フリーランスのスケジュール管理 | 押さえておきたい仕事術

みんなはどうしてる? フリーランスのスケジュール管理事情
テスト前なのについつい漫画を読んでしまう。忙しいときに限って普段は気にならない部屋の汚さがやたら目について仕方ない。ちょっとだけ、と掃除をやり始めたら本格的にしてしまった……。
そのような経験はありませんか? 働く時間を自由に決められる分、ついだらだらしてしまいがちになります。複数案件を抱えて忙しくなると、混乱して思わぬミスをやらかしてしまったり、さらには仕事とプライベートの区別がつけられなくなって、生産性が落ちてしまったりすることも。
スケジュール管理もすべて自分次第。今回はスケジュール管理術をご紹介します。
1日の始まりはToDoリストの作成でスケジュールの確認から
仕事の生産性、効率性を高めるためには、現在抱えている案件の優先順位を決めることが1番の近道です。メモ書きでも手帳でも携帯やスマホ、PCでもどれでもかまいません。
使いやすくてわかりやすいツールを使ってToDoリストを1日の仕事を始める前に作っておきましょう。よくあるのが「ToDoリストを作成する時間もないほど忙しい」という状況ですが、実は仕事ができる人ほど仕事の優先順位を決めてから取りかかる傾向にあります。
ゆとりがない、と言葉にする前にToDoリストを作成してみましょう。効率があがることを実感できるはずです。
便利な世の中ならではのスケジュール管理術
ネットユーザーのフリーランスがまず使うのは「Googleカレンダー」です。PCからはもちろん、スマホにデフォルトでインストールされているスケジュールアプリでも見られるのがメリット。
PC、スマホ、タブレットで同期しておけば、最新の情報をどの端末からも見られるのでとても便利です。ただ、スマホやタブレットでスケジュールを確認するにはデフォルトアプリでは不便です。スケジュールをマンスリー表示にしたときに、各予定が丸印でしか表示されず、なんの予定なのかが一目ではわかりません。
ですので、Googleカレンダーと併用してスケジュール管理アプリを使っているフリーランスもたくさんいます。中でも高いレビュー数を誇る『Refills』が人気のようです。まるで紙の手帳のようなデザインで違和感なく使えるアプリです。(こちらは有料アプリです)
アナログなフーランス向けのスケジュール管理術
PCやスマホのアプリも便利なのですが、月をまたぐようなプロジェクトのスケジュールの管理にはやはり手帳に勝るものはありません。私の場合、実際に手を使って書いたほうが頭に入ってきやすく、覚えやすいので手帳を愛用しています。
お気に入りの手帳にプライベート以外の予定を書き込む。それも「できる人」のようでなんだかかっこいいですよね。PCやスマホだけでの管理だと、何かの不具合でデータがまるごとなくなってしまう恐れもあります。
万が一に備えて手帳で管理しておくこともおすすめです。フリーランスの仕事はPCで、スケジュール管理は手帳で、と道具を使い分けることで頭の切り替えもできます。
仕事のためだけじゃない | スケジュール管理の意義
どれだけ仕事が立て込んでいても、優先順位を決めてスケジュールを管理することで、やるべきことに落ち着いて取り組むことができます。フリーランスで仕事をやっていると、複数案件に取り組んだりしたときには、仕事がたまり週末にずれ込むということがどうしてもあります。
そうするとオンとオフの境目がなくなることもしばしばです。なかでも家を仕事場として使っていると、こもりきりになりがちで思考も煮詰まってしまいます。
平日はアウトプット、週末(休日)は余暇を楽しんだり、仕事に必要な情報を収集したり、インプットの時間にあてる。そうして自分の生活スタイルにメリハリをつけ、楽しんで仕事ができる環境を整えるためにもスケジュール管理が大切になってくるのです。