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ホームページ作成におすすめのツール・サービス10選

ホームページ作成には、基本的には専門知識が必要です。しかし、専門的な知識がなくてもWeb上で簡単に使える、ホームページ作成ツールが増えています。

本記事では、おすすめのホームページ作成ツールやそれぞれの特徴、料金についてご紹介します。ホームページの作成を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

デザイン・開発・動画編集・SNS運用など、経験豊富なプロに直接頼める!

ホームページ作成ツール10選

ホームページを作成する人
ホームページを作成するときには、ゼロからWebプログラミング言語を用いて構築するよりも、ある程度の枠組みが用意されている構築ツールを活用すると便利です。ここでは、よく使われているおすすめのホームページ作成ツールを紹介します。

  1. WordPress
  2. Wix
  3. ペライチ
  4. Ameba Ownd
  5. Google Sites
  6. Weebly
  7. Jimdo
  8. STUDIO
  9. Shopify
  10. BASE

1. WordPress

ホームページ制作においてよく使われているツールが、WordPressです。WordPressには「WordPress.org」と「WordPress.com」があります。

「WordPress.org」はWebサーバーにインストールすることで動かせるタイプです。一般的なレンタルサーバーでワンクリックインストールできるのは「WordPress.org」にて、無料で使えます。

「WordPress.com」はサーバーを利用した有料のブログサービスです。自身でサーバーを用意する必要はありませんが、「WordPress.org」に比べて機能が限られています。

一般的なWordPressとは「WordPress.org」のことを指すケースが多く、カスタマイズ性が高いうえ拡張機能も豊富です。企業ホームページや。ECサイトなどさまざまなWebサイト作成に役立ちます。

HTMLの知識を用いたり、制作ソフトと組み合わせたりすると、より高度な技術を使ったサイトを作成可能です。WordPressには下記のようなメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
・拡張性が高い
・レンタルサーバーでワンクリックインストールに対応している
・テンプレートが豊富にある
・使っている人が多く、不明点はネットで検索すれば解決することが多い
・無料で使える
・ブログと同じように更新できる
・カスタマイズに専門知識が必要
・エラーが起こりやすい
・サポートが受けられない
・セキュリティ対策が必要
・別途サーバー料金がかかる
・SEO対策を自分で行う必要がある

WordPress.orgの利用には料金は発生しませんが、サーバー契約の必要があり、サーバー料金がかかります。

プラン月額料金サーバー料金
通常プラン無料サーバー・プランにより異なる

WordPressの公式サイト

2. Wix

Wixはイスラエル発祥のホームページ作成ツールで、世界中で2億人以上の人に利用されています。ドラッグ&ドロップ操作でホームページを制作でき、専門知識がなくてもホームページを作成可能です。

Wixには下記のようなメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
・デザイン用のテンプレートが豊富にある
・Webプログラミングの知識不要
・カスタマイズ性が高い
・無料プランがない
・初心者にはカスタマイズが難しい
・動作が重い

Wixはカスタマイズしやすい点が長所である反面、初心者にはカスタマイズしにくい点や動作が重い点などのデメリットもあります。Wixの利用料金は下記の通りです。

プラン月額料金機能概要容量動画アップロード
ドメイン接続500円・独自ドメイン対応
・カスタマーケア24時間対応
500MB(設定なし)
ベーシック900円・ドメイン接続プランで使える機能
・広告非表示
3GB30分
アドバンス1,500円・ベーシックプランで使える機能
・Site Boosterアプリが1年間無料
・Visitor Analytics アプリが1年間無料
10GB1時間
VIP2,659円・アドバンスプランで使える機能
・Wix ロゴメーカーの使用権
・SNS 用ロゴファイルの取得
35GB5時間
ビジネス&eコマースプラン1,800円〜・サイトに決済機能やネット予約機能などを追加20GB〜5時間〜

Wixの公式サイト

3. ペライチ

ペライチは日本の会社が運営するホームページ作成ツールです。ホームページを作成することに適していますが、ブログやオウンドメディア、ネットショップの構築には不向きです。

ペライチには下記のようなメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
・ドラッグ&ドロップで構成を変更可能
・日本語でサポートを受けられる
・少ないページ数のホームページを作成するのにおすすめ
・作成できるページ数が少ない

ペライチではホームページ作成が簡単にできますが、作成可能なページ数は限られていることがわかります。ペライチの利用料金は下記の通りです。

プラン月額料金機能概要公開ページ数の上限写真素材の購入料金/枚
スタートプラン無料・常時SSL
・スマホ最適化
1ページ220円
ライトプラン1,078円・スタートプランの機能
・独自ドメイン
・SNS連携
・フォーム設置
・広告非表示
3ページ176円
レギュラープラン2,178円・ライトプランの機能
・HTMLやCSS、JavaScriptの埋め込み
・アクセス解析
・決済
5ページ176円
ビジネスプラン3,278円
30日間無料
・レギュラープランの機能
・メルマガ配信
・パスワード保護
・ファイルダウンロード
・予約機能
・デザインカスタマイズ
・プレミアムセミナー無料招待
20ページ176円

ペライチの公式サイト

4. Ameba Ownd

Ameba Owndは、アメーバブログ(アメブロ)で有名なサイバーエージェントが運営するホームページ作成ツールです。Web制作に関する知識がなくてもホームページを作成できます。

Ameba Owndには下記のようなメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
・独自ドメイン無料
・HTMLやCSSの知識不要
・テンプレートがおしゃれ
・デザインをカスタマイズできる
・テンプレートの種類が少ない

Ameba Owndは選択可能なテンプレートの種類は少ないものの、カスタマイズしやすく独自ドメインにも無料で登録できます。Ameba Owndの利用料金は下記の通りです。

プラン月額料金機能概要公開ページ数の上限画像ストレージ上限
ベーシック無料・Webプログラミングの知識不要
・ネットショップ作成
・アクセス解析
・複数メンバーでの編集
・デザインのカスタマイズ
・10サイトまで作成可能
10ページ1,024MB
プレミアム960円・広告非表示
・ヘッダー・フッターの非表示
無制限無制限

Ameba Owndの公式サイト

5. Googleサイト

GoogleサイトはGoogleが提供するホームページ作成ツールで、無料または有料のGoogleアカウントを持っていれば無料で利用可能です。

Googleサイトには下記のようなメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
・HTMLなどの専門知識不要
・Googleアカウントがあれば無料で使える
・デザインの細かい調整ができない
・Google Adsenseに非対応
・対応デバイスが限られる

Googleサイトはデザイン性を重視したい人には不向きですが、簡単なホームページを作成したい人には十分な機能があります。Googleサイトの利用料金は下記の通りです。

プラン月額料金機能概要公開ページ数の上限編集可能なブラウザ表示可能なブラウザ
通常プラン無料独自ドメイン対応なし・Chromeのバージョン24以降
・Firefoxの最新バージョン
・Chrome
・Firefox
・Internet Explorer
・Microsoft Edge
・Safari

GoogleサイトのデータはGoogleストレージ上に保存されますが、Googleストレージの保存容量には影響しません。

Googleサイトの公式サイト

6. Weebly

Weeblyはアメリカのサンフランシスコを拠点にしている会社です。決済サービスのSquareに買収され、Webサイトだけでなくネットショップの作成サービスも展開しています。

Weeblyのようなメリット・デメリットは下記の通りです。

メリットデメリット
・デザイン性が高いテンプレートが豊富にある
・初心者でも操作しやすい
・無料プランでもアクセス解析機能がある
・カスタマイズしにくい
・日本語のマニュアル・サポートがない

Weeblyは日本語のマニュアルやサポートはありませんが、初心者でも操作しやすく、テンプレートも豊富にあってデザインの選択肢がたくさんあります。Weeblyの利用料金は下記の通りです。

プラン月額料金機能概要ストレージ容量
無料プラン無料・SSL対応
・検索エンジン最適化
・コミュニティフォーラム
・チャット・メールサポート
500MB
Connect5ドル
(年払いの場合)
・無料プランの機能
・独自ドメイン対応
500MB
Pro12ドル
(年払いの場合)
・Connectプランの機能
・広告非表示
・サイト内検索
・ショッピングカート機能
・Square経由での支払い
・サードパーティのプロバイダ経由で支払い
・高度なサイト統計
・電話サポート
無制限
ビジネス25ドル
(年払いの場合)
・Proプランの機能
・在庫管理
・税金自動計算機
・クーポンコード
・商品レビュー
・送料割引
・高度なeコマース統計
無制限

Weeblyの公式サイト

7. Jimdo(ジンドゥー)

Jimdoは、KDDIグループが運営するホームページ作成ツールです。ジンドゥーAIビルダーが搭載されており、短時間で本格的なホームページを構築できます。

Jimdoのメリット・デメリットは下記の通りです。

メリットデメリット
・マウスで操作でき専門知識不要
・ブログ機能搭載
・デザインをカスタマイズ可能
・日本語でのサポート対応
・無料プランは独自ドメイン非対応

Jimdoは専門知識がなくてもホームページを作成できますが、独自ドメインには対応しておらず、Googleアドセンスの導入を検討している人は避けた方がいいでしょう。Jimdoの利用料金は下記の通りです。

プラン月額料金機能概要ストレージ容量作成可能なページ数
PLAY無料・常時SSL500MB5
START990円・常時SSL
・独自ドメイン
・優先サポート
・メールアドレス接続
・上級者向けSEO
・Googleへの短時間でのインデックス作成
・広告非表示
・アクセス解析
5GB10
GROW1,590円・STARTプランと同じ機能15GB50

Jimdoの公式サイト

8. STUDIO

STUDIOはHTMLなどのコードを使わなくてもホームページを作成できるツールで、日本の会社が運営しています。

テンプレートを使って構築するだけではなくイチから独自デザインの構築も可能で、カスタマイズしやすいツールです。

STUDIOには下記のようなメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
・デザインをカスタマイズしやすい
・コンテンツの更新がスムーズにできる
・FREEとBASICのプランは5記事までしか公開できない

STUDIOは更新やカスタマイズをしやすいホームページ作成サービスですが、上位のプランでないと公開できる記事数が5記事までに限られてしまいます。STUDIOの利用料金は下記の通りです。

プラン月額料金機能概要公開可能な記事数保存できるフォームの回答件数
FREE無料・デザインツールの全機能
・アニメーション
・STUDIOバナー付きの公開
5100件まで
BASIC1,280円・STUDIOバナー非表示
・ページごとの公開範囲設定
・独自ドメイン
・外部Apps連携
51,000件まで
PRO3,280円・BASICプランの全機能
・優先サポート
1,00010,000件まで

STUDIOの公式サイト

9. Shopify

Shopifyはネットショップ専門の作成ツールです。海外で生まれたサービスとあって、越境販売に強みがあります。

Shopifyのメリット・デメリットは下記の通りです。

メリットデメリット
・ブログ機能を搭載している
・クレジットカード手数料率が低い
・アプリで追加可能な機能が多い
・越境販売に強い
・容量・商品公開数無制限
・広告非表示
・独自ドメイン対応
・Google Analitics対応
・無料プランがない
・カスタマイズには専門知識が必要

Shopifyは無料プランはありませんが、越境販売への対応や商品登録数の制限がない点など、ECサイトを構築したい人に適したサービスが豊富に備えられています。Shopifyの利用料金は下記の通りです。

プラン月額料金注文(決済)ごとの手数料
ベーシック29ドル3.4〜4.15%
スタンダード79ドル3.3〜4.1%
プレミアム299ドル3.25〜4.05%

Shopifyの公式サイト

もし、自社でネットショップを構築する自信がなければ、フリーランスへ依頼する方法もおすすめです。ランサーズにはShopifyの構築経験豊富なフリーランスが多数在籍しています。ぜひ問い合わせてみてください。

Shopify構築支援のフリーランス

10. BASE

BASEは日本で生まれたネットショップ作成ツールで、月額無料でネットショップを開設可能です。BASEには下記のようなメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
・定費用を抑えられる
・独自ドメイン対応
・Webデザインの知識が少なくてもページを作成できる
・注文ごとの手数料率が高い
・BASEのロゴを非表示にするには料金が発生する
・カスタマイズ性が低い

BASEは注文ごとの手数料率は高いですが、月額料金は無料ですので、売上が伸びるかわからないショップでも導入しやすいサービスです。BASEの利用料金を紹介します。

プラン月額料金注文(決済)ごとの手数料
通常プラン無料・BASEかんたん決済手数料3.6%+40円
・サービス利用料3%

BASEの公式サイト

ホームページ作成ツールの選び方における3つのポイント

ホームページを作成する人
ホームページ作成ツールを選択する際、手数料以外の特徴も考慮して選びましょう。ここでは、ホームページ作成ツールの選び方のポイントを紹介します。

  1. ホームページ作成の目的を決める
  2. 必要な機能を洗い出す
  3. 費用対効果を比較検討する

1. ホームページ作成の目的を決める

希望に合うツールを選択するために、まずはホームページを作成する目的をはっきりさせましょう。広報・販売など、ホームページを作成する目的によって、必要な機能や適したサービスが異なります。

2. 必要な機能を洗い出す

ホームページを作成する目的を決めたら、目的を叶えるために必要な機能を洗い出しましょう。下記の機能が必要かどうかを決めていくとスムーズです。

  • 独自ドメインの必要性
  • ECかどうか
  • HTMLなどコーディングの知識の必要性
  • デザインの自由度・カスタマイズ性
  • 作成可能なページ数・商品数
  • ブログへの対応
  • 広告表示・非表示

必要な機能を洗い出して、候補となるホームページ作成ツールをピックアップしてください。

3. 費用対効果を比較検討する

希望する内容に合うホームページ作成ツールをピックアップしたら、費用面を考慮して利用するサービスを選定していきましょう。

無料だと独自ドメインに対応できないなどサービス内容は限られていますし、広告表示されることも多いです。費用対効果を比べながら、満足できるホームページ作成ツールを選びましょう。

本格的なホームページ作成は自社での対応が難しいこともある

ホームページを作成する人
ホームページ作成ツールを使うと、簡単なホームページならすぐに構築できます。しかし、カスタマイズや本格的なページ作成を行うには、HTMLなどの専門知識が求められるツールがほとんどです。

フリーランスへの作成依頼を検討してみよう

他社とは差別化したホームページを作成したくても自社では対応できないなら、フリーランスなど専門家の力を借りるのもおすすめです。ランサーズならWeb制作の経験豊富なフリーランスが全国に在籍しています。中間業者を挟まないため、コストを抑えてスピーディーに対応してくれる点もメリットです。

自社でホームページを作成することに対するハードルが高いと感じている場合は、一度問い合わせてみてください。

EC構築支援のフリーランス

ホームページ作成ツールは多い!サービスと料金で比較検討しましょう。

パソコンのあるデスク
今回の記事ではホームページ作成におすすめのツールについてお話ししました。再度、ポイントをまとめます。

  • ホームページ作成ツールとしてはWordPressが主流
  • ECサイトを構築するならShopifyなどのEC専門のツールも選択肢としてある
  • ホームページに必要な機能を洗い出すと満足できるホームページ作成ツールを選べる
  • 無料のホームページ作成ツールはサービスが限られている

ホームページ作成ツールは無料のサービスもありますが、料金が上がるほどサービス内容は充実していきます。自社が求める内容を洗い出して、費用対効果が高いサービスを選びましょう。

また、デザイン面に不安があるなら、フリーランスなど専門家への依頼も検討してみてください。

デザイン・開発・動画編集・SNS運用など、経験豊富なプロにカンタン依頼