在宅ワークでのデータ入力業務は、スキルと工夫で稼げる

在宅ワーク、データ入力の報酬の決め方は時間ではなく量
まず、データ入力業務とはどのような仕事のことを指すのでしょうか。ランサーズで仕事検索してみると、PDFやjpegなどの基となる資料をExcelやWord等の形式に見たまま入力する業務であったり、インタビューや会議の音声を聞いてwordに書き出す文字お越し等のプロジェクトが多いようです。
これらは、当然のことながら仕事をした時間ではなく入力した文字の量によって報酬額が決まります。短時間に多くのデータを入力すればするほど数多くのプロジェクトをこなすことができ、稼げる仕組みなのです。
在宅ワークのデータ入力で多くの業務を手がけるには
単純に考えて、文字単価で報酬が決まることが多いということは、同じ時間であれば入力が速い人の方が多く稼げるということです。単純なタイピングの速さやブラインドタッチのスキルはもちろんですが、ちょっとした工夫も差がつくポイントです。
例えばDM用住所のデータ入力業務の場合、IMEの郵便番号変換機能を使い住所入力を簡素化させることで格段に効率が違ってきます。また、アンケート回答の入力などは頻繁に使用する固有名詞を単語登録しておくと効率がアップします。
在宅ワークで機密情報を扱うデータ入力を行なうには
昨今のコンプライアンス意識の高まりを受け、企業側は情報の取り扱いには細心の注意を払うようになっています。特に個人情報を含むデータ入力業務についてはその傾向が強く、第3者であるフリーランサーに機密データを開示しない等、コンプライアンスに厳しい企業ほどその傾向にあるといえるでしょう。
必然的にそのような業務は入力単価も高いことが多いです。このような機密情報が含まれるデータ入力業務を受託するには、クライアント企業とつながりのある人を知っているという確かな人脈の有無はもちろんのこと、これまでの受託実績をはじめ、受託前のNDA(non-disclosure agreement:秘密保持契約)の締結を行うことによる信頼性の担保を積極的に行うことが必要といえます。