも出てきて、何が何だか分からないという人のために、それぞれどんなものなのかご紹介します。
職務経歴書とは?履歴書との違い
今までの経験を伝える書類が職務経歴書、今までの学歴や職歴を簡潔に伝える書類が履歴書です。
職務経歴書は今までどんな仕事をしてきたのかを伝える書類で、履歴書は入学・卒業や入職・退職の詳細を伝えるものです。
職務要約・職務概要とは?
職務経歴書を簡潔にまとめたものが、職務要約・職務概要で、この2つはどちらも同じもの考えて良いでしょう。
まず職務経歴書の頭に来るのが、職務要約や職務経歴書です。
今までどんな仕事をしてきたのかをまとめた職務経歴書を、更に簡潔にまとめたものが職務要約・職務概要になります。
フリーランスも職務経歴書は必要!活用シーンと重要性
職務経歴書はフリーランスにとっても重要なものです。
どんなときに必要となるのか、活用シーンと重要性についてご紹介します。
フリーランスの職務経歴書の活用シーン
面接時などに企業に提出するものですが、フリーランスの場合は面接ではなく面談のシーンでも利用するでしょう。
また、メールや郵便で送り書類審査という場合もあります。
企業担当者はココを見ている!職務経歴書の重要性
フリーランスに仕事を依頼する際、企業担当者は履歴書よりも職務経歴書を重視しています。
企業は、何も分からない人には安心して仕事を任せることができません。
今までどんな仕事をして、どんな実績を上げて来たのかを見て、その人のスキルを判断し、それによって採用の決断をします。
そのため、職務経歴書によって依頼をするか、しないかを判断すると言っても過言ではないのです。
職務経歴書の書き方!チェックしておきたいポイント5つ!
どんな職務経歴書が望ましいのか、チェックポイントを5つご紹介します。
ポイント1:柔軟性
困ったときに柔軟に対応してくれる人の方が好まれます。
企業によっては依頼する仕事について、大まかなコンセプトは決まっていても、はっきりとした方向性やターゲットなど、細かなことは決まっていないケースもあります。
そんなふんわりとしたイメージでも、お金を払って依頼するのは「フリーランスはプロだ」と認識しているからです。
どこかで「プロに頼めばどうにかなる」と思っている企業もあるので、時にはざっくりとしたテーマのみ伝えられ丸投げされるということもあるでしょう。
そういった場合でも、柔軟に対応できるフリーランスを多くの企業は求めています。
また、困ったときに助けてくれるパートナーがいたら、企業にとっては心強いですよね。
そういったことをイメージして、「期待に応えられる」ということをアピールできたら、好印象な職務経歴書になるはずです。
ポイント2:実績を明示
数字を明示しておくことで分かりやすく、信用に繋がる職務経歴書になります。
例1「コミュニケーションツールの開発にエンジニアとして従事」
例2「コミュニケーションツールの開発にエンジニアとして従事し100万ダウンロード達成」
どうでしょうか。例2の方が実力があることが伝わり、安心して依頼してもらえそうですよね。
達成した数字の他にも従事した年数なども効果的ですので、職務経歴書には実績を明示することをおすすめします。
期限は守る、投げ出さない、こまめな連絡など、基本的なことができる人を企業は求めています。
不真面目なフリーランスに依頼してしまうと、場合によってはプロジェクト全ての遅延に繋がってしまうこともありますし、仕事に真面目な人が望ましいです。
主張するのではなく、仕事に真面目であることをそっと職務経歴書に入れるのが理想的です。
ポイント4:コミュニケーション能力
コミュニケーションが取れないと仕事がやりにくいと考える企業が多いです。
フリーランスは特に、「コミュニケーション能力が無いから会社に属していないのではないか」と疑われることは少なくありません。
コミュニケーション能力に関しても、取り上げるまではしなくて構いませんので、文中にそっと「人間関係の構築も問題なさそうだな」と感じさせる内容を入れると良いでしょう。
ポイント5:秘密保持
面接や面談するフリーランスに対して、まずは疑いの目から入る企業担当者もいます。
どの会社も初めてのフリーランスに依頼するのは、少なからず不安があるでしょう。
企業の内部事情を外に漏らされては困ります。
それらの点に配慮して、職務経歴書には、他の会社から得ている信用が分かる内容を入れられると、企業担当者も少しは安心できるでしょう。
クラウドソーシングならプロフィールが大事!
フリーランスの場合は、クラウドソーシングを利用することもあるでしょう。
クラウドソーシングの場合は、職務経歴書の提示がない代わりに、クライアントはフリーランスのプロフィールを見てその人を判断します。
そのため、クラウドソーシングのプロフィール欄はとても大事なのです。
クラウドソーシングのプロフィールとは?
基本情報からポートフォリオまで設定でき、。
クラウドソーシングサイトのランサーズの場合、表示名や写真、自己紹介などの基本情報から、スキル、ビジネス経験、資格、ポートフォリオなどを設定できます。
プロフィールページは主に、応募した案件のクライアントが見に来たり、キーワードなどで検索したクライアントが検索見に来ることもあります。
キーワード検索をしているクライアントは、理想に合うフリーランスに直接依頼をすることが多いので、プロフィールの設定をしていない人は依頼される機会を逃してしまっているのです。
フリーランスのプロフィールのコツ!
職務経歴書のポイントを押さえた上で、顔写真や、過去の実績やサンプルを設定すると良いでしょう。
まずはこの記事で先程ご紹介したプロフィールのポイントを意識して、自己紹介やビジネス経験などを埋めます。
そして、ポートフォリオには過去の実績サンプルを設定することで、クライアントはフリーランスのスキルを判断することができますので、ぜひ設定しておくことをおすすめします。
【例文】プロフィールの自己紹介
サラリーマン時代に企業のwebデザインを多数、担当させてもらいました。
その全ての企業様に素敵なエピソードがあり、いつしか「もっと時間をかけてお話を伺い、企業様の気持ちが伝わるサイトを制作したい」と思うようになりフリーランスになりました。
これまでサイト制作の依頼を頂いた企業様からは、サイトが完成したら終わりではなく、SEOを意識したライティング依頼も頂いており、長いお付き合いをさせていただいております。
「企業様の気持ちに寄り添って、信頼ある長いお付き合い」をモットーにしておりますので安心して何でもご相談ください。
基本情報
webデザイナー歴:10年(フリーランス歴3年)
過去実績:○○こどもクリニックHP、○○English教室HPなど
稼働時間:9時から18時
連絡可能時間:9時から18時(緊急時は即対応します)
ランサーズのプロフィールは職務経歴書にも役立つ!
職務経歴書のポイントは、企業がどんなフリーランスを求めているかをイメージすることが重要です。
とはいえ、いざ作成しようと思うとなかなか進まないという人も多いでしょう。
自己アピールは普段なかなかするものではないので難しいものですよね。
そこで、職務経歴書で悩んでしまったら、ランサーズのプロフィールを設定してみるのがおすすめです。
できるだけ全て埋めてみることで、職務経歴書に書くべき内容がイメージしやすくなるはずです。
まだランサーズに登録していない人はぜひ、この機会に登録してみてはいかがでしょうか。