フリーランスのための正しいスキンケア術

フリーランスのための正しいスキンケア術
フリーランスが自分自身の得意とするテーマで記事を執筆。彼らの知識や知見から、”タメになる”、”学びになる”記事を皆さんにお届けします! 本日はこれまでに整形外科などで看護師として勤めてきた三浦 玲華さんに『フリーランスが取り組みたい正しいスキンケア術』について解説してもらいました。【私の専門知識シリーズ】
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忙しくても、お肌の美しさは保ちたい!

スキンケアというと、どんなやり方でやっても、結局は高いスキンケア商品を使えば使うほど効果があると思われがちです。

しかし、実は手技さえしっかりと行えていれば、どんなスキンケア商品であってもきれいな肌を保つことができます。

その方法もとても簡単なので、忙しいフリーランスの方でも手軽にできるはずです。手技を覚えて、低コストできれいなお肌を作りましょう。

普段のお肌のお手入れ方法はどうやっていますか?

お肌のお手入れ方法のやり方を意識したことはありますか? 特に忙しいフリーランスの方や子育て中のお母さんたちは、自分の肌のことは後回しにとスキンケアをおざなりになっていませんか?

メイクをして落とさないまま眠ってしまい、気が付いたら朝だったなんていうことありませんか?

肌のお手入れの基本はクレンジング、洗顔、保湿 この3つで十分です。また、いくら高いスキンケア商品を使用していても、間違った手技で行なっていれば宝の持ち腐れとなります。正しいスキンケア方法を覚えましょう!

きれいな肌をつくりましょう

洗顔する女性

それでは、正しいスキンケアの方法をご紹介していきます。先ほども申し上げましたが、基本はクレンジング、洗顔、保湿です。この3つの方法をご紹介していきます。

クレンジング

メイクをしている場合は必ず行なってほしいクレンジング。スキンケアという潤すことばかりに着目されますが、この落とすという作業が実は1番大切です。

日中のメイクで顔に塗っているファンデーションなどが毛穴に蓋をしているだけでなく、その化粧品たちが日中の汗やほこりと混じって、その汚さは想像を絶するものです。

これらの汚れなどによって毛穴が詰まると、吹き出物や、毛穴の黒ずみなどの原因となります。

また、メイクをしていなくても、これからの時期は男性でも日焼け止めを塗って出かける方も多いのではないでしょうか。

日焼け止めも同じように毛穴に蓋をしてしまうため、必ずクレンジングで落としましょう。クレンジングはオイルタイプやジェルタイプなど様々なものがありますが、ご自身の肌質、メイクに合わせて使用してください。

しかし、ふき取るタイプは、詳しくは後述しますが、ふき取る、こするという動作が肌へ負担をかけてしまうため、避けることが望ましいです。クレンジングを500円玉ほどの大きさとなるよう手にとり、肌を滑らすように落としていきます。

特に、小鼻や口の下は忘れられやすい上に毛穴が詰まりやすいため注意して行ないましょう。今では、朝クレンジングといって起きて顔を洗う際にもクレンジングをしているという人もいます。

しかし、あまり顔の油分を摂りすぎるとそれが原因で乾燥してしまったり、逆にオイリー肌になってしまう人もいます。1日1回のクレンジングでも十分効果を発揮できます。

洗顔

クレンジング材をしっかりと落としたら次は大切な洗顔です。ぬるま湯で十分に顔を濡らしてから行ないます。洗顔料は泡をたっぷりとたてて顔の皮膚と手の間に泡があり、その泡を転がすというようにして洗いましょう。

洗顔料の泡には界面活性剤といい、汚れを落とすための物質が含まれています。この界面活性剤が汚れを科学的に吸着してくれるため、泡が肌の上で動けば、この界面活性剤の影響により、こすらずとも汚れは落ちるのです。

また、泡が少ない、ごしごしとこするように洗うなど肌に摩擦を掛けてしまうと、肌の細胞組織を傷つけ、乾燥やシミが濃くなるなど思わぬ弊害を招きますので注意しましょう。

なるべく、泡立てネットを使用することが望ましいですが、泡立てネットがなくても泡は作れます。

洗面器に洗顔料とぬるま湯を適量入れ、料理で泡立てる要領で泡立てることで、たっぷりの泡が作れますので、洗顔ネットがない方も今日から試すことができます。

保湿 ~潤す~

化粧水

洗顔が終わったら次は保湿です。今ではオールインワンゲルなど、1つで何役も活躍するものもありますが、ここでは化粧水を使った方法をご説明します。

洗顔後は、肌を守っている油分も取られた状態なので、肌は乾燥から守ろうと、自ら皮脂を出そうとしてしまいます。

そのため、なるだけ早く保湿に移れるようにしましょう。遅くても、5分以内には保湿をすることが望ましいとされています。化粧水はたっぷりと使います。

見た目がてかてかになっているくらいでも構いません。化粧水を使用する際は手のひらを使って軽く温めると浸透しやすくなります。

実はコットンよりも手のひらが人間の肌にはなじみやすく、肌に負担をかけないものとされています。そのため、コットンよりも手のひらを使って化粧水をつけることをお勧めします。

コットンに化粧水を含ませると、肌につかず、コットンに吸収されるため、化粧水も余分に使用せねばならず、もったいないですからね。

前述しているように肌をこすらず、包み込みながらパッティングする要領で行ないましょう。

保湿 ~蓋をする~

化粧水をつけてそのまま放置してしまうと、乾燥している外気中に蒸発をしてしまいます。その際に、もともと肌が持っていた水分も一緒に蒸発されていってしまうため、化粧水を使用した後は、乳液やオイルで蓋をしましょう。

方法や注意事項は、保湿の潤すという章で説明したとおりに行いましょう。これで、きれいなお肌は完成です。

基本の手技を覚えて今日から美肌を目指しましょう

基本のスキンケア手技は時間もコストもかかりません。ただただ、医学的知識に基づき、肌の構造に合わせて行なっているだけなのです。それだけで、肌の調子は大きく変わります。

クレンジングから保湿までの一連の流れをほんの少し意識して、今日から誰もがうらやむ美肌を作っていきましょう。

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