インスタグラム集客のポイントはどこ?差がつく運用方針を解説

インスタグラム(Instagram)で集客できているアカウントと集客できていないアカウントの違いはどこにあるのでしょうか。

ユーザーにとって魅力的な企業アカウントとは、有益だと思える情報であり、ただ画像を見れればいいわけではありません。つまりインスタの集客では、「誰に」「何を」「どのように」発信していくアカウントなのかというコンセプトづくりと、最終ゴールに導くまでの運用方針をあらかじめ明確にしておく必要があるのです。

本記事では、インスタで集客するために知っておくべきインスタの魅力と強み、集客に必要なポイント、フォロワーを増やすコツから効果抜群のキャンペーンの構築方法について解説します。

インスタの魅力と強み

多くの利用者に親しまれているインスタグラムですが、実は企業にとっても、無視できないツールとなり始めています。インスタを運用していく時には、インスタの特徴を理解して運用方針を決めていくことが重要です。

ここでは、インスタの魅力と強みを3つ解説していきます。

  1. インスタの特徴
  2. 自社の魅力を伝えるツール
  3. 企業アカウントにとってのインスタの強み

1. インスタの特徴を理解する

インスタは、写真や動画を通じてコミュニケーションを行うSNSのことです。TwitterやFacebookといった他のSNSよりも画像や動画の比重が高くなっています。また、インスタには、拡散しにくいという特徴があります。

インスタでは、フォローしている人以外の投稿がほとんどユーザーのフィードに表示されません。もし他人の投稿を見たい場合は、ハッシュタグを辿って投稿を探していくのが一般的です。そのためインスタの運用では、ハッシュタグに気を配る必要があります。

一方、インスタの投稿が拡散しにくいとデメリットのように感じられることがあるかもしれません。しかしインスタの場合、一度アカウントがフォローされると、フォローを外されない限りユーザーのフィードに投稿が流れる可能性が高まるのです。

2. インスタは自社の魅力を伝えるツール

時代の変化と共に効果的な宣伝方法も変化してきています。企業がインスタを使う意味は、インスタが自社メディアであるという点です。

自社メディアというと、Webサイトをイメージされる方が多いでしょう。しかし、自社で「投稿内容が管理できる」「自社の魅力を画像や動画、言葉によって直接訴求できる」点でみると、インスタはWebサイトに匹敵する影響力があるのです。

一昔前は、宣伝方法は限られていました。テレビやラジオのCM、街頭ポスターやDMなどで効果的に宣伝を行うためには、多くの人の目に付きやすい場所で実施しなければなりません。

加えて、インスタなどのSNSは多くの人が利用しているうえに、基本的に無料で利用できます。マスメディアで広告を出すのに比べて、大幅に費用を抑えた運用が可能です。「自社をどのような形で知ってもらうのか?」を考えて運用していくことで、効果的な宣伝が可能になります。

3. 企業アカウントにおけるインスタの強み

企業にとって、インスタは自社メディアの1つです。つまり、ユーザーにどのような企業だと思われたいのかを考えることで、どのような投稿を行えばよいのかがわかります。

例えば「顧客にどのように見られたいのか?」「どのような企業イメージを持ってもらいたいのか?」といった視点でブランディングを含めて明確にしていくことで、発信すべきことが明確になるでしょう。

企業アカウントにとってインスタの強みはここにあるのです。目的が明確になればなるほど、そこに到達するまでの道筋も明確になります。

インスタの運用を開始する前には、ブランディングや訴求したい商品やサービスを含め、ユーザーに抱いてもらいたい自社の企業イメージを考えるようにしましょう。

インスタ集客に必要な3つのポイント

企業にとって心強い味方となるインスタですが、問題はインスタを使ってどのように集客するのか?という点にあります。インスタの特徴で触れたとおり、インスタは拡散されにくいという性質があります。そのため、多くのユーザーを集客してフォローしてもらわなければいけません。ここで考えなければいけないのが、集客するための方法です。

ここでは、インスタの集客に必要な3つのポイントを解説します。

  1. 目的の明確化
  2. ユーザーとの双方向のコミュニケーションを重視
  3. ストーリーを持たせる

1. 目的の明確化

企業アカウントの中には、フォロワー数がゴールになっているケースがあります。しかし、本来の目的はフォロワー数を増やすことではなく、多くの場合は売上増加や新規顧客の獲得にあるはずです。

今後の運用方針をしっかりと作りこむために、目的は、もう少し具体的に設定する必要があります。もし、目的を明確にするイメージが掴めなければ、次のような目的設定を参考にしてください。

「新規に立ち上げたECサイトへの流入をインスタで増やして、新規顧客と売上の増加を目指していきたい」

上の目標であれば、サイト訪問者を増やしたあとで目指したい内容が、「新規顧客の獲得」と「売上の増加」のふたつであることが明確になっています。

具体的な目的を設定できれば、運用方針はもちろん、どのような投稿をしていくべきかが見えるようになり、途中経過を数値化することも可能になります。数値化するメリットは小さくありません。なぜなら、目的の達成率が分かるようになり、PDCAサイクルを回しやすくなるからです。

2. ユーザーとの双方向コミュニケーションを重視

SNSはコミュニケーションツールです。インスタの場合、企業アカウントであっても情報の一方通行にならないように注意しなければいけません。

例えば、サイトへの流入を増やしたいという目的を設定した場合、インスタにサイト誘導だけを目的とした画像や商品ばかりを投稿してはいけません。インスタでは一方通行の広告のような投稿は避けるべきでしょう。

インスタを運用する時に絶対に忘れてはいけないことは、インスタを含む全てのSNSがコミュニケーションツールだということです。だからこそ、インスタの運用担当者はユーザーとの交流を大切に考えて運用していく必要があります。

このときのポイントは、自分も楽しむことです。コメントがあれば、返信は迅速に行い、いいねを積極的につけて、関連アカウントはフォローしていきましょう。楽しみながら運用していくことで、交流を深めていきます。このような行動の結果、ファンが増えていくのです。

3. ストーリーを持たせる

人は物語に惹かれる傾向があるため、インスタの投稿にもストーリーを持たせるとユーザーからの共感が高められます。企業にはいろいろなストーリーがあります。

商品を紹介する際には、ただ商品の画像と説明文だけでなく、開発秘話や、開発までの過程を盛り込むことでストーリー性を持たせることができます。SNSでは、伝え方を工夫することで思わぬ反響を得ることも可能です。

反響が大きくなった結果、商品が売れだすということも珍しくないので、伝え方を工夫するようにしましょう。例えば、新商品の画像を投稿する際には、商品開発までの過程を紹介していくのも1つの方法です。

試作品の投稿からはじめ、徐々に完成品にたどり着く過程を紹介していけば、目の前の新商品が誕生するまでの物語をユーザーに見てもらえます。物語性を持たせることで、新商品に込めた想いを伝えやすくなるはずです。

フォロワーを増やす3つのポイント

先述の通り、企業にとってインスタ運用の最終ゴールはフォロワー数の増加の先にある売上増加や新規顧客の獲得です。

そこで、まずは情報を届けられる人数であるフォロワー数を増やす3つのポイントを紹介します。

  1. ゴールまでの地図を描く
  2. ユーザー目線を忘れない
  3. 自社だから発信できる情報を探す

1. ゴールまでの地図を描く

ゴールまでの地図を描くことで得られる効果は小さくありません。これは、先程も紹介したインスタを投稿する目的の明確化とストーリーを持たせるという話にもつながります。一方的な広告によって人は簡単に動かないという事実からもご理解いただけるはずです。

ユーザーの行動を促すために不可欠なのが共感です。自社が発信している想いに共感してくれることで、初めてユーザーは自然に自分の意思で行動してくれるようになるのです。だからこそ、情報を発信する企業側が共感までの地図を描いて投稿していく必要があります。

新商品が開発されたときに、商品の詳細やユーザーが得られるメリットを説明する画像や動画を投稿する企業は多いでしょう。しかし、せっかく情報発信するのであれば、より深く踏み込んだ情報を発信していくことで共感を得られる可能性が高まります。

ユーザーに商品が発売されるまでの家庭や魅力、試行錯誤などのストーリーが伝えられると、発売前から商品を身近に感じられるようになるのです。加えて、開発途中からユーザーといいねやコメントでコミュニケーションを図った結果、親密度が高まるだけでなく思わぬ発見が得られる可能性も高まります。

2. ユーザー目線を忘れない

インスタの集客では、ユーザー目線を忘れてはいけません。例えば、空を見た時にきれいな虹がかかっていて、その画像がアップされていたとします。

もちろん、その画像を見てきれいだと感じた人がコメントしてくれる可能性もあるのですが、この画像に「〇〇県の空にはきれいな虹がかかっています。皆様がお住まいの地域はどのような空模様ですか?」といった文章をコメントとして添えることで、返信しやすい環境を作ることが可能です。

ここだけを見ると、企業アカウントとして効果がない投稿だと感じる方もいるかもしれません。しかし、最終目的だけを目指していてもフォロワーはなかなか増えません。なぜなら、フォロワーが増えるまでには、ユーザーとのコミュニケーションは不可欠だからです。

寄り道に感じるかもしれませんが、ユーザー目線という点を重視すれば、フォローしやすい投稿には意味があります。フォロワー数の増加はコミュニケーションの活性化によって得られる結果なのです。この点を意識するようにしましょう。

3. 自社だから発信できる内容を探す

インスタ運用において大きな武器は、自社だから発信できる内容です。例えば、印刷会社で働く人にとって印刷機は日常の風景かもしれません。しかし、印刷会社で働かない人にとっては、未知の世界となります。つまり、ユーザーが興味を持つ可能性があるということです。

そうした驚きはユーザーにとって1つの楽しみとなるので、フォローされやすい環境を作ることにつながります。

集客できない3つの理由

インスタ運用において、フォロワー数が増えないと悩んでいる企業は多いでしょう。フォロワー数が増えないアカウントには共通している3つの理由があります。

  1. 自社の商品やサービスだけを紹介している
  2. 運用体制が整っていない
  3. 投稿に統一性がない

1. 自社の商品やサービスだけを紹介している

大前提として、ユーザーにとってインスタの広告は邪魔なものです。ユーザーは大切な時間を、広告を見るために使っているわけではなく楽しむために利用しています。

しかし、自社の商品やサービスばかりを投稿していては、せっかくインスタを運用しても意味がありません。意味がないどころか、場合によっては嫌がられてしまう可能性もあるのです。これを回避するためには、ユーザー目線に立ち、ユーザーに役立つ、興味を持ってもらえるなどの視点で投稿内容を確認する必要があります。

2. 運用体制が整っていない

SNS運用は、ある程度の時間と労力が必要です。そのため、人や時間に余裕をもたせた運用体制が大切になります。運用体制が整わなければ、投稿頻度や投稿に一貫性が持てない状態が続き、どのようなアカウントか分からなくなるからです。

もし通常業務が忙しく、人的ソースを割けない場合は、外部委託という選択肢もあります。現在、フリーランスの方でもSNSの運用代行を行っている方が増えてきました。委託のしかたはさまざまで、全てを依頼することや自社の担当者とフリーランスとでインスタの運用を分業することも可能です。

例えば、運用方針と目的だけ社内で決め、それに合わせた運用代行を委託する方法があります。また、画像だけを社内で用意し、コメントやユーザーとの交流を委託することも可能です。予算や社内の状況に合わせて分業体制を選択する余地があるといえます。

3. 投稿に統一性がない

企業がインスタを運用する時には、統一感も大切です。個人アカウントのように何でも気軽に投稿していくと、収拾がつかなくなってしまいます。個人のアカウントであれば投稿内容は何でも構いませんが、企業には達成すべき目的があります。インスタの運用では、思いつくままに投稿しないようにする配慮が必要です。

投稿に統一感がなければ、そもそも何のアカウントか分からなくなります。そのようなアカウントを、ユーザーが興味を持ってわざわざ見ようとは思いません。企業アカウントとしての目的がある以上、ある程度の統一感が必要です。運用開始前には文体を含め、投稿内容の体裁を決めておきましょう。

拡散力を味方につけるキャンペーンとは?

インスタは、使い方を工夫することで情報の拡散が目指せます。その方法の1つがキャンペーンの開催です。

しかし、キャンペーンはただ実施すればいいというものではありません。場当たり的なキャンペーンでは、大した効果が得られずに、時間とコストだけを浪費してしまう可能性が高くなります。そのような事態を避けるためにも、キャンペーンを行う際には以下について知っておきましょう。

  1. キャンペーンのメリット
  2. キャンペーンを開催する時の注意点
  3. 楽しめる参加型のキャンペーン

1. キャンペーンのメリット

企業がインスタ上でキャンペーンを開催する最も大きなメリットは、フォロワー数の増加が見込める点です。自社商品を景品としたキャンペーンを開催し、ユーザーにフォローしてもらうと、普段よりも多くの人に興味を持ってもらうことができます。

ユーザーが参加したくなるようなキャンペーンを開催することでフォロワーの獲得を目指しましょう。例えば、そこでしか手に入らない自社商品を景品とするのも1つの方法です。そこでしか手に入らない希少性によって、ユーザーから注目されるだけでなく、興味を持ってもらえる可能性も高まります。

キャンペーンを開催するのであれば、いつも同じ自社商品を景品ではなく多くの人に注目してもらいやすい景品を準備しましょう。驚きや新鮮味をユーザーに提供することで、フォロワー数の増加だけでなく話題性を持たせることが可能です。

2. キャンペーンを開催する時の注意点

キャンペーンを実施する際は以下に注意が必要です。

同じキャンペーンを連発しない

キャンペーンを行う際は、似たようなキャンペーンを連発しないように注意しましょう。もし似たようなキャンペーンをかなりの頻度で繰り返している企業アカウントを見た場合、ユーザーには企業がインスタを運営する目的が透けて見えているかもしれません。

「フォロワーの増加を目指してキャンペーンを連発している企業だ」とユーザーに思われてしまうと、アカウントに対する好感度が下がります。これを避けるためにも、安易なキャンペーン開催は避けなければいけません。

似たようなキャンペーンを連発していると、宣伝色が強い印象を与え、結果的にユーザーに、その他大勢の企業アカウントと同じだという認識を与え、興味を失われてしまう可能性が高まります。

キャンペーンを繰り返す意味がないどころか逆効果にならないよう、キャンペーンの内容と頻度には気を配りましょう。

ガイドラインを確認する

インスタでキャンペーンを行う際は、コミュニティガイドライン違反にならないように規定を確認しておきましょう。インスタ上でキャンペーンは認められていますが、賞品に「現金や金券」は設定できません。また、ガイドラインには賞品提供が「見返り」にならないようにという項目もあります。

ただし、どんな商品提供が見返りにあたらないかという部分は解釈によって違いがでてくる部分です。判断に迷った時は、これまでに行われてきた過去のキャンペーンを参考にしてみましょう。

3. 楽しめる参加型のキャンペーン

これまでインスタ上では、多くの企業によって独自のキャンペーンが開催されてきました。ユーザーが楽しめる参加型のキャンペーンの成功率は高い傾向があります。

もちろん、キャンペーンの内容も大切ですが、多くの人が参加することで、拡散力を発揮できる点は見逃せません。拡散力が弱いと言われているインスタですが、参加型のキャンペーンを開催することで拡散力の弱さを補うことができます。

例えば、ハーゲンダッツが過去に行ったキャンペーンは、多くの参加者によって盛り上がりました。キャンペーンの内容は、「『ひと夏分のハーゲンダッツ』のハッシュタグを付けて画像を投稿した人の中から、毎日1名様に自社商品をプレゼント」するというものです。

参加者の中には、独自の食べ方や楽しみ方を投稿した人が多数いたので、それらを多くの人に知ってもらう機会となりました。結果的に投稿数は3,000を超え、多くのユーザーから反響を得ました。新しい食べ方や楽しみ方をユーザー同士で共有して楽しむという環境を作り出せたキャンペーンの例だといえます。

このように、多くのユーザーが楽しみながら参加できるキャンペーンは副産物を生み出す可能性もあります。自社だからこそできるキャンペーンを開催できればフォロワー獲得以上の成果を手に入れられるはずです。

運用代行という選択肢もある

ランサーズを利用すれば、拡大し続ける市場でノウハウを蓄積しているプロの力を借りることが可能です。例えばパッケージは、定額で依頼できるため予算を越えてしまうリスクが減らせます。社内の人手が不足していると感じている場合には、運用代行も検討してみてください。

目的に合わせた運用代行が可能

しまだゆうさんのSNS運用代行のパッケージ

目的に合わせた運用代行を行ってくれるパッケージです。SNSの運用目的と運用方針だけを設定して外部委託できます。

パッケージの内容を詳しくみる

短期の運用代行トライアルが可能

YUMITA KEISUKEさんのSNS運用代行のパッケージ

インスタの運用代行には、まずは気軽に試せるように5日間のお試し価格で依頼できるパッケージもあります。

パッケージの内容を詳しくみる

フォロワーが増えない悩みを解決

けいごさんのSNS運用代行のパッケージ

「まずはフォロワーを増やしたい」という場合には、集客にポイントを絞ったパッケージも利用できます。

パッケージの内容を詳しくみる

コミュニケーションを通じてファンと売上を増やそう

手軽に画像や動画を投稿できるインスタは、文章や説明では伝わらない商品やサービスを手軽に見てもらえる可能性が高まるため、企業にとって大きな武器になります。しかし、拡散性の低さについては注意が必要です。効果的に情報を発信するには、いかにインスタで集客するのかが大切になります。

インスタで集客するためには、最終ゴールを含めた運用コンセプトの作成とユーザーに興味を持ってもらい楽しんでもらうための運用方針が必要です。一方、継続的にユーザーから共感を得るためには、企業側も楽しむという姿勢を大切にしましょう。

この点を無視してしまうと、いつまで経っても一方通行の投稿になってしまい、結果的に目的を達成することが難しくなってしまいます。

どのようなツールにも、それぞれの強みがあり、その強みを活かすことで最大の効果を発揮できます。コミュニケーションツールであるインスタの強みの強みを活かし、ファンの獲得を目指していきましょう。