土日にできる確定申告。休みなく働くあなたへ……

土日にできる確定申告。休みなく働くあなたへ……
フリーランスで働いていると、土日もなく仕事が詰まっていて身動きが取れない! ということも多いですよね。確定申告のため税務署に訪れたくても、公務員ですから土日はおやすみ。そんな忙しく働く、あなたのためにおすすめの確定申告をご紹介します。
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あなたは仕事、税務署はおやすみ、理不尽だけど……

確定申告は毎年、原則として2月16日から3月15日の1ヶ月間の期間が決まっています。確定申告書の提出期間内に行なわなければいけないため、スケジュールによっては厳しい場合もありますよね。

フリーランスで働いていると時間の融通が効きやすいと思われがちですが、実際には寝食を忘れて仕事に没頭している、なんてことも……。

平日は仕事が忙しくてなかなか提出にいけない、という人も多いのですが、税務署は土日ともに閉庁しているんです。そんな「どうしても週末しか時間がとれない!」という忙しいあなたのための確定申告、しっかり確認しておきましょう。

休日開庁を行なっている税務署に行く

基本的には土曜日・日曜日と祝日はおやすみの税務署。しかし、確定申告期間中に限っては休日開庁を行なっている税務署もあるんです。休日開庁日には、確定申告書の受付だけでなく通常通りに確定申告の相談にも乗ってもらえます。

はじめて確定申告を行なう場合には、一度相談に行くのも大切です。休日開庁を行なっている税務署は全国に存在しますが、庁舎によってやっているところとやっていないところがあるので調べてから訪れるのが吉。

臨時庁舎などを利用していたり、合同庁舎として通常の税務署とは場所が異なることもあるので国税庁ホームページ等で、日程と会場を確認しておいてくださいね。

ミスのないようにチェックをしっかり! 時間外収受箱

全国の税務署には、「時間外収受箱」というものがあるんです。これを使えば、税務署の開庁時間に関係なく、24時間いつでも確定申告書を投函、提出することができますよ。

平日、休日問わず使えるので、確定申告慣れしている人にはぴったりです。申告書の控えをもらいたい場合には、複写した申告書控えを1部と、切手を貼り返送先の宛先を記入した返信用封筒を同封して投函すればOK。

後日、収受日付印が押印された申告書の控えを返送してもらえます。ただ、この方法だとミスがあった場合再度提出に行かなければならないなど少々面倒なところも。しっかり確認してから投函しましょう。

期日に注意! 郵送で確定申告

確定申告は、郵送での手続きも可能なんです。郵送で提出する場合は、「提出期限日」の消印までが有効。期限日が土日や祝日の場合には、その翌日が期限日となります。

作成した申告書と添付書類をすべてまとめて、税務署へ送ればOK。気をつけたいのは、申告書は「信書」扱いになるということ。第一種郵便物もしくは信書便物として送付しなければいけません。

ゆうパックやレターパックなど、安い方法は使えないのがちょっぴり残念ですね。万が一第一種郵便物・信書便物以外の方法で送った場合には、税務署への「到着日」が提出日として扱われます。心配のないように、しっかり郵便局で確認しておきましょう。

お家でサクッと確定申告。e-Tax

在宅ワーカーにありがたいサービスが「e-Tax」。e-Taxとは、2004年から導入されたインターネットを利用した確定申告、納税システムのこと。

実は、普段は月曜日から金曜日の午前8時30分から翌日午前0時しか使うことができないのですが、確定申告の期間中に限って土日祝日も含め24時間利用、提出することができます。

国税庁のホームページにある「確定申告書等作成コーナー」で申告書を作成し、そのままインターネットで提出が可能です。しかし、このe-Taxを使うためには税務署へ届出を行ったり、パソコンの設定をする必要があります。

また、期限日のギリギリに提出しようとする人も多くサーバー落ちなどの可能性もあり得るので、時間には余裕を持って取り組んでくださいね。

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