勝ち組フリーエンジニアになるコツ〜高単価と継続の鍵

勝ち組フリーエンジニアになるコツ〜高単価と継続の鍵
フリーエンジニアとして働く上で単価を強く意識するのは当然です。収入面が不安定なフリーランスである以上、会社員時代より高い単価を設定して価値あるエンジニアとして活躍するのは大切ですが、重視すべき点は単価だけではありません。フリーのエンジニアにとって最も大切なことは継続することです。
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フリーランスのエンジニアにとって継続こそが正義

言うまでもなくITは社会のあらゆる場所で求められる大切な技術であり、その専門家でもあるエンジニアは重要な人材です。フリーランスとして働く理由は十人十色ですが、中にはスキルに見合った報酬が欲しい、自分自身の名前で稼ぎたいという思いのもと、報酬をモチベーションとして働く方もいらっしゃると思います。

しかし単価にだけ目を向けてしまうとエンジニアの本懐である、「ITを通じて人と社会の役に立つ」ことから気持ちが逸れてしまい、フリーランスのエンジニアとして働くことや、高い品質のモノ作りをすることへのモチベーションが削がれてしまうこともあります。もしこうなってしまえばフリーランスとしての価値が下がり、継続して働くことは出来なくなるでしょう。

ある経営者は「お金は社会の役に立った結果ついてくる副産物である」と言いました。副産物であるお金を追い求めた結果、フリーランスという立場を失ってしまっては元も子もありませんし、フリーエンジニアとして社会の役に立つためには働き続けることが大前提です。

フリーエンジニアとして継続する3つのカギ

ビジネスの3要素「ヒト」「モノ」「カネ」はそのままフリーランスにも当てはまる大切なことです。フリーランスの立場は会社員に比べると時間や働く場所に対する裁量が大きいものですが、「ヒト」「モノ」「カネ」に対する裁量はさらに大きなものと言えます。

ヒトとの繋がりはエンジニアにおける生命線です。繋がりが多ければ多いほど、フリーランスの私たちに仕事のみならず、開発環境や報酬など仕事を進める上で大切なモノを効率的に提供してくれるでしょう。

エンジニアにとって最も大切なモノとは目に見えないスキルです。エンジニアとしてのスキルは数字で測ることは難しく、クライアントや仕事仲間の評価、口コミのような評判は仕事の継続に最も大きく影響します。

よってお金以上に、ヒトやモノを大切にすることがフリーランスの立場を強くし、フリーエンジニアを継続するためには大切なことだと言えるでしょう。

フリーランスエンジニアの単価を上げる3つのカギ

継続こそがフリーエンジニアにとって最も大切なこととは言え、満足しない水準の単価で仕事を続けていくことは不本意なことですから単価を上げたいと思うのは自然なことです。

そしてこの単価を上げることもまた「ヒト」「モノ」「カネ」に大きく左右されます。単価を引き上げるために絶対に必要なことは、あなたのスキルや付加価値です。

そのためにフリーエンジニアは自己投資を重ねてスキルをブラッシュアップしていきますが、この評価をしてくれるのは他でもないクライアントやエージェント、仕事仲間といった周りのヒトですね。

あなたがカネを使った自己投資によってスキルや付加価値といったモノの価値を上げ、その結果をヒトが評価してくれて初めて、仕事が継続してあなたの単価が上がります。

単価で悩むエンジニアは何をすれば良いのか

ヒト・モノ・カネのいずれもフリーランスにとって大切なことですが、単価で悩む場合はどうしたらよいでしょうか。

多くのフリーランスは営業強化やスキルアップといった攻めの手法を考えますが、攻め損ねても大丈夫なようにまずは守りの方策をとることが一番大切です。

大切な守りとは「ヒト」です。その理由は、単価といったお金の悩みや不安は私たちのモチベーションを大きく左右しますが、メンタルの立て直しや調子の維持にはヒトが一番有用な要素だからです。

悩んでいる時に相談に乗ってもらう、必要なアドバイスを請うなど他人でなければ出来ないことはいくらでもありますし、これはお金で変えるもので自己投資でどうにかなることでもありません。

むしろ高い単価を得るフリーエンジニアになるほど、ヒトの重要度は高くなると考えて良いでしょう。

ヒトを制する者が単価を制する〜事業を継続できるエンジニア〜

フリーランスのエンジニアにとって最も大切なことは継続であり、そのために重要な「ヒト」「モノ」「カネ」という3つの要素はそのまま、単価を上げるために必要なことでもあります。

この3つの中でも特に「ヒト」はフリーエンジニアを継続するために必要な仕事を持ってくるだけでなく、困った時や悩んでいる時に助けになってくれる唯一の存在です。

みなさんは周りに頼れる人はいますか? まずこの頼れる存在をしっかり作り、その上で自己投資を通じたスキルアップや営業強化をしていくことこそ、無茶な冒険をせずに単価を着実に上げていく方法です。

そしてあなたも誰かの助けになるヒトになれば、win-winの相互扶助として素晴らしい仲間に恵まれることでしょう。つまりヒトを制する者は単価を制するわけですね。

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