フリーランスこそ税理士を使い、面倒なことを全部まかせよう!
確定申告ソフトは本当にお得?
パソコン上で、確定申告に必要な書類や金額の計算をまかなえるソフトもたくさん出ています。パソコンで操作できるとあって人気なのですが、デメリットもあります。
価格は1〜3万円程度ですが、毎年新しいバージョンが出るため、最新の機能を使うとなると買い換えなければならず、意外とお金がかかるんです。
普段は使うことのないソフトにお金をかけるのもな、と思ってしまう貧乏性な私……。それに、パソコンで計算ができるとはいえ、入力や手続きは自分でやらなければならないため、時間の節約としてはちょっぴり面倒な部分が残ってしまうんです。
税理士に頼むとどうして楽なの?
確定申告を税理士に頼むということは、ほぼ「丸投げ」ができちゃうということなんです。税理士事務所に必要なものを送ったら、あとはのんびりいつも通りのお仕事をしていればOK。
確定申告のシーズンになったら、「申告書用紙」「請求書等」「1年分の通帳のコピー」「領収書(レシート)」を、送るだけなんです。税理士事務所にもよりますが、基本的に必要なのはこの4点。
レシートも取りまとめて送るだけなので、面倒な振り分けもいりません。送る手間と、用紙を探す手間があるくらい。
フリーランスでお仕事をしていると、コンスタントにお給料をいただくために、仕事量をきちんとこなさなければならないですよね。時間のロスにもなる確定申告、もう頭を悩ませる必要もないんです!
節税アドバイスももらえちゃう
もちろん、税理士に頼むことで自分で申告をする手間が省けます。普段のお仕事の邪魔をせず、確定申告を終えることができるのはかなりのメリット。
でも、実は「節税対策」にも税理士がひと役買ってくれるんです。税理士は、いわば納税のエキスパート。確定申告に必要な書類などを確認することで、あなたの無駄を見つけて教えてくれるんです。
また、税務調査に立ち会ってもらえるのも嬉しいところ。万が一、税務署が税務調査に入った場合にも、税理士に立ち会ってもらい代わりに対応してもらうことができます。自分ひとりでは上手に応対できないこともあるので、いざという時の強い味方になりますよ。
費用が高いのは勘弁してほしい……!
気になるのが価格。せっかく税金を安くすることができても、税理士に払う金額が大きければ意味がありませんよね。個人事業主の税理士の報酬相場は、確定申告する側の「売り上げ額」によって変わります。
売り上げが500万円以下の場合は3万円、売り上げ1,000万円以下は5万円、売り上げ3,000万円以下は10万円程といった水準です。フリーランスの場合には、3〜10万円ほどで確定申告をしてもらえるというわけですね。
自活できる程度に稼いでいるフリーランスの場合、確定申告をすると平均して数万〜数10万はお得になる計算です。
経費で落として賢く節税! 税理士報酬
実は、税理士報酬は「経費」にできるんです! 税理士に支払う報酬は、事業の一環として扱うことができる費用。そのため、確定申告の際に事業の経費にすることが可能なんです。
もちろん、税理士に頼んでいるのであなたがすることは税理士に「経費にしたいんだけど」と伝えることだけ。あとは、いつも通りにお仕事していていいんです。
「フリーランスは時間の融通がきくから」と面倒ごとを溜め込むなんてナンセンス。時間は有限ですし、面倒な確定申告をしている間に、新しい仕事に取りかかることだってできちゃうのです。
フリーランスこそ賢く時間を節約して、ストレスフリーな確定申告をすすめてみませんか?