【LOY 10th 記念記事】地方で働くということ
初めまして。堂本と申します。普段は翻訳や英語学習のコーチング、海外向けサービスのSEO などをLancers を通してお手伝いさせて頂いておりますが、ひょんなことからLancer of the year10周年のお手伝いもさせて頂くことになりました。具体的には、このLOY 10thというイベントの中で『ビジネスアイデアのピッチコンテスト』を開催することになり、これのお手伝いをさせて頂いております。
今回は、地方での働き方を考えたり、モデルケースを知ったりすることについてのヒントについて解説します。ピッチコンテストでも様々なバックグラウンドを持つプレゼンターが登壇予定となっていますが、そうしたチャンスを掴み、成功に繋げていく上ではどういったことが重要なのでしょうか。
今回の記事は、福島のコミュニティスペース、『福島コトひらく』を運営しているNPO法人コースター様の協賛を受けて作成しています。
目次
モデルケースやロールモデルの重要性
フリーランスとして働く上で自分がお手本とするロールモデルを見つけることが重要なのは、行動指針が明らかになるからです。多くの場合、フリーランスとして働き始めようと思ったときに最初にぶつかる壁が、『何からやって良いか分からない』という疑問です。そしてこの疑問が生まれる理由は、自分が目指すところが明らかでないことが原因であることも多いのです。
具体的なお手本を見つけることで、その人を参考にしたり、逆に反面教師にしたりすることができるようになります。以下、詳しく見ていきましょう。
実現可能性の理解
成功したフリーランスの事例から、自分でもできそうなことを見つけられる場合があります。また、自分自身も同じように成功できるようなセルフイメージを持つことは、特に自信を持つことが難しい初心者にとって重要です。
戦略の学び
経験豊富なフリーランスから学ぶことで、自身の事業戦略やキャリアパスを効果的に計画することができます。もちろん、失敗から学ぶこと、まずは挑戦してみることが最も大事ではありますが、不要な失敗を避けることができるという意味では、他の人の戦略を参考にすることには大いに意味があります。
加えて、ロールモデルとしている人の具体的なエピソードから、自分だったらどうするかを学べると同時に、同じような状況に陥ったときにどうすれば良いかというイメージを予め持つことができます。
地方でフリーランスとして働く上での重要点
リモートワークという言葉が当たり前になった通り、今は文字通り『場所を選ばずに』仕事をすることができるようになりました。しかし、現実としての地域差が感じられる場面も多々残っていると言えます。
では、地方でフリーランスとして仕事をすることについて、どういったことを考えなければいけないのでしょうか。
地域の特性を理解する
地方では市場のニーズや文化が異なるため、その地域固有のニーズを理解し、サービスを提供することが重要です。逆に言えば、大きな市場を獲得することはできなくとも、ニッチ市場を獲得することができる可能性は残っていると言えます。
地域コミュニティとの連携
地元のビジネスやコミュニティとの関係構築は、信頼とビジネスチャンスの両方を生み出します。インターネットで誰とでも繋がれる時代ではありますが、それでもやはり対面で誰かと会うことの価値は失われていません。
実際に会って話すことから仕事が生まれることは珍しくありません。加えて、自分の周囲をフリーランスや起業の経験がある人で固めることで、その環境から刺激を受けたり、必要な情報を仕入れやすくしたりすることもできます。地元のコミュニティや異業種交流会、コワーキングスペースなどに足を運ぶことから初めてみてはどうでしょうか。もちろん、それと平行してオンラインで仕事を探すことも続けると良いでしょう。
サステナビリティと地域貢献
地方での活動は地域社会のサステナビリティに貢献する可能性を秘めています。そうした活動は、ひょっとすると何らかのサポートを受けられるようになっているかもしれません。例えば補助金や助成金など、自分のビジネスに関連して受けられそうなサポートがないかどうか、確認してみると良いでしょう。
また、こうしたサポートが提供されているということは、そういったビジネスが求められていると言えるかもしれません。何から始めれば良いか分からないというときには、その地域が何を求めているのかを知るところから始めるのも良いでしょう。
福島でフリーランスのためのイベントが開催されます!
11月18日〜19日、福島の郡山市、『福島コトひらく』にて、『新しい働き方を考えるフォーラム』が開催されます。このイベントは、地方でフリーランスとして働く際のマインドセットや具体的な方法論を学ぶ貴重な機会となります。
Lancersで実績のあるフリーランスが集まり、その経験と知識を共有する場となっています。そして、実績と言ってもそれぞれの方法論や働き方、哲学は様々です。きっとあなたにぴったりの働き方を考えるヒントになるはずです。
また、地方DXやフリーランスの役割、ビジネスにおける心理学講座、セルフブランディングのワークショップ、キャリア構築論、ChatGPTを用いたキャッチコピー作成講座、フリーランスのお金事情など、ただのコンセプトに留まらない具体的なノウハウも解説予定です。
11月18日および19日の二日間開催、また出入り自由となっておりますので、少しでもお時間がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
イベント詳細
〇新しい働き方を考えるフォーラム
〇日時:2023年11月18日(土)、19日(日)10:30〜18:30 ※途中入退出自由
〇場所:福島コトひらく(新しい働き方LAB 福島キャンパス)福島県郡山市富久山町久保田字下河原191-1
〇参加費:無料
〇申し込み方法:Peatixイベントページより参加をお申し込みください。
〇主催:特定非営利活動法人コースター、新しい働き方LAB
〇プログラム案(当日変更になる場合もあります)
・フリーランスとして活躍するためにはビギナー講座
・福島のDX改革。全国で活動するフリーランスの活動事情
・フリーランス×福島のテレワーカー施設のコラボで面白いことが生まれるか考えるアイデア会議
・福島×フリーランスが盛り上がるためには何が必要か考えるアイデア会議
・全国で活躍するフリーランスと郡山のプレーヤーとの大交流会
【執筆者】堂本秋次
https://www.lancers.jp/profile/AkitsuguDomoto
・Lancer of the year 2016 / 2022をW受賞
・メインでは翻訳家やSEOの専門家、英語学習の専門家としてお仕事を頂いております。
・メイン以外でもプロジェクト管理やSEOマネジメントなどのお仕事を頂いております。
・例えば上記の記事のような内容をそのままSEOワードを取り込んで英語で書くようなことも可能です。
・YouTubeもやったりしています。