エンタメ業界で面白いことをやりたい! 会社員としての出世を捨て選んだ、私なりの働き方

エンタメ業界で面白いことをやりたい! 会社員としての出世を捨て選んだ、私なりの働き方
前職、エンターテイメント業界の会社で働いていたNOZATATSUさん。仕事で出会ったダンサーと、もっと面白いことをしたい! と強く想うも、会社の許可が下りず実現ができない……。「自分の納得いく仕事を、気持ちが通じる人たちと成し遂げたい」そんな理想をカタチにするため、彼が選んだのは"会社からの独立"でした!
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会社員の「しがらみ」から抜け出して! 自分の意志で仕事をしたい

企業に属する社員には企業方針を守らなければいけないというルールがあります。私は前職でエンターテイメントを提供する企業で働いていました。

努力が認められスピード出世で本部まで登ると、自社のイベントや雑誌の制作、スタジオマネージャーなど多くの仕事を任されるように。そこで、色々なダンサーの方々と仕事をするうちに、どんどんエンタメ業界にはまっていきました。

ただ、私は企業の人間です。ダンサーの方々と色々面白いことをやりたいと思っても、会社の方針にそぐわないことは許可がおりません。

そのとき、自分の中で会社員として働くことに疑問を持ち、自分の納得のいく仕事を、気持ちが通じ合う人とやっていきたいという考えが強くなっていきました。自分の一生を考えたとき、疑問を持ちながら働くということは私にはできなかったのです。

身近にいたフリーランスの人達に影響をうける

舞台

前職のエンタメ業界では、ダンサーやアーティストと一緒に仕事をする機会がありました。彼らは基本的にフリーランスで活動をしています。

中には事務所に所属している方もいますが、基本的には自分たちで仕事を獲得し、同時進行で自分のスキルをあげています。元々、ダンスや音楽が好きだった自分には刺激もらえる人達だったのです。

彼らは一人一人考え方や活動内容も違いますが、”ダンスをもっとメジャーにしたい”という想いは一緒です。私はダンスを踊れませんが、エンタメ業界に貢献したい気持ちは一緒でした。

それと同時に、今の会社にいては方針の違いが壁になり、自分の意志ではない仕事をやらなきゃいけないことにストレスも感じていたのです。

最初は自分の理想に近い、会社への転職も頭によぎりましたが、それは「隣の芝生は青く見える」ようなもので、違う会社に就職しても同じ壁にぶつかると感じていました。そのときに思いついたのが、自分で活動内容をすべて決められる”フリーランス”だったのです。

ばっちり計画しても、足りなかったフリーランスの準備

ダンサー

会社を辞めてからはいきなりフリーランスになったわけでなく、半年ほど自分磨きをしていました。手に職をつけたい気持ちもあったので、Webデザインの学校に通ったり、セラピストの学校に通ったりなど、最後の20代を自分のスキルアップに使おうと思ったのです。

退職前から、フリーランス計画を綿密に練っていたので、問題はない! と思っていました。しかし、現実はやはり違うものです。

今思えばですが、フリーランスとして軌道にのった、数年後のイメージで計画を立ててしまっていた気がします。最初の1年目にかかる費用や、スキルアップの方法を正確に考えられていなかったのです。

ワークスタイルは理想的なものになりましたが、減っていく資金に焦りを覚えました。そんなときに存在を知りつつも、利用はしていなかった『クラウドソーシング』に出会ったのです。

実際に利用してみると、報酬を得ながらスキルアップでき、とても助けられました。もう少し早く利用していれば、と悔やんだのを覚えています。

今までにない充実感! フリーランスになって良かった

会場

苦しいこともありますが、やはりフリーランスになったことは自分にとって最善の選択でした。エンタメ業界で色々な方々と仕事をすることで、自分の名前を憶えてもらえたり、また一緒に仕事したいと言われたりすると、お金には代えられない喜びがあります。

ライターとしてのスキルアップも、『ランサーズ』を利用することにより、自分の人脈にない業界や媒体で記事を書けますし、中には熱くスキル指導してくれる編集の方もいるので、本当に勉強になります。

今までの活動を振り返り、今後必要なスキルや営業方法をその都度変更できるのもフリーランスの魅力ですし、何より自分に合っています。これが会社だったら、こんなに自分のやりたいように出来なかったでしょう。

今ではフリーランスを支援してくれるサービスも増えているので、だいぶ活動しやすい環境になっています。大変なこともあるけど、それ以上に充実感が勝るようになりました。

フリーランスこそ自分が求めた答えかもしれません

フリーランスに決まった形はありません。自分で作り上げていくことこそフリーランスの魅力でしょう。現在、私はライターを軸に、Webサイトの運営をおこなっています。

自宅での仕事が多いので、外の空気を吸うためにセラピストの仕事もしています。今の形も試行錯誤を重ねて、たどり着きました。

たくさん壁にもぶち当たりましたが、全部自分のことなのでストレスはありません。むしろピンチになるほど感が冴えるというか、ここから這い上がってやるぜ! という気持ちが強くなりました。

企業にいたときは常にモヤモヤを感じ、「本当の自分ってなんだろう」「このままでいいのか」と自問自答する日々でしたが、フリーランスになってそれはなくなりました。

自分の天職が見つかったということでしょう。企業で働くのもフリーランスになるのも個人の自由ですし、どちらが幸せという正解もないと思います。

ただ、今の自分の仕事に疑問を持っている人は、もしかしたら働き方がマッチしていないのかもしれません。それは、会社員とフリーランスの大きな違いでもある、勤務時間の問題だけではないと思います。

本当にやりたいことをできていますか? 会社員のままで実現できますか? フリーランスになれば理想に近づけますか? 自分に素直になれるフリーランスにその答えがあるかもしれませんね。

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