ランサーズは個人の力を強くするチャンスの場

ランサーズは個人の力を強くするチャンスの場
ランサーズに登録して、自分らしい働き方を体現している人たち=「ランサー」。たくさんのランサーの中から、活躍目覚ましいランサーを表彰するのが『Lancers of the Year』です。6回目を数える2020年の『Lancers of the Year2020』は、新型コロナウイルス対策のために初のオンライン開催となりました。盛況のうちに幕を閉じたオンライン開催を記念し、受賞ノミネートをされた中からオンラインやメールで取材協力をいただいたランサーの皆さんの軌跡を紹介します。第5弾はグラフィックデザイナーとしてご活躍の和田淳志さんです。
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Lancersに出会って――人と制約なくつながることを力に。自身を進化させる和田さんが目指すものは

グラフィックデザイナーという肩書にとどまらず、クライアントの多様な要望に応えて大活躍されている和田淳志さん。

印刷会社や大手デザイン事務所、上場企業の美容・健康メーカーをはじめ、さまざまな職場で会社員として制作・企画の実務経験を積んできた和田さんは、日々働き方を効率化させており、その進化はとどまるところを知りません。

業界や社会の未来を見つめ、フリーランスとして成長し続ける和田さんに話を伺いました。

会社員から「本当の安定」を得るためにフリーランスへ

打ち合わせをする和田さん

――もともとは会社員だった和田さん。ランサーズへ登録し、活動を始めたきっかけを教えてください。

和田淳志さん(以下、和田):個人でしっかりと勝負できる、安定して生きていける力を身につけるためにランサーズで活動を始めました。

私はこれまでに、印刷会社や大手デザイン事務所、ITコンサルティング、大手美容・健康メーカーに勤め、主に制作分野で働いてきました。会社員として働く日々のなか「本当の安定とはなんだろう」と考えるうちに、「本当の安定とは、会社に依存せず、『和田淳志・個人』として仕事ができ、生きていける力を身につけること」ではないかと思い至ったんです。

――安定とは「個人として仕事ができること」ですか。

和田:はい。そうです!

もちろん大きな会社に勤めて、責任あるポジションへと出世することで、金銭的にも社会的にも評価を高めていくことは、安定を得る一つの方法だと思いますし、その生き方や方法を否定するつもりは全くありません。また、会社で勤めるということは、会社の看板を使えるということ。会社の看板は人生で強力な武器になります。

しかし、この会社の看板という武器に頼った生き方では本当の安定とは言えないのではないか――。そう思っていたときに、ランサーズのようなサービスの存在を知りました。

個人でも世界中の企業とつながるチャンスがある。だったらそのチャンスを自分で生かしてみようと思って、ランサーズを始めたんです。

ランサーズ以外でもフリーランスとして活動

和田さんの制作実績

――自分を強くすることが安定につながる。ランサーズを使うことは個人を強くするチャンスだと考えていただいたんですね。ランサーズを通して、どんな仕事をされているのでしょうか。

和田:主に印刷物やWebサイトの受託制作業務・集客&売上向上に特化したコンサルティングをメインに活動しています。

会社員時代は、WEBサイトやアプリ、AR、VR、テレビ、映像、新聞、チラシなど、幅広い媒体の広告制作の企画・プロモーション設計からデザインまでを手がけてきました。

ときには責任者として任せていただいたので、当時の支えてくれた上司やメンバーには、貴重な経験をさせてもらったと、今でもとても感謝をしています。

ランサーズに登録した頃は、名刺のコンペを中心に提案活動を行い、その中で、少しづつ採用されていくことで実績を積み重ねました。最近では実績がたまってきたこともあって、こちらからの提案活動をするよりは、プロフィールから直接のご依頼やスキルサービスへの直接のご依頼が案件全体の7割程度を占めるようになっています。

――ランサーズ以外でも、フリーランスとして活動されているのでしょうか。

和田:はい!デザイン業務やアドバイザー・コンサルティング業務以外にも、AmazonやYahoo!ショッピングといったECの販売プラットフォームで、自分で開発した商品や提携しているメーカーの商材の販売もしています。

自らが商品開発し、Webでモノを販売することで得た経験や失敗事例、ノウハウなどをランサーズで依頼されるクライアントへの提案にも生かしています。

例えば、売上を向上させるために重要な商品画像を、効果的かつ効率的に改善するといったことですね。

ランサーやクライアントと働くことでスキルアップ

オンラインで他のランサーさんと打ち合わせをする和田さん

――ランサーズで活動を始めてから、変化したことはありますか。

和田:まずは、仕事の受注範囲やスキルが向上したことでしょうか。

ランサーズでは、会社員時代とは比べ物にならないほど、さまざまなクライアントから多種多様なご相談をいただきます。それまでの自分のスキルだけでは解決できないことも、ままあります。

そんなときは、ランサー同士でやりとりをして、オンライン上でチームを組んで解決することも珍しくありません。

そうやってほかのフリーランスと協力し合い、最善策を見出していくことで、格段に対応範囲を広げられましたし、プロジェクト成功までを見据えた視野の広がりと、それに伴うスキルや視座も上がったと感じています。

――他のランサーさんから刺激を得られたんですね。

和田:はい。ほかにも、クライアントからの依頼に学びを得ることもあります。

例えばWeb制作ではこれまで、ゼロベースで開発を行うフルスクラッチ(※1)がメインでしたが、Wix(※2)といったコーディング不要のサービスで納品ができるようになったのは、ランサーズ経由の仕事の経験があったからこそです。

※1 フルスクラッチ:既存のものを流用することなく、まったくの新規から開発をすること。
※2 Wix:無料ホームページ制作ツールの一つ。ドラッグ&ドロップでホームページが作成できる。

時代が進むたびに、クライアントのニーズも変化していくので、様々な要望が依頼されるランサーズを通してアンテナを張り巡らして自分の成長につなげていこうと思っています。

場所の制約が外れて得られたメリット

どんな場所でも仕事ができるのが、フリーランスのメリット

――会社にいては見えなかったトレンドやスキルに出会えたんですね。フリーランスになると時間の使い方も大きく変わるかと思いますが、その点はいかがでしょうか。

和田:かなり効率的に働けるようになりましたね!

というのも、ランサーズを通した仕事はオンライン上でビデオ通話などのミーティングができるので、打ち合わせの移動時間や身支度の準備時間といった”打ち合わせに必要な付随時間”が短縮できます。その時間をほかの仕事に充てられるようになって、効率が高まりました。

感覚ですが、1日のうち、30%程度の時間を効率化できているのではないかと思います。またオンラインに限らず、オフラインでも「場所」の制約がなくなったのは大きいですね。

――場所の制約、ですか。

和田:はい。ランサーズで催される”ランサーズ・オブ・ザ・イヤー”をはじめ、地域ごとのイベントなどで出会ったメンバーと一緒に仕事をしたり、プライベートを楽しんだりする機会が増え、会社員時代と比べて圧倒的に人脈が増えました!

これは“会社”という枠や場所にとらわれないからこそだと思っています。

仕事というのは、どこまでいっても人と人が生み出すもの。人と制約なくつながれることがどれほどのインパクトがあるものなのか、このメリットを知らない方にはぜひ伝えていきたいですね。

クライアントに貢献することで社会に役立ちたい

――たしかに個で成り立つフリーランスだからこそ、制約なく人とつながれるという面がありそうですね。ランサーズに登録されてから毎年、増収・増益をされてきた和田さんですが、これからの活動にどのような目標をお持ちでしょうか。

和田:私の気持ちを理解してくれた家族、そしてサポートをしてくれる、いくくまさんをはじめ他の優秀なランサーたちの協力や支えがあって、昨年も受注件数や売上を伸ばすことができました。

これからも、“自分自身が商品の一つ”と考えて、自分自身の商品改良(=成長)を日々行うことで、ランサーズに期待して、ご発注いただいたクライアントに対して、提供できる価値をさらに高めていきたいですね!

そしてクライアントの悩みをしっかりと解決して、利益を上げていただく。
そうすることで、クライアントにも「ランサーズを利用してよかった」「ランサーズを活用しないことが、逆にビジネスにおいてもったいない」と思ってもらえると確信しています。

また、目先の数字だけではなく長期的にクライアントの利益や満足度を増やすことが、その業界や地域を活性化に繋げる手段のひとつだと考えています。ランサーズのプラットフォームを通じてクライアントの業界を明るく活性化することで、自分自身のさらなる成長と社会貢献をしていきたいですね!

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