会社やブランド、商品の知名度を上げて集客につなげたいのであれば、自社サイトを持って運用するのが有効です。特に、「ホームページ」と「ブログ」のいいところを掛け合わせて運用できれば、大きな集客効果につなげることもできます。そこで今回は、ホームページとブログの役割、どのように構築・運用すればいいかについてご紹介します。

ホームページとブログの役割の違い
企業が運用するWebサイトには、ホームページとブログがあります。それぞれに違った利点があるため、集客できる自社サイトを作る際には、ホームページとブログがどのような役割を果たすのか知ることが大切です。
ホームページの役割
ホームページは会社やブランド、商品についての整理された情報を掲載しておくWebサイトです。その会社は何をしている会社なのか、そのブランドはどんな商品を展開しているのか、その商品にはどんな特徴があるのかを分かりやすくまとめておきます。
どのようなブランドや商品を展開しているかにもよりますが、ホームページは基本的に更新性の低いものです。一度情報を整理しておいたら、後はユーザーがいつでも確認できる状態となります。トップページに情報をまとめておく場合もあれば、情報量が多ければページを増やしてまとめる場合もあります。
ブログの役割
ホームページとは違い、なんらかの記事を更新していくのがブログです。企業が自社で持つメディア、という意味で「オウンドメディア」と呼ばれることもあります。ブログでは自社や商品に関する最新情報や業界のトレンド、お役立ち情報などを発信し、顧客や見込み顧客へ向けて継続的にコンテンツを提供します。
継続的に情報を発信できるため、集客において重要なのはブログです。ブログを更新して多くの記事がサイトに載れば、それだけ顧客との接点が増えることになります。そうなれば検索でヒットしやすくなり、ユーザーの流入数を増やすことができます。キーワードを設定するなどしてきちんとSEO対策をすれば、さらに効果的な集客が可能です。
両方のメリットを活用するなら、WordPressが便利!
ホームページとブログはどちらかを選択しなければならないものではなく、両方の要素を持った自社サイトを作ることができます。そのために広く活用されているのが、CMSのひとつである「WordPress」です。
CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)は、HTMLやCSSなどの専門的な知識がなくてもWebサイトを更新、運用できるシステムのこと。その代表例が「WordPress」で、2017年に行なわれた調査によると、インターネット上に存在するWebサイトの約29%がWordPressで運用されているとのことです。
WordPressを用いれば自社サイトにホームページとブログの両方を構築することができ、どちらのよさも取り入れた集客が可能になります。サイト全体の構図をどうするか、ホームページにはどのような情報を掲載するか、どんな情報をブログで発信するかなど、自社の場合はどのようなアプローチが有効かをよく考えることが大切です。
自社サイトをどのように運用するか
ホームページとブログを掛け合わせた自社サイトを作ろうと考えたとき、自社内にそのためのリソースがないのであれば外注して専門の会社に作ってもらうことができます。
Webサイトの制作会社に自社サイトの制作を依頼すれば、デザイン性が高く集客に適したサイトを作ってもらえるだけでなく、その更新やメンテナンスを継続して任せることもできます。
また、効果的な集客につなげるためには検索エンジンで上位表示するためのSEO対策が必須です。専門会社であれば、SEO対策も合わせた依頼ができます。
ブログの記事更新は、一度サイトを完成させれば簡単に行なえます。そのため、社内で担当者を置いて継続的に更新することが可能です。あるいは、記事作成も合わせてWeb制作会社に依頼したり、ライティングの会社やフリーランスのライターに新たに外注したりもできます。自社にはどのような運用方法が適しているか、よく検討することが大切です。
まとめ
会社やブランド、商品への集客力を上げるには自社のWebサイトを持つのが有効な方法のひとつです。専門会社に外注することで質の高いホームページ、集客力の高いブログを作って運用することができるので、Webサイトを立ち上げようかと検討している場合は自社に適した外注先を探してみてください。
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