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地域広告会社がホームページ改善に踏み出した理由。外部プロ人材との協働で見えてきた自社の魅力とは

ホームページに課題を感じている。けれど、優先すべき業務が多く、なかなか手が回らない――そんな企業も多いのではないでしょうか。

沼津にある株式会社沼広の代表取締役社長、勝又 寛治さんも既存のホームページに課題を感じながらも、なかなか改善に踏み出せずにいたと言います。

そんな中、外部プロ人材に依頼するきっかけとなったのが、静岡県の補助金制度です。

プロジェクトでは、単に制作を依頼するだけでなく、「どのような言葉が伝えられるのか」を一緒に考えながらページを作り上げていきました。
その過程で見えてきたのは、第三者の視点が入ることで自社だけでは気づきにくかった魅力を言葉にできるという価値でした。

外部プロ人材との協働はどう進み、その結果生まれた「第三者視点の価値」とは何だったのか。勝又さんに実際の取り組みについて詳しく伺いました。

【インタビュイー概要】
株式会社沼広
代表取締役社長 勝又 寛治 様
HP:https://numako.co.jp/
新設HP:https://numako.jp/

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必要と感じながら、後回しになっていたホームページの改善

——まず、御社の事業内容について教えてください。

静岡県東部・伊豆エリアを中心に、バスや鉄道の広告、Web広告などを扱っている会社です。地域密着の広告会社として、長年地域企業の情報発信を支援してきました。

最近は「広告をやりたいけれど、何をすればいいか分からない」といったご相談も増えています。交通広告だけでなくWeb広告なども含めて、どういう戦略でどんな広告を出していくのかというところから一緒に考えることを意識しています。

広告という“商品”を売る会社ではなく、課題解決のための提案を行う会社でありたいと考えています。第三者の視点が入ることで、企業の魅力を引き出せることが私たちの強みです。

——今回、リニューアルをご依頼されたホームページについては、以前から課題を感じていたそうですね。

そうですね。実は、ホームページが完成してすぐに「少し気になるな」と感じていました。

情報が統一されていないというか、それぞれの内容がバラバラに並んでいる印象があったんです。当時のサイトは情報を並べただけのような状態だったので、サイトを見た人が「この会社は何が強みなのか」「何をお願いできるのか」をパッと理解できるような構成にしたいと思っていました。

ホームページの中に点在している私たちの想いを整理して、ストーリーとして流れがある形にしたかったんです。

——そうした課題を感じていた中で、ホームページリニューアルを検討するきっかけがあったのでしょうか?

ちょうどその頃、ランサーズからご連絡をいただいたんです。そのときに、静岡県の外部プロ人材活用に対する補助金の存在も教えていただきました。

課題を感じていたとはいえまだ作って間もないときだったので、すぐに大きなリニューアルをするとはなかなか判断できませんでした。「ここでまた費用をかけて作り直すのか」と考えると、優先順位の高い課題とは言えません。会社として他に力を入れたいこともあります。「今は様子を見るしかない」と感じていた部分もありました。

ところが、静岡県の補助金制度を活用すれば費用の8割が補助される可能性があると知り、「それなら一度検討してみよう」という話になったんです。
それが、今回のホームページリニューアルにつながるきっかけになりました。

「この仕事に合う人かどうか」外部プロ人材活用で大切にしているポイント

——御社ではこれまでも外部プロ人材を活用されてきた経験があると伺いました。今までどのようなお仕事を依頼されていましたか?

はい、以前から外部の方にお仕事をお願いすることはありました。依頼内容は、主にサイト制作やロゴ制作です。デザインに関してはすでに内製化していますが、必要に応じて外部プロ人材を活用しています。

もともと外部プロ人材と仕事をすることに、不安や抵抗がなかったのも大きいです。
むしろ、丁寧にやり取りをすれば良いものができると思っているので、コミュニケーションはしっかり取るようにしています。

——外部プロ人材に依頼する際は、どのような点を見て判断されていますか?

その人にその仕事が本当に合うかどうか、ですね。私たちがお願いしたい内容に対して、正確な答えを出してもらえるかどうかは、慎重に判断するようにしています。

特に見るポイントは、これまでの実績です。どんな仕事をしてきたのかを見ると、その人の得意なテイストが分かります。例えばデザインでもしっとりした雰囲気なのか、シャープなデザインなのかといったニュアンスや得意分野が見えてきます。

そういった意味で、ランサーズのプロフィールや実績を見て判断することは多いですね。
判断材料がないと依頼するのは難しいので、これまでどんな仕事をしてきたのかが分かる情報はとても重要だと思っています。

「会社の魅力をどう伝えるか」協働で進めたホームページ制作

——今回のホームページ改善プロジェクトは、どのように進められたのでしょうか?

最初はオンラインではなく、ランサーさんが実際に関西から沼津まで来てくださって、直接お話をするところから始まりました。

まず既存のホームページを見ながら、「私たちがどこに課題を感じているか」「どんな形に改善したいか」を一緒に整理していったんです。

その中で、「サイトをすべて作り直すとなると予算的にも大きくなってしまうので、まずは別ページを設けてみませんか」という提案をいただきました。

——現在あるホームページに新しく別のページを設けるという提案だったのですね。

そうです。既存のホームページにはない、会社の強みや特徴をまとめたコンテンツとして、新しいページをホームページ内に作るという方向に決まりました。

ただ、プロジェクトを進めていく中で、システムの都合で同じホームページに追加することができないことがわかったんです。最終的には別サイトとして公開する形になりました。

形は違いますが、内容としては当初の構想に沿った形になったと思っています。

——プロジェクトを進める中で、大変だったことはありましたか?

あまり大変だったという印象はありません。
最初の段階で「こういう内容にしたほうが良いのではないか」といった具体的な提案をいただいていたので、方向性が分かりやすかったんです。

ランサーさんが最初にヒアリングしてくださり、その内容や方針をもとに叩き台を作っていただき、そこから細かい部分を調整していきました。

私としては、正直「特別に何かをした」という感覚はあまりありません。こちらの考えていた方向性と合っていたので特に大きな修正などもなく、全体としてはスムーズに進んだと感じています。

「今までとまったく違う視点」外部プロ人材活用がもたらす新しい価値

——今回新しく制作されたページの中で、勝又さんが特に気に入っている部分はありますか?

ページの最初に掲載されている「伊豆半島で御社の認知度を最大化する交通広告のパイオニア」というキャッチコピーが気に入っています。これはページを制作したランサーさんから提案していただいたものなんです。

自分たちの会社のことは分かっているつもりでも、こうして外部の視点で言葉にしてもらうと「ああ、確かにそういう見方もあるんだな」と改めて気づきました。

——他にも何か新しい視点や気づきはありましたか?

はい、「カーラッピング」の事業がそうです。既存のホームページではあまり大きく打ち出していませんでしたが、実際にはバスだけではなく、企業の方から営業車のラッピングもご依頼いただいています。今回ページを作る中で改めて整理してみて「確かに私たちの強みなんだ」と気づき、カーラッピング事業も取り上げました。

ページの最後にある「沼津で最初に交通広告に取り組んだ会社」というキャッチコピーも、今回のプロジェクトで気づいた視点です。難しい言葉は使っていないのに、こういう言い方や伝え方ができるんだと改めて気づく部分がありました。

————最後に、今回のご経験を踏まえて、外部プロ人材の活用に興味はあるものの迷っている企業へメッセージをいただけますか?

普段から付き合いのある会社や周囲の人と話をしていると、どうしても同じ視点になってしまうことが多いと思います。もちろんそれもとても大事なのですが、遠方の方やこれまで関わりのなかった人と話をしてみると、今までとは全く違う視点を指摘してもらえることがあります。

今回のホームページのリニューアルでも、カーラッピング事業や会社の歴史など、自分たちの強みを改めて言葉にすることができました。まさに、私たちの強みである「第三者の視点を取り入れることで、新たな魅力を見つけ出す」という大切さを、私たち自身が体験した取り組みになったと思っています。当社でも、地域企業の広告や集客の相談を受ける中で、これからも必要に応じて外部の専門人材と協力しながら取り組んでいきたいと改めて感じました。

単に業務を依頼したり、課題を解決したりするだけでなく、自社の価値を新しい視点で再発見するという意味で外部プロ人材の活用は会社にとっても有効な方法の一つだと思います。

【当記事制作を対応いただいたランサーさま紹介】

中村ことは様

▼ご対応いただいたランサーさまから
静岡県の外部人材活用事業にコーディネーターとして関わる中で、導入事例記事の執筆も担当いたしました。

印象的だったのは、「第三者の視点が入ることで、自社の強みを改めて発見できた」という勝又様のお言葉です。対話を重ねながら相手の魅力や想いを整理し、言葉にして届けることの大切さを改めて実感した取材となりました。

この記事が、外部人材の活用や自社の魅力の伝え方に悩む企業様にとって、新たな気づきや一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しく思います。

▼中村ことは様のプロフィール
https://www.lancers.jp/profile/kotoha-nakamura

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