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インスタのいいねで何ができる?ビジネス向け活用方法6選

「インスタグラムで『いいね』をもらえることで何かメリットがあるの?」そう思う方も少なくないでしょう。いいねボタンを押すことで「見たよ」「面白い」「気に入った」というメッセージを簡単に相手に伝えられます。
本記事ではインスタグラム初心者の企業担当者に向けて、いいねの6種類の投稿方法やビジネス向け活用法、自社の顧客を増やす基本のステップ、いいねが少ない場合の対処法について解説します。いいねを上手に活用して、効率的に自社の宣伝活動を行いましょう。

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「いいね」をビジネスで有効活用する方法とは?

路上でインスタを見る人

いいねは気に入ったことや興味があるものなど、いいと思ったことに気軽にアクションできる機能です。文章やスタンプでアクションするよりも簡単にできる行為なので、ユーザーにとって利便性のある機能といえるでしょう。

また、いいねの数が多いということはユーザーに好意的に受け取られている証拠です。企業にとっては、いいねが増えることによって自社のファンを獲得し、商品を購入してもらうきっかけにもつながります。

企業側はいいねの数を把握することでユーザーが欲しいものや関心があることを把握できるようになり、その結果として商品販売や企業の認知拡大、ブランディングにも有効活用できるのです。

6種類のいいねをビジネスで活かす方法

インスタグラムのいいねには、6つのツール別の使い方があります。

  1. フィード投稿
  2. リール
  3. ストーリーズ
  4. インスタライブ
  5. Instagram動画(旧IGTV)
  6. DM(ダイレクトメッセージ)

この章では、それぞれのツール別のビジネス向け活用方法を解説していきます。

1. フィード投稿(写真)に「いいね」をする

フィード投稿(写真)にいいねをするのが、インスタグラムで一番基本的な使い方です。ユーザーを惹きつける写真や動画をアップするのはもちろんですが、フィード投稿にはキャプション(説明文)がつけられます。そのため、「短い文章でいかに自社商品を魅力的に伝えられるか」「ユーザーの心に引っかかるワードを書けるか」もいいねを増やすカギを握るのです。
また、最大30個までのハッシュタグをつけることができます。ハッシュタグとは、検索しやすくするためにつける、さまざまなキーワードでカテゴライズしたタグのことです。

言葉の頭に「#」をつけることによって、投稿した写真や動画がハッシュタグ検索で表示されます。ハッシュタグをつけることでユーザーの検索に引っかかりやすくなるため、多くのいいねを集めて自社製品の認知度を広げられるというメリットがあるのです。

2.リールに「いいね」をする

写真や最大60秒までの動画を連続で流せるリールにも簡単にいいねがつけられます。

リールにサウンドやエフェクトなど、ユーザーが興味を引く要素を追加することでいいねを増やせますし、企業側は短い動画で効果的に自社製品の宣伝ができるのです。

3.ストーリーズに「いいね」をする

ストーリーズは24時間後に消える写真や動画を表示する機能です。1~15秒までの短い動画を最大60秒まで投稿できます。

2022年2月14日からストーリーズ投稿にいいねができる機能が実装されました。これまではストーリーズ投稿に反応するためにはDM(ダイレクトメッセージ)を送るか、シンプルなスタンプを送るクイックリアクションを送る必要がありました。

クイックリアクションはメッセージとして送信されるため、多くのリアクションで埋まってしまい、ユーザーからのメッセージややりとりが下に流れてしまうというケースが起こりえたのです。

しかし、いいね機能の導入で、ユーザー側がいいね機能を選べることにより、ストーリーズに寄せられたDMを整理できるようになりました。

さて、ストーリーズには独特のビジネス活用方法があります。24時間で投稿が消えるので、投稿を見られた人限定にイベントやキャンペーンを告知して、ストーリーズのなかにだけキーワードを発表するという方法です。事前にSNSやホームページで、ストーリーズでキーワードを発表すると告知しておくとさらに効果的でしょう。

さらに、ストーリーズのなかにはアンケート機能があります。「はい」「いいえ」で答えるシンプルなものなので、アンケート結果を参考にして自社の商品開発にも活かせます。

4.インスタライブに「いいね」をする

インスタライブは、リアルタイムでフォロワーに向けて動画を配信できる機能です。自社の商品を宣伝して直接フォロワーと話したり質問に答えたり、やりとりできる画期的なシステムです。

ユーザー側はリアルタイムで動画を見られたことに対する「ありがとう」や「見ているよ」のいいねを送ることができます。また、インスタライブ中にいいねを送ると投稿者側と視聴者側、両方の画面にハートがランダムで出てきて、ライブ映像を効果的に盛り上げることができます。

企業側としては、実演販売のように商品を盛り上げながら売ることができるので、これを生かさない手はないでしょう。あらかじめアーカイブに残す設定を行っておけば、自動的に30日間動画を保存可能です。

  • インスタライブの画面右下にあるプロフィールのタブをタップします。
  • 「≡」→アーカイブの順番に進み、「…」をタップしてください。
  • 設定に進んで「ライブ動画をアーカイブに保存」の欄をオンにします。

そのまま動画共有を続けたい場合は動画配信後に以下のような設定を行うことで、Instagram動画(旧IGTV)に残せます。

  • 配信画面右上の「☓」をタップしたあとに「今すぐ終了」→「シェア」を順番にタップしてください。
  • ライブ配信の一部分もしくはカメラロールからアーカイブのカバー(サムネイル)を設定します。
  • タイトルや詳細を入力して「投稿する」をタップします。

5.Instagram動画(旧IGTV)に「いいね」をする

最長60分の動画投稿ができるInstagram動画(旧IGTV)にもいいねがつけられます。ストーリーズの動画は24時間で消えてしまいますが、Instagram動画はそのままインスタグラムで共有でき、Facebookにも投稿可能です。
さらに、ストーリーズ上でもシェアできるので、フォロワーに新たなInstagram動画を投稿したことをお知らせできます。

動画投稿後には再生回数やいいねの数を確認しましょう。これらを確認することによって、人気の動画やフォロワーに気に入られる要素を把握できて、自社の商品を動画で効率的に宣伝するコツを掴むことができます。

6.DM(ダイレクトメッセージ)に「いいね」をする

インスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)にもいいねがつけられます。LINEやChatworkのようなチャットツールのように気軽にメッセージを送れるので、とても便利です。

自社の商品を宣伝するにあたってインフルエンサーを起用したい場合にも、DMでメッセージを送って直接やりとりができます。この時に、相手のメッセージに対していいねをつけることによって、好意的にやりとりを進められるのです。

「いいね」で自社の顧客を増やす基本の4ステップ

SNSの画面レイアウト

インスタグラムのプロフィールや投稿写真、キャプションにこだわることで、フォロワーは投稿された写真や動画によりいいねをつけやすくなるのです。この章では、自社のファンを増やすための基本の4ステップについて紹介します。

  1. まずはプロフィールを設定しよう
  2. 魅力的な写真を投稿しよう
  3. 学びや共感を与えられるようなキャプションを書こう
  4. 定期的に投稿することでファンを増やそう

1.まずはプロフィールを設定しよう

わかりやすいプロフィール文章と写真を設定することで、ユーザーはいいねをつけやすくなります。プロフィール写真には企業のロゴやキャラクター、商品を設定しましょう。また、企業や自社の商品情報・説明、概要文、URLなどを載せてプロフィール欄を充実させると効果的なプロフィールを作れます。

2.魅力的な写真を投稿しよう

インスタグラムでたくさんのいいねを獲得するには、ユーザーの興味を惹く魅力的な写真を投稿する必要があります。角度や照明にこだわって撮影を行い、フィルターや文字入れの加工をするなど、工夫を凝らしながらビジュアルにこだわった投稿を行いましょう。

写真撮影に自信がない場合は、プロのカメラマンに写真を撮影してもらう方法もあります。

3.学びや共感を与えられるようなキャプションを書こう

インスタグラムは写真がメインであるという印象が強いかもしれませんが、ユーザーは写真だけではなく、キャプションにも興味を持っています。特に、ユーザーが学びや共感を得られるようなキャプションを書くといいねの数を増やして注目してもらうことができます。

例えば「泡洗顔を使ってみた」だけではなく「泡洗顔料で、手間をかけずにフワフワの泡で顔を洗えた。洗い上がりはモチモチに」など、読み手にメリットがあるキャプションを書くことで、ユーザーから学びや共感を得られやすくなります。

また、キャプションにはハッシュタグをつけられます。しかし、ハッシュタグも多くつけすぎてしまうと「ハッシュタグ検索」にヒットしなくなるというデメリットがあります。その理由として考えられるのが、ハッシュタグはインスタグラム側がどんな写真であるのかを認知するために作られた機能だからです。

ハッシュタグの適切な数は5~6個であるといわれていますので、それを目安に作成しましょう。また、投稿写真と関係ないハッシュタグはつけないようにすることもひとつのコツです。

4.定期的に投稿することでファンを増やそう

どれだけ魅力的な写真を投稿したとしても、なかなか更新されないと、ファンが離れてしまい、いいねの数も減ってしまいます。定期的に投稿を更新することによって、フォロワー離れを防ぎ、さらに自社のファンを増やせるのです。

特にストーリーズは、1日1回は更新したほうがいいとされています。通常のフィード投稿が、タイムライン形式に新しい情報がどんどん上に更新されていくのとは異なり、ストーリーズはプロフィール欄にいつまでもとどめておくことができるためです。

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「いいね」が少ない場合の3つの対処法

スマホを見て顎に手を当てる人

この章では、基本のステップをクリアしているのにもかかわらず、いいねの数が少ない場合の対処法を3つ紹介します。

  1. ターゲットと運用目的を見直そう
  2. 投稿スタイルを変えてみるのもひとつの方法
  3. フィード投稿は連投しないようにしよう

ターゲットやインスタグラムを運用する目的を見直し、投稿スタイルを変えてみるのも有効的でしょう。フィード投稿に写真を連投しすぎてしまうとユーザーから「しつこい」と思われてしまうこともあるので注意が必要です。それでは、対処法を確認していきましょう。

1.ターゲットと運用目的を見直そう

いいねの数で伸び悩んでいる場合は、ターゲットやインスタグラムを運用する目的を見直すようにしましょう。ターゲットと運用目的が不明確で目的とズレている場合はユーザーの心に響かず、共感してもらえることが難しくなってしまうのです。

2.投稿スタイルを変えてみるのもひとつの方法

思っていたようにいいねが増えない場合は、写真のスタイルや投稿内容がユーザーの興味を惹かないことが考えられます。加工や文字入れをして写真を魅力的に加工しているかを今一度確認してみましょう。また、現在の投稿がユーザーにはまっていない場合は、投稿スタイルを180度変えてみるのもひとつの手です。

3.フィード投稿は連投しないようにしよう

フィード投稿を1日に何度も連投するなど、投稿頻度を増やしすぎると逆効果になります。タイムラインが埋め尽くされてしまい、ユーザーが不快な気持ちになってフォーローを解除してしまうことも考えられるのです。インスタグラムの最適な更新頻度は、2~3日に1回までとされています。

頻度を定めて、定期的に投稿するようにしましょう。ほどよい期間を設けることで質のいい情報を集められ、アカウントのクオリティを上げることができます。

インスタグラムの運用の悩みはプロに相談しよう

インスタグラムの運用でお悩みの場合は、プロに相談することも有効的な手段です。この章では、インスタグラムの運用を得意としているフリーランスのパッケージを紹介します。

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インスタグラムの「いいね」を上手に活用して自社のファンを増やそう

インスタグラムのいいねの使い方やビジネス向け活用方法についてご紹介しました。いいねは自社のファンを増やす有効的なツールです。販促活動に大いに活かして、自社の売り上げに貢献しましょう。

また、インスタグラムを上手に活用してみたいと検討している方は、プロに相談してみるのもひとつの手段です。検討してみてはいかがでしょうか?

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