フリーのエンジニアが案件を受注するのに必要なこと

フリーのエンジニアが案件を受注するのに必要なこと
フリーランスでエンジニアをやっていく上で気になるのは、「案件をコンスタントに受注するにはどうしたらいいか?」ということでしょう。これは、エンジニアに関わらず、フリーランスで仕事をする人、皆に共通する悩みと言っても過言ではないかもしれません。フリーのエンジニアとして案件を受注し続けるためには何が必要なのか? コンスタントに案件を受注し続けるために大切なこととは!?
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フリーのエンジニアに必要な心構えとは

企業でエンジニアとしての様々な経験を積み、その後、起業・独立しフリーのエンジニアになる人は今や少なくありません。

しかし、独立したフリーのエンジニアの全てが順風満帆に案件を受注し続けているかというと、どうでしょうか?

「こんな案件を受注したい」「これくらいのボリュームの仕事が欲しい」と自分の希望に沿った仕事を受注し続けるのは、簡単なことではありません。

独立し、フリーのエンジニアとして仕事に携わるということは、会社員として案件に携わるのとは違った、また、それ以上の心構えが必要となります。

フリーのエンジニアとして案件を受注し続けるために大切なこととは一体何か? 1つずつ、みていきましょう。

優先順位を意識し、時間管理を徹底する

フリーのエンジニアとして働くということは、会社員と比べると非常に自由度が高くなります。例えば、始業時間や業務時間、休みの日を決めるのも自分自身です。

案件の進め方次第では、まとまった長期休みを取る等、会社員ではなかなか難しいことも可能であり、このような自由度の高さこそフリーで働く魅力の1つでしょう。

しかし、自由度が高いということは、何事も自分で決めて管理しなくてはいけないということです。誰にも管理されない = 誰も管理してくれないということ。

だからこそ、自分自身で計画を立て、案件のスケジュールや業務時間の管理をする必要があります。また、フリーのエンジニアとして働くということは、エンジニアとしての実務だけでなく、経営や経理、事務仕事も自分自身で行なわないといけません。

会社員と比べると、フリーのエンジニアの仕事内容は多岐に渡り、これらを円滑に進めていくためには、「いつどの仕事をするのか」優先順位を意識し、作業を進めていくスキルが大切なのです。

体が資本、体調管理をしっかりとする

フリーのエンジニアの仕事は、1つの案件が長期に渡る場合も多いのが特徴です。会社員と異なり、フリーの場合は自分の代わりがいないことがほとんど。

体調を崩して仕事が出来なくなると、収入が途絶えてしまうのはもちろん、案件の進捗にも関わり、場合によってはクライアントの信用を失ってしまうことにもなりかねないのです。

そのため、とにかく自分の体の健康状態に気を配り、体調を整えておくことが重要です。納期の短い案件が集中してしまい、睡眠時間を削ったり、ほとんど休みなく働き続けてしまう……。

フリーのエンジニアだと頼まれた仕事は断れない人もいるでしょう。しかし、目の前の案件にとらわれ過ぎて、心身ともに過労状態が続くことは望ましいとは言えません。

会社員のように就業時間が決まっていないフリーのエンジニアだからこそ、休む時間を決め、しっかり休み、自分の体の声に耳を傾ける時間を大切に。無理をし過ぎないことは健康管理の第1歩でもあるのです。

人との繋がりを大切に、人脈は太く

エンジニアの仕事の多くは、ネット環境 & パソコン1台あれば完結する案件がほとんどです。中には1日も家(作業スペース)から出ない、誰とも会わずに作業をする日もあるでしょう。

もちろん、それでも仕事を進めることは可能ですが、フリーのエンジニアとして仕事をしていくということは、今携わっている案件の次を常に考えておく必要があります。この案件が終わったら仕事がない! というのでは、困ってしまいますよね。

フリーのエンジニアとして仕事を続けるためには、やはり営業活動は不可欠。実はエンジニアの仕事そのものよりも、営業活動が大変だという事がもあるくらいなのです。

もちろん、これはエンジニアだけでなく、他のフリーランスにも共通することでしょう。もちろん、ただやみくもに営業に回るのは効率の良い営業活動とは言えません。

しかし、いつ誰がどんなタイミングで自分に依頼してくれるかは分からないのです。日頃から人との出会いを大切に、アンテナを張っておくことは重要です。

また、今やっている案件こそが次の仕事に繋がるきっかけになることも。仕事ぶりを評価され、次の受注に繋がるのは、フリーのエンジニアとして大変喜ばしいことですね。

専門知識の習得・スキルアップを欠かさない

すでにこの業界で仕事をしている皆さんはご存知の通り、エンジニアの世界はまさに日進月歩で進化し続けています。例えば、今メインで使われている技術や知識が1年足らずで使われなくなる古くなる可能性があるのです。

フリーのエンジニアとして案件に携わっていると、目の前の仕事の納期に追われることも多いでしょう。なかなか時間を作りだすのは難しいかもしれませんが、「今やっていることはいつか使われなくなる」ということを常に意識し、新しい技術の習得を欠かさないことが大切です。

クライアントに「あの人なら安心して案件を任せることが出来る」と思ってもらうためには、自分の市場価値を高く保つこと。それには、フリーのエンジニアとして、スキルアップの努力は必要不可欠と言っても過言ではないでしょう。

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