プライベートの充実と好きな仕事の両立 − 佐藤氏

プライベートの充実と好きな仕事の両立 − 佐藤氏
「理想的な働き方」とは何だろうか。好きな仕事を続けながら、プライベートも充実させたいと願い、それを実現している人々がいる。今回は、デザイナーの佐藤氏に、その手段としてのフリーランスという働き方、クラウドソーシングの活用についてお話を伺った。
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クラウドソーシングを活用し、仕事とプライベートの理想のバランスを実現

フリーランスの働き方、その中で「時間の使い方」は生活スタイルに応じて、何通りも存在している。

企業で働く場合とは時間の使い方が異なるため、一見すると自由な時間が多いように捉えがちだが、働き方に合わせた「仕事」と「プライベート」のバランス調整はもちろん必要になる。

自分のスケジュール調整次第では、プライベートの時間や家族と過ごす時間を確保できる一方、安定した収入を得るには、仕事で実績を積んでいかなければならない。

そんな収入面に対する課題解決の選択肢の1つとして「クラウドソーシング」という新たな導線が現れ、いまやインターネットを通して仕事に挑戦できる時代になった。

「プライベートを充実させながら、これからも好きな仕事を続けていける方法を探していました。」と話す佐藤氏は、フリーランスの仕事を選択したことによって、理想の働き方が実現できたことを伝えてくれた。

デザイン関連の仕事で成果を重ねる同氏に、その働き方の秘訣について伺った。

プライベートを充実させたい、でも、好きな仕事も諦めない

―フリーランスとして働きだす経緯と、現在の状況を教えていただけますか?

現在はフリーランスのグラフィックデザイナーをしていますが、社会人当初はデザインとは異なる業界の企画部門に身を置き、自社の制作物に携わっていました。

その際、印刷会社やデザイナーと関わるなかで「自分自身でデザインしたい!」と強く思うようになったのです。そして、一度企業を離れ、学業を通してグラフィックデザインを学び、デザイナーとして再就職しました。その後、様々な経験を積ませていただき、フリーランスとして独立、現在に至ります。

私にとっての大きな転機は「結婚」であり、その時期は「自分がこれからどのように仕事をしていきたいか」を深々と考えたものです。デザインの世界に飛び込んで良かったと思える反面で、業界の忙しさや厳しさに触れ、「プライベートを充実させながら、これからも好きな仕事を続けていける方法がないのか」と道を模索している時、Lancersと出会いました。

―フリーランスの働き方は充実していますか?

フリーランスという働き方は、私には非常に合うようです。例えば、自分のスケジュール調整によって、プライベートの時間や家族と過ごす時間を持つことができます。納期次第では深夜までの作業もありますが、デザインをクライアント様に確認いただいている合間に家事を行う、というような両立の方法も見つけられます。

現在、精神面で理想の働き方が出来ていることを感じます。今後は積極的にスキルアップをはかり、収入面の安定性を確保しつつ、さまざまな仕事案件に挑戦していきたいと思っています。

喜びと責任を感じて取り組んだ仕事から自信を得る

―クラウドソーシングサイトを活用されてみていかがでしたか?

最初は「インターネット上で、制作物やお金のやりとりをして大丈夫だろうか?」と少し不安でした。ところが、Lancersでは、システム面や金銭面の管理(エスクロー/仮入金 等)がしっかりしていて、サービス利用を通して不安は徐々に消えていきました。

むしろ、何らかの不安なことや、万が一のトラブルがあってもランサーズ運営のサポートまで相談できるという安心感もあります。

クラウドソーシングの利用開始当初、まだ実績のなかった私は「依頼いただいた喜び」と「期待に沿えるものを作るための責任」を強く感じながら、仕事に向かいました。

そして、「納期、完成度ともに大満足。お勧めできるランサーの方です!」とクライアント様に仰っていただいたことが大変嬉しく、その後の自信にも繋がったことを覚えています。

佐藤氏のデザインがここで生まれている

(佐藤氏のデザインが生み出される仕事場)

その活用にあたり気を付けている点としましては、「クラウドソーシング」を通したお仕事では、ほとんどがメッセージによるコミュニケーションとなりますので、迅速なお返事と丁寧な説明を心がけています。

どのような仕事でも、当たり前のことですが「クライアント様に伝わっていない」状態をなくすためにデザインの意図やスケジュール等を詳しくお伝えしまして、コミュニケーション面での齟齬が発生しないように注力しております。

ひとつひとつのお仕事を丁寧に積み重ねることで、信頼関係が構築され、お互いに安心して仕事ができるものと感じています。

積極的なスキルアップでフリーランスの仕事を高めたい

―今後実現していきたい、お仕事の世界観をお聞かせいただけますか?

女性らしい柔らかいデザインやシンプルなデザインが現時点での得意領域です。今後は、インパクト重視のデザインや商品パッケージデザインの仕事も依頼いただけるよう、スキルアップの機会を積極的に取り入れています。

自分の可能性を今後さらに拡げていくために、デザイン関連の情報にアンテナを常に巡らせつつ、Webでの仕事割合を増やしていく上でDreamweaverやFireworks等の学習を進めている次第です。

―Lancersマガジン読者に向けて一言お願いします。

Lancersには本当に素晴らしいクリエイターの方々が多くいらっしゃって、時間を見つけては他の方々のポートフォリオや提案作品を拝見し、勉強させていただいています。

ただやみくもに自分流で制作に没頭するのではなく、他の方々が真剣にデザインに取り組む様子を垣間見ては、対外的な刺激を受け入れることを大切にしています。

今後も更なる高みを目指して、良い仕事、良いデザインを世の中に提供できるよう取り組んで参りますので、何卒よろしくお願いいたします。

ここまでお読みいただきましたこと、大変嬉しく思います。

ありがとうございました。

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