クラウドソーシングの仕事形式であるプロジェクト形式とは

プロジェクト形式とは
プロジェクト形式は、依頼者が自分の依頼したい仕事内容をクラウドソーシングサービスに掲載し、実際に作業を受託するワーカーを募集する仕事方式です。
受注者はクラウドソーシング上にある多くの依頼の中から、自分の『スキル』と『時間』に合った仕事を探して、依頼に提案することができます。
一つの依頼に対して複数の提案(見積もり)が集まりますので、受注者は提案者の『提案内容』『金額』『制作期間』と、提案者自体の『実績』『評価』などの情報を比較・検討し、自分の依頼に一番合った方に依頼することが可能です。
プロジェクト形式で良い提案者を選定した後は、実際にやりとりをしながら仕事を進めることになります。仕事を進める際は、クラウドソーシングサービスのプロジェクト管理機能を使って、仕事の進捗確認やメッセージのやりとりから、納品・支払まで。すべてWeb上で管理することができます。
プロジェクト形式は、どのような仕事にも使える仕事方式ですが、なかでも、システム開発やホームページ制作、コンテンツライティングなどの仕事に向いています。
固定報酬制
プロジェクト形式の支払い方法の一つとして「固定報酬制」というものがあります。
固定報酬制は、明確に依頼内容の詳細が決まっている依頼などに適しています。一つの仕事の達成までをいくつかの計画ごとに細分化し、個別に報酬を設定することで、一つの計画が達成される度に、設定された報酬額が作業者に支払われる仕組みです。
例えば、固定報酬制を使ってホームページ制作を依頼した場合、「デザイン」と「コーディング」の仕事を分けて報酬を支払うといった使い方があります。
時間報酬制
プロジェクト形式のもう一つの支払い方法として、「時間報酬制」があります。時間報酬制は、実際に働いた時間に応じて報酬を支払う仕組みとなります。
時間報酬制は、週単位での管理のため、低リスク・低コストで発注することができます。実際に作業をした時間に対しての報酬を支払いますので、依頼者・受注者の双方にとって安心な報酬制度となっています。
依頼内容や詳細がまだ決まっていない依頼や作業量がわからない依頼、開発案件などの長期間にわたって作業が必要な依頼などに適しています。
このようにプロジェクト形式は、一時的なリソース確保が必要な、様々な仕事に適していますので、固定報酬と時間報酬を使い分けて、上手く活用してみてはいかがでしょうか。