インターネットとデザインソフトの進化により、ちょっとした知識があれば、誰でも手軽にホームページやロゴのデザインができるようになりました。ただ、そのデザインの制作過程が著作権等の知的財産権の侵害に繋がっている場合があります。ランサーズで、気持ちよく、また楽しくお取引をしていただくために、知的財産権について正しく理解しておきましょう。
他者が作成した著作物を利用する場合には、著作者に利用許諾を得る必要があります。著作者の承諾なく、著作物を改変して提案することは、認められません。
作者に著作権のある画像や、フリー素材OKとしているサイトの画像は、著作者が著作権を放棄しているわけではありません。一定の条件で無償での使用を許諾しているだけです。
他社が著作権を有する画像はもちろんのこと、フリー素材でも使用許諾を得るようにしましょう。
Webライターは、比較的、他のカテゴリーと比較しても表現を自由にできますが、一方で理解しておかなければいけない法律があります。ランサーズは、法律の専門家ではありませんので、ここではあくまで一般的に覚えておくべき法律を挙げますので、参考にしてください。
著作権法とは、文芸、学術、美術、音楽など、人間の思想・感情を創作的に表現したものを保護する権利のことです。ライターに関連して著作権侵害に該当する行為は代表的なものとして下記が挙げられます。
※ 公開されている著作物の引用であり、引用部分とその他が明確に区別され、引用される部分が「従」で自ら作成する著作物が「主」であり、著作物の出所の明示がされている状態
著作権法について詳しくは下記をご参照ください。
・文化庁
・公益社団法人著作権情報センター
薬機法とは、医薬品等の広告が虚偽、誇大にわたらないようにするとともに、その適正化を図ることを目的として定められている法律です。ライターに関連する点で言えば、一例として美容品や薬などの記事制作が関連する可能性が高いです。
下記のサイトなどで調べて正しい表現で記事制作するように努めてください。
・厚生労働省:薬事法等の一部を改正する法律について
・東京都健康安全研究センター
景品表示法とは、商品など (サービス含む) の品質、内容、価格等を優位に広告・表示することを規制するとともに、消費者がより良い商品など (サービス含む) を自主的かつ合理的に選べる環境を守ることを目的として定められている法律です。ライターに関連する点で言えば、一例として商品紹介などの記事制作が関連する可能性が高いです。
医療・弁護・法的文書作成・旅行代理など、許認可・登録・届出等が必要となる資格・スキルが必要な仕事はランサーズで受発注できません。直接的には法律で規定する資格行為を行わなくても、それに準ずるような書類や記事を作成する仕事に対しては、クライアントに当該資格者の監修があること、または当該資格保持を提案要件として記載する必要があることを定めていますが、ランサーのみなさんも十分ご留意の上でご対応ください。
ランサーズは、ユーザーの皆さまが安心してサービスをご利用いただけるよう万全の体制を構築しています。