ホームページ制作をクラウドソーシングで依頼する際に伝えるべきポイント
コンセプト／ターゲットを伝える
これはホームページを作る上で最も重要なポイントです。こればかりは発注者の方が意図をもって考える必要がありますので、そのサイトでは「誰に」「何を」伝えたいのかを事前に明確にして依頼しましょう。
また、コンセプトやターゲットをより具体的にするためには競合のサイトをチェックすることをおすすめします。自分が作ろうとしているジャンルのサイトをチェックし、アクセスの多いサイトの特徴を知りましょう。それらのサイトに対し自分のサイトをどう差別化していくのかを考えることにより、よりコンセプトやターゲットが明確に絞られていきます。
必要なページや要素を伝える
コンセプトやターゲットを決めたら、それに沿ってそのサイトにはどんなページが必要なのか、またページの中にはどんな要素が必要なのかを考えましょう。
例えばECサイトの場合はトップページの他に商品一覧ページ・商品詳細ページ・決済ページなどのページが必要になり、そのページの中に商品の画像や説明文、お気に入りボタン、クチコミ投稿機能といった要素があります。競合のサイトなどを参考にしながら、自分のサイトを運営するにはどんなページや要素が必要なのか考えてみましょう。具体的にイメージできない場合は、自分のイメージに近いサイトを参考サイトとして、依頼時に伝えると良いでしょう。
なお、サイト内の文章や画像は、自分で用意するのか、それともそこまで含めて依頼するのかでは、想定以上に見積もりが変わってきますので、予算に合わせてどちらが用意するのかを明確に決めましょう。
サーバー／ドメインの有無について伝える
ホームページを制作するには、そのサイトの土地と住所に当たるサーバーとドメインを用意しなくてはなりません。これらは自分でレンタルすることも可能ですが、サイト制作者に手配してもらうケースもあるので、どちらが用意するのか相談して明確にしましょう。
保守／運営について伝える
サイトが完成すればそれで終わりというわけではありません。その後の修正や保守は、別の作業となりますので、必要であればそこまで含めて依頼出来るのかを確認しましょう。また、サイトの更新や管理、アクセスアップのための広告運用などの施策も依頼できる場合がありますので、依頼したい方は一緒に相談してみましょう。
予算について伝える
以上の点を踏まえながら予算を決めましょう。サイトの運営など、何をどこまで依頼するかによって費用は大きく変わってきますので、自分が依頼したい項目を洗い出した上で予算を決めましょう。
自分で相場が分からない場合は、見積もり希望を出すこともできます。
要件をしっかりと伝えることで、正確な見積もりを集めることが可能ですので、集まった見積もりの中から、適切な依頼先を見つけましょう。
納期について伝える
納期を伝える際は、必要なものの優先順位をまとめ、できるだけ具体的なスケジュールを伝えましょう。特にクラウドソーシングではフリーランスで仕事をしている方が多く、そのような方は同時にいくつかの案件を走らせることが困難なケースがあります。そのためスケジュールを組み直すことも難しい場合がありますので、スケジュールはしっかりと固めてから伝えましょう。
以上のように、必要な物を整理し具体的に伝えられるかどうかで、完成するホームページの質は大きく変わっていきます。
ホームページ制作をクラウドソーシングで依頼する際は、以上のポイントを踏まえながら依頼をしてみてはいかがでしょうか。
