フリーランスや個人事業主が経費計上できるものまとめ

フリーランスや個人事業主が経費計上できるものまとめ
フリーランスや個人事業主にとって確定申告はある意味一大イベントでもあります。そして確定申告が終わる度に「経費をきちんと計上しよう」と後悔する人も多いのではないでしょうか。そこで、どこまで経費として落とせるのか調べてみました。
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フリーランスは食事代も経費として計上できることもある!

個人事業主やフリーランスの人は自宅で仕事をする人も多いと思いますが、自宅だとどうしても仕事に集中できなかったりしますよね。そんなときはカフェやコワーキングスペースなどへ行って仕事をすると捗ったりします。

コワーキングスペースを借りるときの料金は経費として計上できます。なぜならば「仕事をする上で必要」だからです。では、カフェでのコーヒー代はというと、カフェは何かを頼まないとその場所を借りることはできません。

場所を借りる代わりにコーヒーを頼みます。これは「必要な費用」であるので経費として計上できます。ただし担当税理士によってはNGになることもあるようです。

ただ、いくらPCを持って仕事をしていたとしても「普通に食事しているだけ」と捉えられるような内容の場合は経費として計上できません。

個人事業主でも交通費は経費で計上できる!

交通費って領収書をもらえないことも多いので、経費として計上できないのでは? と思われがちですがそんなことはありません。個人事業主やフリーランスの人だって、きちんと「どこ」へ「何を」しに行ったのかとメモを取っていれば交通費を経費として計上できます。

ただし、経費として落とせるのは仕事で必要になった交通費のみです。取引先の人たちと食事や飲み会に行くのは私的利用ではないため、その時に発生する交通費は「経費」になります。

また、交通費やバスや電車だけでなく、タクシー代も経費として計上できます。交通費が発生するケースは多いので面倒かもしれませんが、1年間しっかり記録をとっていれば大きな金額になっていることもあるので、しっかり計上することをおすすめします。

自宅の光熱費や通信費もある程度、経費にできる

個人事業主やフリーランスの人は自宅を事務所やアトリエなどにしている人も多いです。仕事場を借りているのならば光熱費や通信費などは簡単に計上できますが、自宅の場合は難しい部分があります。

しかし、概算でいいので家事使用60%、事業使用40%という感じで、どのくらい仕事で使っているのか計算して計上することができます。

仕事をするためにはインターネットが必要なことも多いですし、光熱費は絶対にかかります。自宅で仕事をすることで、その分、上乗せされていることも事実です。なので、通信費や光熱費の領収書とともに、何割くらい仕事で使っているのか記録をしておきましょう。

理美容費や洋服代までも経費にできるケースがある

会社員の場合、スーツ着用が義務付けられていることが多いですが、個人事業主やフリーランスの場合は誰かに雇われているというわけではないので、自分の好きな服を着て仕事ができます。

しかし、そんな個人事業主やフリーランスでも、場合によってはスーツが必要だったり、ドレスコードが決まっていたりするため新たに服を購入しなくてはならないこともあります。

このように「仕事のために購入し、仕事でしか使わない服」の場合は経費として計上できる場合があります。また、個人事業主やフリーランスの人は自分自身を売りださなくてはならない、自分で自分を営業しなくてはなりません。

営業目的、売上アップに繋げるためである場合、イメージアップのための理美容費も経費として計上できることがあります。

機材や消耗品は全て経費として計上しましょう

仕事のためにPCを購入したり、ノートやペンなどの文房具を購入したりすることも少なく無いのではないでしょうか。このように、仕事に必要なものを購入した費用は全て経費として計上することができるのです。

ただし、知っておいて欲しいことがもう一つあります。自宅で仕事をしている個人事業主やフリーランスの場合は、10万円以上するものを購入すると「資産」として扱われてしまうということです。

資産扱いになると経費として計上できなくなってしまうので、節税対策をしたいのであれば10万円以下の機材や備品を購入するのがいいでしょう。

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