生き抜くために大事な3要素! 独立から1年、実際に続けてきて感じた必須ポイント

生き抜くために大事な3要素! 独立から1年、実際に続けてきて感じた必須ポイント
フリーランスとして生き抜いていくために必要な要素は何か……!? 独立から1年がたった藤田 竜一さんは『営業・時間・社会性』の3点が大切である、と語ります。彼がその3点を挙げる理由とは。フリーランスとしてサバイブするための、3つの要素について説明してもらいました。
LANCER SCORE
54

「営業力」は絶対必要! 仕事は勝手に入ってこない

営業は、フリーランスだけでなく社会で生き抜くためには必要な要素です。能力を持っているフリーランスの人ほど、始めのほうでも仕事が勝手に入ってくると思いがち。ですが、自分から営業を掛けない限りは仕事は入ってこないと思いましょう。

営業と聞くと中には「フリーランスの私には関係ない」と考えられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、「自分を売り込む」という言葉に置き換えると、その必要性は一気に跳ね上がってくるかと思います。

仕事でも、自分に能力があっても評価してもらわなければ意味がありません。相手に自分の魅力が伝わらなければ、能力を使うこともできないからです。相手に自分のことを「理解」してもらう努力は、絶対に必要です。

仕事だけでなく、プライベートや恋愛でも同じではないでしょうか。自分がどれだけいいものを持っていても、周りの人に理解してもらう努力を放棄していい理由にはなりません。本当に好きなものやほしいものに対しては、自分からアクションを取っていかないと手に入りません。

自分から仕掛けないと、いい仕事はうけられない!

eigyou

私は始め、「ランサーズ」とほかの会社から外注を受けて生計を立てていました。自分が住んでいる地域での仕事は無くて、営業はほぼ掛けていませんでした。では、ネットの外注だけで仕事を行ない、地元地域から声が掛かるかと言えばノーです。

自分が営業をしなかったときは、3つの会社から毎週やってくる記事案件をこなすだけでした。記事の外注の場合、単価は非常に低いのでかなりの数をこなすことになります。

このやり方は非効率であり、ほかの仕事の芽を潰すことにもなるのでおすすめできません。やはり、外注だけでなく住んでいる地域でも仕事を得る努力は必要です。

時間管理がフリーランス成功の岐路になる

watch

フリーランス最大の武器にして、最大の欠点となる「時間」です。誰にも縛られず、自分のタイミングで仕事ができる。この点に関しては、フリーランスのメリットです。ですが、自分の仕事だけでなく周辺の事務作業があることを踏まえないと、仕事が滞ってしまいます。

フリーランスになると、確定申告をする必要があります。この確定申告のためには、家計簿をきちんと付ける必要があります。

あと、お金の入出金に郵送、公共機関への手続き、出張、買い出し、そして営業……。これらすべてを自分で行ないます。日によっては営業だけで終わり、仕事にならないときがあります。この時間管理の有無は、仕事の効率化に直結します。

周りの人はあなたが「仕事をしていない!」と勘違いしているかも

フリーランスの特徴には「場所を選ばない」という点もあるかと思います。カフェやフリースペース、コワーキングスペースにて仕事をすることもあるでしょう。しかし、家族や友人、周りの人からは「仕事をしているの?」と理解してもらえないことも多いです。

仕事をしていないように見られると、それだけあなたに「仕事外」の用事を押し付けられる可能性があります。家族ならば、あなたが仕事中にも関わらず用事を頼むこともあるでしょう。

自分が「仕事をしているぞ」とアピールする必要はありません。ですが、自分の「時間」を守るためにも説明や理解を促す努力はしましょう。

「社会性」を保ち孤独感を防ぐ! 団体やグループに関わって営業に繋げよう

nomikai

フリーランスになったとしても、すべて自分の力で解決するのは不可能です。むしろ、1人になったからこそ何らかのグループや団体、または心強い個人事業主などさまざまな人とコミュニケーションを取りましょう。自然と社会性を保つこともできます。

自分から何らかのイベントや企画に参加すると、そこから人のつながりが発生します。そのつながりは、自分の仕事と関係なくても「信頼」は得られます。「~の知り合い」というのは、やはり影響力が大きいです。何らかのイベントに参加すれば、自然と営業にもつながってきます。

『風が吹けば桶屋が儲かる』は真理

フリーランスは孤独です。自分に関する仕事は、すべて1人で行ないます。だからこそ、自分の輪を広げることは意識すべきです。そして、人のつながりがあれば思わぬところから仕事が舞い込んできます。

私も、自分に関係無さそうなイベントや企画には参加しています。そのイベント自体はお金にならなくても、人づてに仕事をもらうことは多いです。どこに仕事の「可能性」があるのか嗅ぎ分ける嗅覚を培うためにも、さまざまな場所に顔を出すのは重要になってくるでしょう。

もちろん、いろんな仕事をして本質を見失うと時間管理が大変なことになるので注意しましょう。大きく網で囲った後、精査するのがベターになってくかと思います。

まとめ

今回紹介した「営業・時間・社会性」3つは、実際に仕事してみないと分からない部分が多いです。ですが、実力以上にこの3つをクリアできず「会社勤め」に帰る人もいるのが現実です。

しかし、会社勤めを一度辞めた人が再び変えることができるでしょうか。フリーランスと会社勤めを行き来するだけで人生を終えても意味がありません。

一度なったのであれば、自分が変わって「フリーランス」としての生き方を謳歌してみてはいかがでしょうか。始めは大変なことが多いかと思いますが、フリーランスにしかない魅力があるのも事実です。

RECOMMEND
関連記事