フリーランス効率アップ! 簡単帳簿ツール

フリーランスの帳簿の現実
2014年から白色申告の方にも、帳簿が義務付けされたのは記憶に新しいことです。青色申告をするにしても、白色申告をするにしても、「帳簿付け」がすべてのフリーランサーの仕事になりました。
さらに付けた帳簿は一定期間保存しなければなりません。一人で何役もこなしているフリーランスにとっては、結構難儀な仕事です。帳簿付けの効率化を模索している人も多いのではないでしょうか?
というわけで、今回お助けマン的な役立つ帳簿ツールを調べてみました。特に走り出しのフリーランサーには、必見の情報です!
お助け!フリーランス帳簿ツール
確定申告に必要な、帳簿付け。どれだけ大変なのか、ざっと帳簿付けの流れをおさらいしておきましょう。簡単に言うと領収書などの書類の整理をした後、データを入力して、売り上げの管理、収支と支出の計算(決算)をするまでが帳簿付けの流れです。
しかも白色申告の方は「簡易簿記」を、青色申告の方は「複式簿記」を残さなければなりません。この時点で頭が痛くなってきます。
そこで面倒な記帳作業のお助けマン的な存在が、現役フリーランスが活用している帳簿役立ちツールです。おおまかな種類は、「帳簿テンプレート」と「クラウド会計ソフト」に分けられます。一つずつピックアップしてみましょう。
便利なエクセルテンプレート
特に白色申告者におススメの帳簿ツールが、「エクセルテンプレート」です。なんと無料で入手できるので、走りだしフリーランサーなどに大助かりなツール。エクセルの知識さえあれば、簡単に入力し簡易簿記を作成できます。
年間約1万円掛かる会計ソフトに比べると断然お得な方法です。ネット検索で「白色申告 エクセル テンプレート」と入力すれば、必要なテンプレートを探すことができるでしょう。
もちろん、青色申告用のエクセルテンプレートも存在し、エクセルで複式簿記を作成することもできます。複式簿記の場合は簿記の知識が必須になってくるので、申告に慣れている人には役立つツールです。
急上昇中のクラウド会計ソフト
近年増加中の帳簿ツールが、「クラウド会計ソフト」です。面倒な帳簿付けから、申告用の資料作成までしてくれるので、フリーランスにとってはホントにありがたいツールと言えます。
会計ソフトには今までインストール型が数多くありましたが、面倒なインストール不要で、シンプルかつ便利なクラウド型の利用数が増えています。何よりも金融関係の取引情報を自動で取得してくれるのは、魅力的な機能です。
クラウド型でおススメなのが、「freee(フリー)」と「MFクラウド確定申告」。無料でお試しができ、使い勝手が心配な人でも気軽に試すことができます。
パソコンだけでなくネット環境さえあれば、スマホやタブレットからも管理できる優れものです。フリーランサーの時間の効率化には、最適なパートナーと言えるでしょう。
ズボラな人には帳簿ツールが必須です!
毎年年末に憂鬱になるフリーランスの方もいらっしゃることと思います。実は、私もその一人です。青色申告の方は、特に間違ってしまうと大変なことになってしまうので神経を使います。
間違ってしまったり、申告を忘れてしまって罰金が課せられた事例もあるので、要注意な作業です。でも、ご紹介した帳簿ツールがあれば安心です。
フリーランサーの「お助けマン」を活用してください。帳簿を付けるにはいろいろな方法があるかもしれません。今回紹介したツールも含めて、あなたに合った最善の方法が見つかれば、フリーランスとして働くのもより楽しくなるでしょう。