画像や動画に特化した特性を活かし、インスタグラム(Instagram)が企業のマーケティングツールとして活用されるようになりました。
インスタグラムマーケティングを成功させるには、マーケティングの構造や手法、注意点と対策方法を理解し、商材の属性や企業・マーケティングの目的に合った運用や施策をすることが重要です。
本記事では、インスタグラムマーケティングの種類やメリット・デメリットに加えて、マーケティングの4つの手法や流れに沿った具体的な施策、注意点と失敗しないための対策方法を解説しています。これからインスタグラムマーケティングを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次
インスタグラムマーケティングとは
インスタグラムマーケティングとは、SNSであるインスタグラム(Instagram)を活用したマーケティングの手法です。インスタグラムはTwitterやFacebookなどの他のSNSに比べて、画像や動画コンテンツに特化している特徴があります。インスタグラムの特徴を活かすと、効果的なマーケティング展開が可能です。
総務省の「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によれば、インスタグラムの利用ユーザーは、年齢別では10代が約69.0%、20代が約68.1%、30代が55.6%です。また男女別でみると男性が35.3%、女性が49.4%となっています。つまりインスタグラムは、10~30代の若年層や女性に特に指示されているSNSである事が分かります。
食品やアパレル製品などビジュアルが重視される商材、スキンケアやコスメ、ヘアケアなど女性向け商材が特にインスタグラムマーケティングとの親和性が高いと言えるでしょう。
インスタグラムマーケティングの4つの手法
インスタグラムマーケティングをはじめるなら、マーケティングの目的に応じた手法を選ぶのが重要です。インスタグラムマーケティングには、以下の4種類があります。
- 自社アカウント運用
- インスタグラム広告の運用
- インスタグラムキャンペーンの実施
- インフルエンサーマーケティング
以下でそれぞれの具体的な内容を解説します。
1. 自社アカウント運用
自社アカウント運用は、インスタグラムに自社専用のアカウントを開設し、写真や動画投稿などのコンテンツ配信を行う手法です。インスタグラムマーケティングの基本部分であり、以下のことができます。
- コンテンツ配信
- ショッピング機能
- ストーリーズ
- まとめ機能
- IGTV
コンテンツ配信
アカウントから写真や動画などのコンテンツを配信することで、ユーザーに対して自社の商材やブランドのテーマ、世界観、製品の魅力を継続的に紹介できます。ブランドや商品に興味を持ってもらい、新しいユーザー層の獲得につなげられるほか、既存ユーザーにも継続的に情報提供ができるでしょう。
ショッピング機能
ショッピング機能は、投稿からユーザーが直接商品を購入できる機能です。インスタグラムをコンバージョンに活用したいときに向いています。また、インスタグラムのタイムライン上でショッピング機能を使って魅力的な商品をユーザーに提示し、興味を持たせたうえでECサイトへ誘導することも可能です。
ストーリーズ
ストーリーズは、投稿した写真が複数あるときに利用できる機能です。スライドショー形式で写真や動画が表示されます。既存ユーザーとのコミュニケーションにも最適な機能です。ストーリーズの投稿は24時間経つと消えるため、限定的、プレミアム感も出せます。いいねやフォロワー数の増加、ファン化も見込めるでしょう。
またストーリーズをリアルタイム配信できるストーリーズライブ、投稿したストーリーズをまとめられるストーリーズハイライトの機能もあります。
まとめ機能
まとめ機能では特定の画像や投稿をユーザーにアピールできます。新商品やセール情報、入荷情報など優先的に伝えたい情報を提示することも可能です。
IGTV
IGTVとは、インスタグラムから発表された動画投稿・視聴専用の無料アプリです。インスタグラムと連携しているため、IGTVから投稿した動画はインスタグラムでも視聴できます。インスタグラムでは1分以内の動画投稿しかできませんが、IGTVを使うと最長1時間までの動画投稿と視聴が可能になります。
2. インスタグラム広告の運用
フォロワー以外のユーザーに自社の情報を届けられるのがインスタグラム広告です。インスタグラムの親会社であるFacebookの広告データを活用して広告配信ができるため、詳細なターゲットを設定した上で広告が配信できるメリットがあります。
なおFacebook広告をインスタグラム上で配信する仕組みとなっているため、インスタグラム広告を運用するにはインスタグラムの他、Facebookアカウントの取得と連携が必要です。
インスタグラム広告は、以下の3つの場所に配信されます。
- ストーリーズ
- フィード
- 発見タブ
インスタグラム広告は動画、静画、サイズ、配信場所によって以下の6つの種類があります。
- 写真広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- ストーリーズ広告
- コレクション広告
- スライドショー広告
インスタグラム広告は「目的に応じた種類の広告が配信できる」「広告の配信コストが低くおさえられる」「広告停止もすぐできるなど柔軟性が高い」などが魅力です。
3. インスタグラムキャンペーンの実施
インスタグラムキャンペーンとは、インスタグラム上でのキャンペーンやプロモーションを行う手法です。アカウント運営側がユーザーに対して条件を提示し、条件を達成したユーザーは何らかの見返りが得られます。
例えば「#(ハッシュタグ)○○をつけて特定の投稿をする」の条件を満たしたユーザーの中から抽選でプレゼントがもらえる、などのインスタグラムキャンペーンが展開されています。
ただし、健全なキャンペーンが行われるためにインスタグラムのガイドラインが規定されています。インスタグラムキャンペーンの実施時には、ガイドラインを遵守しましょう。
4. インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーとは、多くのフォロワーを持つSNS上で人気や影響力の高い人を指します。企業が、売上向上やブランディングを目的に、インスタグラム内におけるインフルエンサーへ広告や宣伝を依頼する手法がインフルエンサーマーケティングです。
ユーザーが身近に感じている、あこがれているインフルエンサーという存在から情報を発信してもらうことで、ユーザーの興味や共感をひきつけられます。
インスタグラムマーケティングの6つのメリット
インスタグラムマーケティングで得られるメリットは以下の6つです。
- 無料で利用できる
- 幅広い業種のマーケティングに使える
- SNS内での情報拡散力が高い
- ブランディングができる
- 商品やサービスの購買意欲を向上できる
- 直接ユーザーに購入を促せる
それぞれのメリットについて解説します。
1. 無料で利用できる
インスタグラムはアカウントの登録からコンテンツの配信まで無料で利用できます。マーケティングには費用がかかりますが、インスタグラムは無料で運用可能です。インスタグラムを活用することで、マーケティングコストの削減にもメリットがあります。
2. 幅広い業種のマーケティングに使える
実は、インスタグラムは幅広い業種のマーケティングに利用できます。若年層、女性ユーザーが多いことから女性向け、若年層向けの商材のマーケティングに向いているとイメージされやすいです。しかし視覚的に情報を訴える、さらにショッピング機能を使うことで、幅広い商材の購入を促せるでしょう。
また、24時間限定のストーリーズを使用してセミナーや商品説明動画を送る、ストーリーズライブでライブコマースを行うなどもできます。ライブコマースとは、ライブ配信を行い視聴者と直接交流しながら物販を行う手法です。アパレルやコスメの実演だけでなく、食材や日用品など幅広い商材の販売も可能です。
3. SNS内での情報拡散力が高い
インスタグラムは、#(ハッシュタグ)を設定した上で投稿ができます。ハッシュタグの付いた投稿をユーザーが一覧で閲覧できるため、インスタグラム内で投稿に該当するハッシュタグで検索したユーザーにもアプローチが可能です。自社の商材やブランドと類似している商品に興味があるなど、潜在的なユーザーの発掘もできるでしょう。
ハッシュタグだけでなく、日本語の検索機能も設置されています。自社の投稿にヒットする言葉で検索されたユーザーにも、アプローチができます。
4. ブランディングができる
インスタグラムは視覚的に訴えることに特化したSNSです。商品やサービス、ブランド、企業のブランディングにも活用できます。アカウントページと投稿する写真や動画のテーマを統一すると、ユーザーにもテーマや世界観を共有しやすいでしょう。
視覚的な情報を残すことで「これはあの企業の商品だ」「これはあの商品のロゴだ」といった、ユーザーの記憶やイメージと自社のテーマや世界観を結び付けたブランディングも可能です。
5. 商品やサービスの購買意欲を向上できる
インスタグラムは写真と動画に特化したSNSのため、商材やサービス、自社の魅力を視覚的に訴えられます。テキスト中心のSNSと異なり、実際に商品を使用しているところなども投稿可能です。ユーザーが実際に商品を手にするイメージを持ちやすくなるため、購買意欲の向上につなげられるでしょう。
例えば「実物を手にできないため、購入するのが不安」と感じやすい、アパレル商品やコスメなどのEC事業に不向きだった商材の販売にも向いています。インスタグラムの投稿を活用すると、美容院やネイルサロンなどのサービス提供後のできばえを、ユーザーが実体験する前に見せることが可能です。
6. 直接ユーザーに購買を促せる
インスタグラムのショッピング機能は、タイムラインに投稿された写真や動画ページからそのまま商品やサービスの購入ができる機能です。SNSからECサイトへ飛ぶワンクッションがショートカットされるため、ユーザーの購買意欲が新鮮なままに購買を促せます。高いコンバージョンも期待できるでしょう。
インスタグラムマーケティングの手順
インスタグラムマーケティングを行う手順は以下の通りです。
- インスタグラムマーケティングの目的を設定する
- KPIを設定する
- ターゲットのペルソナを設定する
- 投稿するコンテンツのコンセプトを決める
- ユーザーネームに社名やブランド名を入れて設定する
- 投稿や更新スケジュールを決める
- ソーシャルメディアポリシーの作成と公開を行う
- 運用しながらPDCAサイクルを回す
それぞれの手順について解説します。
1. インスタグラムマーケティングの目的を設定する
インスタグラムをマーケティングに活用すれば多くのメリットが得られる一方、効果を最大化するにはマーケティングの目的を明確にし、適切な手法を選ばなければいけません。インスタグラムマーケティングのおもな目的は以下の通りです。
- ブランディング
- 集客
- 商品の販売
例えば集客がおもなインスタグラムマーケティングの目的なら、自社アカウントからのコンテンツ投稿だけではインスタグラム内の潜在ユーザーや既存ユーザーしか集客が望めません。インスタグラム広告を併用するなどの施策が必要になります。
2. KPIを設定する(10~35文字程度)
設定したマーケティングの目的を達成させるには、KPIの設定が重要です。KPIとは、目標達成に利用する重要業績評価の指標のことです。インスタグラム運用の各フェーズやポイントでKPIを設定することで、目標達成までの進捗状況や課題、改善点などが明確化できます。
インスタグラムマーケティングのKPI設定には、以下の数値が指標となります。
- フォロワー数
- いいね!数
- コメント数
- 保存数
- ハッシュタグ投稿数
- リーチ数
KPIの設定で採用する指標は、上記すべてを取り入れなくても問題ありません。インスタグラムマーケティングの目的に応じた指標を採用して、KPIを設定しましょう。
1. フォロワー数
フォロワー数は、アカウントをフォローし商材やブランド、企業のファンになった人の数の指標となります。
2. いいね!数
いいね!の数は、投稿に対して好感やポジティブな感情を持ったユーザーの数です。いいね!の数は、タイムライン投稿画面では非表示ですが、アカウント画面から確認できます。
3. コメント数
コメント数は、商材や企業に興味を持っているユーザーの目安になります。
4. 保存数
保存数は、商品購入や利用の検討など「あとでゆっくり見たい」層の目安になります。
いいね!数、コメント数、保存数の3つは、ユーザーの好意的な反応の数として「エンゲージメント数」としてまとめて考えても問題ありません。
5. ハッシュタグ投稿数
自社製品やメーカー、ブランド、会社名などに関連したハッシュタグが投稿された数は、ユーザーの口コミや評判の数と考えられます。
6. リーチ数
リーチ数は、インスタグラムの投稿に届いたユーザーの数です。リーチ数と似た指標に「インプレッション数」がありますが、インプレッション数は投稿が何回閲覧されたかの数値になります。同一ユーザーの閲覧もカウントされるため、KPIの設定ではインプレッション数ではなくリーチ数を採用することが多いです。
3. ターゲットのペルソナを設定する
インスタグラムマーケティングは、ターゲットを絞ったうえで適切な施策を行います。逆にターゲットの範囲が広いと、目標や目的にもブレが出てしまい、マーケティングの効果も出ません。ターゲットを絞るために、以下の要素を取り入れてペルソナ設定を行いましょう。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 収入
- 学歴
- 家族構成
- 居住地
- 性格
- 価値観や人生観
- 趣味
- 余暇の過ごし方
- 人間関係
- 習慣
- 買い物をする場所や方法
- 利用しているSNS
- 好きなサイトやアプリ
- 情報源の種類(Web、新聞、雑誌、TV)
- 所持しているPC、モバイル端末
- 仕事上の目標、課題、挑戦したいこと
ペルソナを設定することで、顧客理解ができるメリットがあります。ペルソナの持っている課題や悩み、好みなどを把握することで課題解決のための適切なアプローチが分かるでしょう。また、ペルソナを設定することで、ターゲットを社内で共有するのにも役立ちます。
4. 投稿するコンテンツのコンセプトを決める
インスタグラムにただ自社製品を投稿していくだけでは、ユーザーにとって魅力的なコンテンツの提供は実現できません。ブランディングや商品購入などの目標を達成させるには、インスタグラムを通じて商材や自社の魅力を発信する必要があります。
そのためにも投稿するコンテンツのテーマやコンセプトを決めておくのが重要です。投稿する画像や動画、自社アカウントの写真には統一性を持たせることで、ユーザーにテーマや世界観を提示できます。
5. ユーザーネームに社名やブランド名を入れて設定する
インスタグラムのアカウントを開設するときには、ユーザーネームに社名やブランド名などを入れましょう。抽象的なユーザー名では、企業アカウントと分からないだけでなく、効果的なブランディングにもつながりません。
6. 投稿や更新スケジュールを決める
投稿するコンテンツのテーマや方向性が決まったら、インスタグラムの投稿や更新の頻度、スケジュールを決めます。投稿や更新の頻度が高いほど良いというわけではありません。逆に質の低いコンテンツを連続して見せられた場合、ユーザーへはストレスとなってしまいます。質の良いコンテンツを継続的に投稿できる頻度を設定しましょう。
次に投稿スケジュールをあらかじめ設定します。スケジュールを設定せず、手の空いた時に投稿する、という個人アカウントのような運用の仕方をすると、インスタグラムの投稿へ手が回らず、放置アカウントになってしまう可能性があります。開設時に、初回の投稿スケジュールを設定しておきましょう。
インスタグラムのアカウントを運用しフォロワーが増えていくと、フォロワーのアクティブな時間帯が確認できるようになります。データにあわせて投稿スケジュールを設定すれば、投稿をより早くフォロワーへ届けられるでしょう。
7. ソーシャルメディアポリシーの作成と公開を行う
ソーシャルメディアポリシーとは、企業がSNSを活用するにあたって設ける明確な規定のことです。ソーシャルメディアポリシーは、以下の項目を規定して公式ホームページなどに記載していくことで、ネットトラブルや炎上などのリスクを回避できます。
- ソーシャルメディア参加にあたっての心構え
- 顧客や利用者への宣言や呼びかけ
- SNS公式アカウントとURL一覧
8. 運用しながらPDCAサイクルを回す
インスタグラムを運用しながら、PDCAサイクルを回しましょう。例えば、フォロワー数やエンゲージメント数が増えても、肝心の商品購入までリーチできない場合、間に何らかの原因があります。
ユーザーを目的へリーチさせるために課題を解決したり、方向修正をしたりしてPDCAサイクルを回しながらインスタグラムを運用するのが、インスタグラムマーケティングの成功につながります。
インスタグラムマーケティングの注意点と対策方法
インスタグラムマーケティングをはじめる前に、以下の注意点を知っておきましょう。
- 広告、宣伝の色が強い投稿は避ける
- ユーザーとのやり取りの方向性を決めておく
- インスタグラムのガイドラインや法令を確認、順守する
- 施策に即効性を求めない
- 運用のためのリソースを確保しておく
それぞれの注意点と対策方法を解説します。
1. 広告、宣伝の色が強い投稿は避ける
「インスタ映え」が2017ユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれました。インスタグラムに投稿されるコンテンツには、魅力的またはクリエイティブな画像や動画が求められていることが分かります。チラシやポスターのように、宣伝色が強すぎる投稿では、ユーザーが離れていってしまうでしょう。
インスタグラムの投稿は、必ずしも完成度の高い「映える画像や動画」を投稿する必要はありません。しかし、投稿する画像や動画の仕上がりにこだわるのが重要です。必要に応じて撮影機材をそろえるか、画像や動画クリエイターや制作会社への依頼も検討しましょう。
2. ユーザーとのやりとりの方向性を決めておく
フォローしたユーザーに対してフォロー返しはするか、ユーザーのコメントに対して返信はするかをあらかじめ決めておきましょう。ユーザーからの好意的な反応はエンゲージメントの向上につながるものの、都度フォロー返しやコメント返しをしているとインスタグラム運用の負担が大きくなってしまいます。
企業やブランドによっては、フォロー返しやコメント返しを全く行っていないところもあります。ユーザーと気持ちの良いやり取りをするためにも、フォローやコメントに対する対応方法をアカウントの分かりやすい場所に明記しておきましょう。
3. インスタグラムのガイドラインや法令を確認・遵守する
インスタグラムでの投稿や、プロモーションについてはガイドラインが規定されています。ガイドラインに違反する行為は、アカウントの停止をはじめとしたペナルティの対象になる可能性があります。不適切な表現や投稿によって法令違反となれば、ブランドや企業の信頼感を損なう原因ともなります。
実際に2021年11月に消費者庁がEC店舗2事業者に対して、インスタグラムの投稿とアフィリエイトサイトが優良誤認表示による景品表示法違反として措置命令を出しています。ガイドラインや法令を確認し、コンプライアンスの順守を徹底して健全な運用に努めましょう。
4. 施策に即効性を求めない
インスタグラムマーケティングは、施策を行ってからすぐに効果が出るものではありません。広告などの即効性はあるもののコストが高いマーケティング施策に対して、インスタグラムマーケティングはコストも即効性も低くなっています。他のマーケティング施策と組みあわせながら、長い間運用が必要と認識しておきましょう。
5. 運用のためのリソースを確保しておく
インスタグラムマーケティングを成功させるには、継続的なコンテンツの配信やKPIの設定と目標達成度の進捗確認、PDCAサイクルを回すのが重要となります。
ただインスタグラムアカウントを開設し、投稿しただけではマーケティングの効果は得られません。継続してインスタグラムを運用することでファンを獲得、育てていく姿勢が重要です。インスタグラムの長期運用のための各リソースを確保しておきましょう。
6. インスタグラムマーケティングの業務に負担を感じたら
インスタグラムマーケティングはコンスタントな投稿のほか、クリエイティブで魅力的な画像や動画の投稿、ユーザーのデータを分析した上で適切な施策が求められます。インスタグラムマーケティングの業務に負担を感じたら、フリーランスへ依頼する方法があります。
フリーランスなら、インスタグラムマーケティングの投稿、画像や動画の制作、データの分析など用途に応じた業務をスポットで依頼可能です。これからインスタグラムマーケティングを検討しているときや、運用や集客がうまく行かないときのコンサルティングも受けられます。
ここでは、インスタグラムを使ったマーケティングにおすすめのパッケージを、3件ピックアップしてご紹介します。
【SNS】Instagram(インスタグラム)集客支援サービス
初期設定や投稿、分析などインスタグラムを使った集客のサポートを受けられます。
【SNS集客】単月契約 フォロワー数1万人以上のインスタグラマー集客(20名)
ある程度フォロワー数を獲得後、月単位で集客支援を受けられます。
1ヵ月からインスタ運用を完全代行します!コンセプトメイキングから毎日投稿までします
インスタグラムの運用を1か月単位で代行依頼できます。
インスタグラムマーケティングで商品や自社のファンを育てよう
インスタグラムマーケティングの手法や手順、注意点と対策方法を解説しました。インスタグラムマーケティングは、目的によって適切な手法や運用方法が異なります。
マーケティングによる効果を最大化するには、長期的、かつ継続的な運用が必要です。必要なリソースを確保できない場合には、フリーランスへの依頼もふまえて、インスタグラムマーケティングを成功させましょう。
