在宅ワークで人気タイピングの仕事って実際稼げるの？

稼ぐ在宅ワーカーになるためにタイピングから始めるスキルアップ

小さな子供を抱える主婦の方、少ない給料にため息をつく会社員や派遣社員の方が、余裕のある生活を送るための突破口が、在宅ワークかもしれません。

ここで言う在宅ワークとは、個人事業主として自宅のPCやインターネットを活用し仕事を請けて収入を得ること。これなら、空いている時間に気軽に始めることができそうですね。

タイピングを仕事にするためには、まずブラインドタッチができなくては話が始まりません。キーボードを見なくても入力ができるスキル、ブラインドタッチ。これはタイピングソフトを使って練習することで誰でも習得することができます。

ソフトは無料のものもWEB上に色々ありますし、有料で販売しているものもあります。もしあなたがブラインドタッチができなくて、タイピングに自信がないという場合は、まずはタイピングソフトでタイピングスキルを上げていくことをおすすめします。ここでは、ブラインドタッチを習得済みという前提で話を進めていきます。

あなたのタイピングスキルはどのレベル？

タイピング業務を在宅ワークでいきなりするといっても、自分がどの程度のレベルにあるのか分からない、自信がないという人も多いはず。そんな方は、タイピング練習P検を試してみてはいかがでしょうか。

P検とはPCを使用するスキルを判定する検定で、この試験科目にはタイピングが含まれているのです。このWebサイトでは正式な判定はできませんが、結果を参考にすることはできるでしょう。

タイピング業務で重要なのが、タイピング速度と入力ミスがない、あるいは入力ミスに気付いてすぐに修正ができること。これらのスキルは、数多くのタイピングをこなすことで上げることができます。

タイピングの仕事を請け続ける、また自信がない内はタイピングソフトで練習を重ねると良いでしょう。

タイピングの仕事で生活していける？

ひと昔前なら、タイピングの仕事は高額とは言えないまでも、それなりの収入を得る事ができました。タイピングに必要なスキル、ブラインドタッチができる人がそんなに多くなかったことや、パソコンが普及しておらず紙データが主に使用されていたなど、今とは環境が違っていたという事が考えられます。

現在は、タイピングができない人の方が少なく、高額を支払ってでもタイピングしてほしいというクライアントがほぼ存在しないため、在宅ワークで純粋にタイピングで収入を得ようとしても、それほど高い金額は期待できないでしょう。

それでは、どうしたら収入を上げていけるのか。その辺りは工夫が必要となってきそうです。

タイピングと他のスキルを組み合わせると収入を増やす

タイピングスキルを活かせる在宅ワーク業務と言えば、ビジネス文書の作成が挙げられます。これはタイピングだけでなく、ビジネス文章や書式設定などの知識が必要となってきます。

会社勤めで書類作成の経験がある人はすぐに仕事ができますし、文書作成の知識がない人は調べたり本を読むことでスキルを上げることが可能です。

また、テープ起こしもタイピングスキルを活かせる仕事ですね。こちらは音源を元に文字に起こすため、聴き取れないことや文法に沿っていないことが多く、そのまま書いたのでは分かりにくくなる場合があります。

話し手の意図や前後の脈絡を考え、改行位置の設定やコメント挿入を適切にできるスキルが必要となります。

また、あなたがWEB制作に興味があるのでしたら、HTMLやCSSなどを勉強してマークアップエンジニアになるという手もあるでしょう。いずれにしろ、何かしらのスキルや技術と組み合わせると、タイピングだけで仕事をするよりも高い収入を得ることができるようになります。スキルを磨いて、収入を上げていきましょう。

専門性を高めて収入アップにつなげる

スキルを上げると言っても、やみくもに目に付いたものに手当たり次第にチャレンジするということをしていても、あまり成果はないかもしれません。

やはり、最初は興味があることを見付ける事が大切。興味があれば、勉強や技術の習得も苦にならずどんどんスキルアップしていけるでしょう。

という事で、やはりタイピングだけで高収入を目指すのは難しいかもしれないという結論に達してしまいました。

在宅ワークで満足いく収入を得るために、タイピング業務を入り口にして、新たなスキルを習得し成長していくという点において、タイピングの仕事から始めるというのは“あり”ではないでしょうか。