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インスタの自動いいねが危険な理由!いいねに頼らない運用のコツは?

インスタグラム(Instagram)でユーザーの投稿にいいねを行うことは、サービスの認知やアカウントのフォローにつながるために重要です。しかし、ユーザーの投稿にいいねを手作業で行うことは非効率な作業で「できれば自動でいいねできる仕組みをつくりたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

自動いいねツールを使えば、1日に決まった回数のいいねを自動で行えます。ただし自動のいいねはアカウント運用の妨げになる可能性があり、その危険性を知った上で導入しなければ、最悪の場合はアカウントが凍結されてしまいます。

本記事は、インスタの自動いいねツールの危険性や、自動のいいねに頼らないインスタ運用について解説していきます。

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【運用時の落とし穴!】インスタの自動いいねが危険な2つの理由

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インスタの自動いいねツールとは、ユーザーに代わって自動でいいねを行ってくれるツールです。インスタグラムのいいねを押す業務を自動化できるので、業務工数を削減できます。

インスタグラムは、投稿やストーリーズにいいねされると通知される仕組みになっています。いいねの通知によりいいねをした側のアカウント情報が表示されます。表示されたユーザーが気になるアカウントであればフォローする、という流れが生まれます。この一連の流れを自動化できるのが、インスタの自動いいねツールです。

しかし、インスタの自動いいねは、以下のような2つの危険もはらんでいます。

  1. 機能が一時停止される可能性がある
  2. インスタアカウントが凍結される可能性がある

次項では、インスタの自動いいねが危険な理由について詳しく解説します。

1. 機能が一時停止される可能性がある

インスタの自動いいねで大量の投稿にいいねを行なっている場合には、「機能の一時停止」という文言とともに、いいねやフォローなどの機能が一時的に利用できなくなる可能性があります。そもそも、インスタグラムでは、自動ツールを使ったいいねやフォローは規約で禁止されています。

以下は、インスタグラム公式のコミュニティガイドラインにある規約の引用です。

「いいね!」、フォロー、シェアを人為的に集めたり、同じコメントやコンテンツを繰り返し投稿したり、利用者の同意を得ずに商業目的で繰り返し連絡したりしないでください。スパムのない環境を維持しましょう。「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、金銭や金券などのプレゼントを申し出たりしないでください。誤解を招く偽のユーザーレビューや評価の提供、勧誘、取引に関与したり、これらの行為を促進、奨励、助長、承認したりするようなコンテンツを投稿しないでください。引用:インスタグラム「コミュニティガイドライン」より

インスタアカウントの機能が一時停止されるということは、コミュニティガイドラインに違反している可能性があります。時間が経てば機能制限は解除されることが多いようですが、「これ以上不正な行動をしていると、アカウントの運用をできなくする」という警告にも捉えられます。

2. インスタアカウントが凍結される可能性がある

インスタで自動いいねを行うツールを利用し続けると、不正なアクションとして認識され、アカウントが凍結されてしまう可能性があります。前述した通り、インスタグラムでは不正にいいねやフォローなどのアクションを行うことは禁止されています。

アカウントが凍結されてしまうと、ログインできなくなります。新しいアカウントを作成したとしても、過去の投稿と同様のコンテンツは再投稿することが難しくなります。

インスタの手動いいねと自動いいねの違い

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インスタの自動いいねだけが、フォロワーを集める手段ではありません。インスタグラムはコンテンツが資産として溜まっていくSNSです。アカウント数を伸ばすためには、効率的な運用も大切ですが、ユーザーに検索・表示され続けなければ、リーチ数やフォロワー増加は見込めません。

インスタ運用は、自動いいねを使わずに運用する方が、凍結のリスクなくアカウントを成長させられるのでおすすめです。とはいえ、いいねを軸としたフォロワー増加戦略や自動いいねを活用したアカウント運用の効率化を目指したいという方もいるでしょう。

以下では、手動いいねと自動いいねの違いを紹介します。

  1. アカウントの健全性を保つなら手動でいいねを実施する
  2. アカウント凍結のリスクを抱えてでも自動化したいならツールを使う

次項では、手動いいねと自動いいねの使い分け方について説明します。

1. アカウントの健全性を保つなら手動でいいねを実施する

アカウントの健全性を保つなら、手動いいねを行いましょう。ただし、手動でいいねする場合でも1日に数千件のいいねを短時間で行った場合は「不正なアクション」として検知され、一部機能が停止される可能性があります。

いいね数の上限については公式の規約にも記載されておらず、「急に投稿にいいねができなくなった」という症状が現れます。いいねをしすぎると「機能の一時停止がある」ことを理解しておきましょう。

2. アカウント凍結のリスクを許容した上で自動化したいならツールを使う

アカウント凍結リスクを許容した上で、インスタのいいねを押す業務を効率化したいなら、ツールを利用しましょう。自動いいねツールは、キーワードやハッシュタグを選ぶことで、対象のキーワードが含まれた投稿に自動でいいねを押すツールです。

前述した通り、インスタグラムでは自動いいねが公式に禁止されており、自動いいねが発覚した場合はアカウントを凍結される恐れがあります。自動いいねツールは業務効率化につながりますが、凍結リスクがあります。あくまでも自己責任でツールの利用を検討してください。

自動いいねと相性がいいのは再現性の高い運用を行なっているインスタアカウント

ノートPCとスマホ

自動いいねと相性がいいのは、再現性の高い運用を行なっているアカウントです。投稿作成マニュアルや投稿したコンテンツをバックアップしているなど、凍結されても同じようなアカウントを作成できる運用を行なっているアカウントは相性がいいでしょう。

逆に、コンテンツを保存する流れが整っていない属人性が高いアカウントは、運用アカウントが凍結されてしまうと蓄積してきたコンテンツも削除されます。アカウントが凍結されても、新規アカウントを作成して再スタートできるのであれば自動いいねツールを使って効率化するのも一つの手です。

凍結のリスクは抱え続けることになるので、あくまでも自己責任で導入を検討してください。

インスタの自動いいねツールの選び方

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インスタの自動いいねツールには、凍結事例がないことを強みにしているツールや、費用がとにかく安いツールなど、さまざまな種類があります。インスタ自動いいねを使う際は、「アカウントの凍結」に注意しなければなりません。インスタグラムのいいね業務を効率化できたとしても、アカウントが凍結されて使えなくなってしまっては、ツールを導入する意味がありません。

インスタの自動いいねツール選定時のポイントは、以下の3つです。

  1. 凍結事例のないツールを選ぶ
  2. 2019年7月のアップデートに対応しているツールを選ぶ
  3. サポート体制・管理体制の充実度を考慮する

次項で詳しく説明します。自動いいねツールを選ぶ際の参考にしてください。

1. 凍結事例のないツールを選ぶ

インスタの自動いいねツールはさまざまですが、アカウントが凍結された情報がないツールを選択しましょう。自動いいねの一番のリスクはインスタグラムの規約違反による「アカウントの凍結」です。必ず凍結した事例のないツールを選びましょう。

2. 2019年7月のアップデートに対応しているツールを選ぶ

インスタの自動いいねツールを選ぶ際は「2019年7月のアップデートに対応済」であることを確認しておきましょう。

インスタグラムでは2019年7月に行われたアップデートにより、1時間で何回いいねやフォローを行ったかを検知し、不正なアクションと判断した場合にべナルティを与える「アクション上限回数」が設けられました。アクション上限回数を超えた場合はアカウントの一部機能停止や削除、凍結の対象となります。

2019年7月以前で更新が止まっているツールは、アップデートに対応していない可能性があります。ツールの公式サイトの更新履歴を確認し、2019年7月以前で更新が止まっているかどうかを確認しましょう。

3. サポート体制・管理体制の充実度を考慮する

サポート体制・管理体制の充実度を考慮して選ぶことも大切です。インスタの自動いいねツールには、いいねだけでなくフォロー増加につながる運用支援やコンサルティングもプランの中に含まれているものがあります。

購入や予約につながるLP作成サービスや店舗集客に役立つMEOサービスもあわせて受けられ、集客全般を改善できるサービスもあります。アカウントの凍結リスクを回避するために、手動で運用代行してくれるサービスもあります。

アカウントの運用状況を踏まえて、「いいねだけを代行したい」「いいねだけでなくインスタ運用のコンサルティングも依頼したい」など要望に合わせたサポート体制、管理体制のあるツールを選びましょう。

インスタのいいねを自動化できるツール3選

ここからはインスタの自動いいねツールを3つご紹介します。特徴やプラン、料金について参考にしてください。

本記事でご紹介するインスタの自動いいねツールは以下の3つです。

  1. Insta Try
  2. Mds
  3. ReF

いいね業務を自動化したい方は、以下で紹介するツールを参考にしてください、

1. Insta Try

Insta Try(インスタトライ)は、Facebook社認定の「Tplus株式会社」が運用する自動いいねツールです。いいねの代行は、AIを活用した自動化運用を行なっています。

専任のエンジニアがツールアップデートを行なっており、インスタアカウントの凍結対策は万全です。自動いいねツールの提供だけでなく「MEO対策」や「LP作成」といった、Webマーケティング全般の運用代行、コンサルティングを行なっています。

インスタグラムのアカウントだけでなく、集客やインスタグラム経由の売り上げを増やしたい方におすすめのツールです。

利用プラン利用料金プラン概要
通常プラン25,000円/月・自動いいね
・自動コメント
・自動フォロー
・自動アンフォロー
・電話および公式LINEによるフォロー
・プロカメラマンによる撮影
・GoogleバージョンアップによるLP内部更新
・月ごとのレポートミーティング
・インフルエンサー紹介
・プロマーケッターによる完全代行

Insta Tryの公式サイト

2. MDS

MDSは株式会社MDSが運営している、手動でいいね代行を行うサービスです。1番の強みはAIによる「見込み客ターゲティング」で、ファンになりやすいユーザーを絞り込み専任プランナーが手動でいいねやフォローをしてくれる点です。MDSの魅力は以下の2つです。

  • 凍結リスクが少ない
  • 込み客だけにアプローチをかけるため、アカウントを伸ばしやすい

MDSの上級プランでは、自動でいいねやフォローを行なってくれるだけでなく、DMの送信やフィードの投稿などの運用代行にも対応しています。また利用者限定で、プロのマーケター講師によって作成されたインスタ集客のノウハウ動画を視聴できます。

プロのマーケターのインスタノウハウを学べるため、サービス利用後も効率的な運用を目指したい方におすすめです。

利用プラン利用料金プラン概要
ベーシックプラン18,900円(税込)/月・手動アクション
・ターゲティング設定
・動画講座の受講
ターゲットプラン27,800円(税込)/月・手動アクション
・DM送付(1日5通まで)
・ターゲティング設定
・プランナー運用相談
・動画講座の受講
デザインプラン39,800円(税込)/月・無料プランの全機能
・ターゲットプランの内容すべて
・プロインフルエンサーの投稿代行
・投稿文章作成
・ハッシュタグ選定

MDSの公式サイト

3. ReF

ReF(レフ)は 株式会社ReFが運用する手動でいいねを行うサービスです。サービスの利用開始時に専任の担当者がつき、ターゲティングを行った上でいいねやフォローを手動で行なってくれます。

サポートも充実しており、メールでインスタ運用についての相談をすることも可能です。1か月単位で利用できるので、「自動いいねサービスを試してみたい」という方におすすめです。

利用プラン利用料金プラン概要
エントリープラン23,000円(税込)/月・手動アクション代行
・ターゲティング設定
・プランナーメール相談
プレミアムプラン55,000円(税込)/月・手動アクション代行
・ターゲティング設定
・プランナーメール相談
・週1回の投稿代行

ReFの公式サイト

インスタの自動いいねに頼らずにアカウントを伸ばす運用のコツ3選

インスタグラムには「発見タブ」という項目があり、ユーザーの興味度合いの高い投稿がランダムに表示されます。いいねに頼らずにアカウントを伸ばすコツは「自身のコンテンツを発見タブに表示させること」です。発見タブに自身のコンテンツを表示することができれば、ユーザーの投稿にいいねを押すよりも大量のリーチが見込めます。

リーチ数が増えることは、アカウントを知ってもらうきっかけになり、フォローをしてもらえる機会を作れます。自身のコンテンツが発見タブの上部に表示されれば、自動いいねとは比べものにならないほどのリーチ数を見込めます。自動いいねはアクションを行った時のみ効果がありますが、発見タブは表示され続ける限り効果が持続します。

インスタの自動いいねに頼らずにアカウントを伸ばす運用のコツは、以下の3つです。

  1. 保存数を増やす投稿を心がける
  2. 定期的にコンテンツを投稿する
  3. フォローを促しやすいプロフィールを設定する

インスタアカウントの運用に悩んでいる方は、参考にしてください。

1. 保存数を増やす投稿を心がける

発見タブに表示される重要指標としては、保存数が挙げられます。インスタグラムではユーザーが見返したい投稿を自由に保存できる機能があり、この保存数が発見タブの表示に大きく関わってくるのです。

保存数を増やす投稿を行うことで、インスタの発見タブに表示されやすくなり、たくさんのユーザーにリーチできます。発見タブに表示されれば、多くのユーザーの目に留まることになります。

保存数を増やしやすい投稿には、以下のポイントがあります。

  • 何度も見返したくなる情報・画像(ヘアアレンジ・料理のレシピなど)
  • きれいな風景やかわいい画像などの目の保養になるもの
  • 真似したくなる情報(ファッション・インテリア・ビジネスなど)

インスタユーザーの保存数を増やす投稿を作成し、発見タブへの表示を目指しましょう。

2. 定期的にコンテンツを投稿する

定期的にコンテンツを投稿することも大切です。アカウントに興味を持ってもらっても「このアカウントは30日以上更新がないからフォローしても利益がない」などと判断され、フォローしてもらうチャンスを逃してしまいます。

いくらリーチが増えたとしても、更新されていないアカウントはフォローの対象になりません。最低でも週に1回はコンテンツを投稿するようにしましょう。

また、質のいい投稿をし続けることで、発見タブに表示される確率も高くなります。投稿する際には前述した「保存されやすい投稿」やユーザーのためになる情報を盛り込んだ投稿を心がけましょう。

3. フォローを促しやすいプロフィールを設定する

アカウントのフォロワー数やエンゲージメントを伸ばすためには、フォローを促しやすいプロフィールを設定することも大切です。ユーザーはフォローする前に「何を発信しているアカウントなのか?」「自分にとって利益があるのか」を確認した上でフォローするかどうかを判断しています。

何について発信しているかわからないプロフィールだと、アカウントを認知してもらってもフォローにつながりません。フォローを促すプロフィールを作成するために、以下の2つを意識しましょう。

  • プロフィールは3〜5行でアカウントの詳細を簡単に説明する
  • 投稿に統一性を持たせる

インスタグラムでは、統一性があるアカウントや綺麗な写真を使っているアカウントが人気です。「どんなアカウントか」「どんな投稿をしているか」がパッと見ただけでわかれば、フォローにつながりやすいでしょう。

インスタの自動いいねを使うのはリスクを伴うが効果もある

本記事では、インスタの自動いいねについて解説しました。インスタの自動いいねサービスはいいねを押す工数を削減でき、ユーザーにアカウントをリーチできます。しかし、自動いいねはインスタグラムの規約で禁止されており、最悪の場合はアカウントを凍結されてしまう可能性があります。

リスクを承知の上で導入するのであれば問題ありませんが、アカウント凍結の仕組みはインスタグラムの運営会社や、実際に凍結経験のあるユーザーしか理解できていません。アカウント凍結などのリスクを抱えずにインスタアカウントのフォロワー数やエンゲージメントを伸ばしたい場合は、インスタグラム運用のプロに相談してみるのがおすすめです。

まずはインスタグラムの運用に詳しいエキスパートに相談してから、自動いいねツールの導入などを検討してみてはいかがでしょうか。ランサーズには、インスタグラム運用のプロが在籍しており、アカウントの運用代行やコンサルティング、運用に関するアドバイスを受けられます。

インスタの運用代行や運用に関する相談を検討する際は、ぜひ一度問い合わせてみてください。

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